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この曲は、AKB48・ひまわり組「夢を死なせるわけにいかない」公演の構成曲です。「ひまわり組」というのは、チームAとチームKのメンバーをシャッフルして行われた公演のチーム名になります。チーム制を採用していたAKBではチームごとに別々に公演が行われていて、同じグループのメンバーでありながら当初はチーム間の交流がほとんどなく、そのせいかそれぞれのチームのファン同士の対立も生じていたわけです。そういったことを解消するための方策として、こうしたシャッフル公演が行われたのだそうです。まあ、そん
レビュー対象:「夜を駆ける」(2002)今回取り上げる楽曲は、老若男女に愛される国民的バンドで在りながらその奏でる音楽は食み出し者まで包み込むという矛盾を止揚するスピッツの「夜を駆ける」です。過去に『とげまる』(2010)の記事では「アルバム一曲目の力学」の文脈に、『CYCLEHIT1991-2017SpitzCompleteSingleCollection-30thAnniversaryBOX-』(2017)の記事には羽海野チカさんの漫画つながりで、それぞれ曲
この曲は、SKE48・チームS「手をつなぎながら」公演の構成曲です。「手をつなぎながら」公演は、SKE48における初めてのオリジナル公演になります。48グループにおける劇場公演のスタンダードはAKBの公演であり、現在も各姉妹グループでは、そうしたAKBの過去の公演が繰り返し実施されています。いまのところ、姉妹グループで書き下ろしのオリジナル公演を持っているのは、SKEとNMBの2グループだけということになります。そんなわけで各姉妹グループとも、AKBの公演を行うことが多いのですけ
コロナ騒動が落ち着いてきた2022年の春から、まずはSKEが先鞭(せんべん)を切って、チーム制を維持したまま3チームとも立て続けに書き下ろしの新公演を開始しました。それに続いて2024年には、NMBとAKBがチーム単位ではなくグループ単位になりますけれども、書き下ろしの新公演を開始しました。NMBの新公演「天使のユートピア」は、チームNの「ここにだって天使はいる」公演以来約10年半ぶりとのこと。「HOME~ずっと友達~」は、その「天使のユートピア」公演の構成曲で、本編の最後に歌われてい
この曲は、AKB48・チームA「目撃者」公演の構成曲になります。疾走感あふれる良い曲ですよね。ところで、この曲のタイトルですけれども、少々違和感がありませんか?摩天楼というのは、超高層ビルのこと。その超高層ビルの「距離」とは何?通常、〇〇の××と言ったら、××は〇〇の属性を表しますから、ここで言っている「距離」というのは、摩天楼の大きさとか高さを表していると考えられます。そうであるならば、わざわざ「距離」という言葉を使うのではなく、素直に「摩天楼の大きさ」とか「摩天楼の高さ」