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後ろ髪を引かれながらも角館(かくのだて)をちょっと早めに切り上げたのは、今宵の宿を角館から少し離れたところにとっていたからです。それがこちらの“秋の宮温泉郷湯けむりの宿稲住(いなずみ)温泉”(秋田県湯沢市)さん。ふつうは角館からなら時間的にも乳頭(にゅうとう)温泉郷がベストだと思うのですが、地図を見て、秋田自動車道と有料道路を使えば秋の宮温泉郷まで1時間くらいで行けそうといつもののん気モードを発動(笑)、午後3時に角館を出発したのですが、実際は高速を下りてからの道中も長く、
ネタ提供ありがとうございます。Q.決心して手術をしたのに、後でとやかく言われてしょんぼりしています。ま、気にするなしゅーりょーに、したいところではありますが笑周囲に気を遣い、自分にも間違ったところがあったんじゃないか?と考えるのは何も悪いことばかりではなく場面によっては美点。その能力が必要とされることも多いです。きっと感じのいいマダムとして周囲の人に好かれていることでありましょう。でもでも気にしない自分でありたい!そんなあなたに私のとっておき
先日武者小路実篤はいい人、と書いたので、その流れで。1939(昭和14)年、円熟味の増した頃の作品。婚約中の純愛カップル。ところが女が突然死んでしまうという悲劇。韓流ドラマみたい。記憶喪失になったらドはまりだ。。。と独り言ちながら読んだ。미안해.나는한국을좋아한다.①最初の1/3:段々引かれ合う二人②真中の1/3:村岡の洋行と留守番する夏子の愛の手紙のやり取り③最後の1/3:夏子の死と村岡の死生観。村岡君は堅物でオクテな真面目くん。夏子は逆
父との長い確執から和解に至る過程が克明に記されているが、小説の構成(志賀は『コンポジッション』と云う)は、第一子の死、第二子の誕生、和解と3部構成になっている。舞台は志賀が住んでいた我孫子である。「我孫子市緑2丁目7番」に現存する。文豪の家って、こんなに小さいの?と意外に感じる。夫婦に赤児、女中・婆やがいて、この狭さ?志賀直哉邸跡(緑雁明緑地):我孫子市公式ウェブサイト(city.abiko.chiba.jp)すぐ近くに「白樺文学館」。我孫子市白樺文学館:我孫子市公式ウェブサイ
1919年、実篤34歳の作。既に文壇で確固たる地位を築いていた。男A、男Bは互いに尊敬し合う親友。女Cには、Aが先にプロポーズするが断られた。CはBが大好き。実はBもCが大好き。結局、BとCは結婚し、Aは泣きわめく。が、「仕事のうえで決闘しよう」と立ち上がる。親友同士が同じ女性に恋をするなんてのは、よくある話。ガンガン積極的に突っ走るAが涙を流し、そっけない素振りのBが射止めるのも、よくある話。CがAを振るときのセリフ:「ありがた迷惑に思っております」「一時間以
1911年、作者26歳、『白樺』創刊が1910年だから、本当に初期の作品。武者小路と云えば、志賀直哉。志賀の「和解」に登場するM君は武者小路であるというのは有名な話。M君は本当にいい人だ。「自分の心にいい影響を与えた」と志賀に言わせている。白樺派には私小説が多いが、本作が私小説であるなら、めちゃくちゃ恥ずかしい内容だと思う。自身の超一方的な片思いが儚い夢と散った一部始終を赤裸々に世間に知らしめなくてもいいんじゃないのかしら?とも思う。26歳になるまで女性体験がない男。一度も
『僕が信用する人はどんな時でも本音のあり場所を示す人だ本当のことがわからない時はわからないとはっきり言える人だ』と武者小路実篤さんが言ってます✨意味合いが違うかもですが男女一人ずつ分からない事は分からないと迷わず言う人がいる。けして、知ったかぶりはせずにバシバシ聞いてくるし「そんな事も知らないんかい!」と言う様な事も恥ずかしがらずに「知らないから教えて」と言える人達。そんな二人は両方とも経営者として大成功をおさめてる。分からない事を普通に分からないと言える
読みかけの本にレンブラントの名が出ました。事象は微妙に絡まっている気がして心躍りました。レンブラントは、ベラスケスと同世代のバロック絵画を代表する画家です。「武者小路実篤詩集世界の詩」という本です。その中に次の2つの詩がありました。「レンブラント~ある素描の自画像を見て~」レンブラント!お前は立ってゐるなこらえて立ってゐるな帝王のやうに一人で帽子を阿弥陀にかぶって両手を腰に当ててしつかとレンブラント!お前は立ってゐるな「老いたるレンブラント」老いたるレンブラント
この本を読んでいたらどうしてもそれが疑問となった中国料理は基本超高温で調理されたものをアツアツのうちに食す冷めたものなど誰も食べないこの本を読んでいる限りぼくのような猫舌人間など中国には一人も存在しないのではないか?そんな風に思えてしまったのだこの本の著者中国料理シェフ脇屋友詞さん66歳朝日新聞土曜日beフロントランナーで紹介されていた人物ぼくがこの人に興味を持ったのはその生い立ち父親は易者母親は専業主婦極めて珍しい
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あなたは、武者小路実篤といえば、どんな印象をお持ちですか?武者小路実篤といえば、なんだかあまり汗臭いイメージはなく、昔でいうブルジョア階級の方で(すでに死語ですよね、💧)日々の生活に苦しむことなく静かに悟りを開いている知識人、といった印象でした。数年前、そんなイメージを変えたのがこの詩でした。「もう一息もう一息と言ふ処でくたばつては何事もものにならない。もう一息それにうちかつてもう一息それにも打ち克つてもう一息。