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あのあと刺した犯人は殺人未遂で身柄を拘留された。とはいえ平手もあちこちで元同級生を報復目的で襲撃したり自宅に押し入り暴行を振るい、放火殺人を図ろうとしたことで平手も警察に詳しい話を聞かれていた傷が完治したあと、放火未遂などの罪により家庭裁判所で色々あったらしいが裁判所は「更生が十分に期待できる」とし、結局不処分になった。今は学校に何事もなく無事に通っている。織田「てっちーー!!ひっさしぶりー!!」平手「朝からうっさい!織田!!」織田「久々に会った友達に言うことがそれかー?ひどいよー
6月下旬あれからも欅大の一行は、いくつか大会へ出場した。皆、着々と記録を伸ばした。菅井も公式記録として自己ベストを出した。17分を切れていなかった土生と小池も無事に目標を達成し、残るは齋藤と梨加だけとなった。そして、この日は鳥居坂大学主催の記録会へ出場すべく、鳥居坂大学へと来ていた。鳥居坂大は陸上の強豪校で、箱根駅伝の常連校だ。選手層も厚く、公式の基準を満たした競技場を持っているほど陸上部に力を入れていた。さらにこの大会は今までより規模が大きいため、出場選手も多い。何より、鳥居坂大、
……皆さんどうも絶賛不機嫌中な森田です。え?なんでかって?それはこれを見ていただければわかります。玲「由依姐さ〜ん」小「はーいっ。ふふ、玲はいっつも来てくれるから嬉しい。」玲「私も由依姉さんとお話できてとても嬉しいです。」小「ふふ、かわいいっ」よしよしなんて、頭撫でちゃって…。由依さんは、私の彼女じゃなかと?「…(・᷄-・᷅)・᷄-・᷅)・᷄-・᷅)」理「ふふ、ひかる、どしたの」「ん、理佐さん、いえ、べつに」理「由依でしょ?」「…はい、」理「確かに最近ひかるじゃなくて
わあぁぁぁぁぁ!みんな久し振りぃぃぃ!!何日ぶり??13日か!めっちゃ久しぶりやん!!ってことで復帰後一発目はゆっかねんだよ!なんかね、私的にこのくらいの文の量が好ましいと思うの、知らんけど。それではどうぞ!!~~~守「友香」さっきまで理佐とゆいぽんと話していた茜がこっちにきて話しかけてきた。菅「んー?」その表情は少し緊張したような表情で。なんだろうと思い
浅川さんが長期間お休みの為、友梨奈がその穴埋めで連日、朝から夜まで仕事になってしまい、早く起きて仕事に行って夜は私のご飯を食べてすぐにお風呂に入って寝てしまうことが多くなってしまった。「友梨奈、大丈夫?」「うん大丈夫...」布団の中で私の服を握ってすぐに眠りについた友梨奈をぎゅっと優しく抱きしめて私も眠りについた。朝起きると友梨奈はもういなくて、私も身支度を整えて仕事へと向かう。「先輩ー!」聞き慣れた声に後ろを振り向くと後輩の尾関がパタパタと独特な走り方をして私に駆け寄ってきた。そ
翌日、齋藤は戻ってきた。「皆、心配かけてごめん。心を入れ替えて頑張るから、よろしくね」気まずそうに齋藤が言うと、すかさず理佐が言葉をかける。「遅いですよ。ふーちゃん居ないとつまらないんだから。サボった分、倍練習してくださいよ。」「んもー、理佐ったらツンデレだなぁ!」齋藤は嬉しそうに理佐に抱きつく。理佐は離してー!と叫びながら齋藤を無理やり剥がす。理佐も齋藤も、周りも笑っていた。これで一件落着のように思えたが、森田は1人、離れた場所でイライラした様子を見せていた。「早く練習しましょ
蝉がうるさい季節になった。制服もブレザーからポロシャツに変わり、購買でもアイスが売られている。でも、教室には肝心な物がない。原「暑い。クーラーないとかほんとありえなくない?先生達は職員室で涼めるからいいけど私達は地獄だよ?」小「暑いならくっつかないでよ。」そう、クーラーがないのだ。窓を開けても風はほぼ入ってこない。クーラーがあるのはコンピュータ室と職員室とホワイトウルフの幹部室だけ。アイスもすぐ
前回から期間が空いてしまってすいません。11月に大学進学に関わる試験があるのでまた更新速度が遅くなりますが、待ってていただけると嬉しいです。それと、皆さんLINEのオープンチャットってご存知ですか?宣伝になってしまうのですが、よかったら入ってみてください!坂道グループが好きな方にはオススメです!オープンチャット「坂道グループ好き集合」https://line.me/ti/g2/m5Zb3_oPJU6jbKeWCEN4cg?utm_source=invitation&utm_med
ついに出てしまった。ほのだけが知っていたかったひぃちゃんのあの表情。ラストライブ終了後櫻坂46として初めて披露した曲Nobody'sfault。その中でひぃちゃんはあの顔をした。ほのを攻めるときのあの顔。ライブ終了後スタッフさんからほのたちが踊ってる動画をみんなで見せていただいた。ひぃちゃんのあの顔が抜かれた瞬間他のメンバーは、悶絶しとった。そりゃそうや、ほのやって本当に胸がきゅんってするくらいあの顔が忘れられないんやから。「っ…ひぃちゃんのばか、」あんなかっこいい顔
あれから、菅井はそれぞれのタイム別にメニューを組んだ。森田、菅井、守屋はAチームできついメニュー、梨加は1人で緩やかなメニュー、他はBチームでその中間のメニューをそれぞれこなしていった。元々の言い出しっぺの菅井と協力者の守屋、そして森田は当たり前のように自分を追い込んだ。当初からやる気のあった田村と梨加も、誰よりも真面目に練習に取り組んだ。一方で、他の者はとりあえず練習をこなすだけ、といった感じだ。この日の練習は設定されたペース通りに走るペース走で、Aチームは8km、梨加は4km、Bチー
ぬくもりを帯びた風が頬を撫で、どこかで咲く花の甘い香りが鼻を刺激する。練習を終えた森田ひかるは、暖かな春の陽射しに目を細めながら大きく背伸びをした。「ひかるさん、今日って菅井さん達も来るんですよね?理佐さんにも、久しぶりに会えるかなぁ。」後輩の山﨑天が、期待に満ちた眼差しで訊ねる。「え!あの菅井さんですか?私、菅井さん達が走った箱根駅伝を見て、この大学に入学したいと思ったんです!え、菅井さんに私も会えますか?え、握手してもらえるんですか?」この春に欅大に入学した増本綺良が、興奮気味に捲
私がってか、愛貴がこのクラスに来てから数ヶ月が経った。この学年の女子は、男子はだいたいってゆうか、てち以外美形はいなかったらしい、、、。だいたい男子はみんな野蛮で、ごついやつしかいなかったらしい。何故か、私は美形男子に入ってる。理佐達から聞いたけど、、、。てちは告白の嵐みたいだな笑笑そんな中、事件は起こった、、、。ーーーー今日はプールかー、、。水着何かもう懲り懲りだった、、。、、、、、。梨「愛佳ー、今日プールだよね、、、。」愛貴「あ、うん、」理「まぁ、プールだから、男の
保乃side今日はけやかけの収録なんやけど、楽屋でテンションが異様に高い人が2人。「キャハハ!それ面白い!」「でしょ?アハハ、もう笑い過ぎてお腹痛い〜」2人で1つのスマホを覗き込み、涙目になりながら笑うりこぴ。と、ひかる。なぁひかる…なんでそんなりこぴとばっかり楽しそうに喋ってんの?目の前に一人で不貞寝してる恋人がいんのに!しかもこういう事は付き合いだしてからすでに何回も繰り返されてるし。分かってんで、同期が大事
5月下旬欅学園大学の一行にとって、初めての記録会の日が訪れた。小さな記録会ではあるが、いくつかの大学が集う公式の大会だ。箱根駅伝の予選会への出場条件は、公式の大会で"5000m17分以内"を出すこと。そのためには、初夏に盛んに行われる様々な公式の大会へ出場する必要があった。それに、2ヶ月の練習の成果をはかること、さらには自分の実力がどの程度なのかを知るためにも必要な過程だった。5000mのレースは数組に分けられ、行われた。森田、守屋は1組目1組目は参加各校のエースが集った激戦区だ
理佐side理佐「チョコ溶かしたよ、次はどうしたらいい?」小林「んーとね、そしたらバターと卵黄入れて混ぜて」年に一度のバレンタイン。最近お菓子作りにハマっているという由依の教えのもと、二人でガトーショコラ作り。指示が分かりやすいから作業はてきぱきと進んで、あっという間にオーブンの中へ。あとは30分くらい待つだけ。最後は、由依が洗ってくれた食器を拭くだけの簡単な作業。洗い終えると、一旦休憩しよう、とソファーに並んで座ったら由依から一言。小林「あ、チョコついてるよ?」理
レースはスタート直後から速いペースで展開した。森田、菅井、守屋の3人は40人程で形成された第一集団のなかにいた。トップを行くのは、留学生ランナー2人だ。その2人は早々に第一集団を引き離した。それにつられるように、第一集団もかなりのハイペースで1kmを通過。ついていけないものが続出し、集団はみるみるうちに縦に長く伸びていった。菅井は後ろを確認する。欅大の他のメンバーは、第三集団のなかで固まって走っていた。菅井は、あらかじめ決めていたサインで、「10kmまではそのペースで」と、「その後は自
今日はけやかけの収録日があった。久しぶりだったから少し疲れたけど、もう帰れる。齋藤「ねー理佐、写真とろ。」理佐「いいよ。」齋藤「あれ?このパーカー平手も持ってなかった?」理佐「そう?」齋藤「この前遊んだ時に着てたのと似てる。てか、一緒。」理佐「えー、うそー。そんなことないよ。」嘘をついた。確かにこれはてちのパーカーだ。私のが乾いてなかったから借りて来た。齋藤「だって
平手side気持ちが落ちて何をしていても楽しくない何を食べても美味しくない、味がしない誰といても楽しくない生きてて楽しいことなんて何も無い仕事があるから事務所がある会社に向かう会社に入る1歩手前で立ち止まる入れない動悸が激しいなにかあるわけじゃない誰が嫌いとか苦手とかある訳じゃないなぜか入っていくことが出来ない1歩が踏み出せないよしっ!!と気持ちを切り替え入ろうとすれば、途端に吐き気に襲われる踵を返し来た道を帰る近くの公園に足を運びベンチに座り1人で泣く「なんで…
10人しかいない弱小チームが箱根駅伝へ出場する。その事実が世間の注目を浴びるのは容易に想像出来たが、それでも想像以上だった。連日、新聞社や雑誌からの取材依頼が舞い込んだ。その影響もあってか、友人からの連絡が絶えない者もいた。そして、懐かしい友人と久しぶりに顔を合わせる者も…小林は待ち合わせ場所のカフェのドアを開ける。カランカラン、と音が鳴ると、待ち合わせをしていた人物が顔を上げた。「ゆいぽん、久しぶり。」「うん、久しぶり…」小林は目の前の席で座る旧友に対して、気まずそうに挨拶し
志「いらっしゃい。ご飯もうちょっと待ってね。」小「突然すいません。」志「気にしないで。仕事もちょうど休みだったし。」小「手伝います。」志「ありがとう。じゃあそこの野菜切ってくれる?」愛佳さんはここに来た理由を聞いてこなかった。でも愛佳さんのことだから何かしら知ってはいるのだろう。小「あの、後で話聞いてもらえますか?」志「いいよ。由依ちゃんのタイミングでいいからね。それまで待つから。」愛佳さんには感謝し
どうも、ぽんです。少し前に出した、「破壊と再生前編」を覚えていますか?その後編がやっと書き直せました!(すいません、データを飛ばしてしまいました。)前編を読んでいない方は勿論、忘れてしまった方も是非ここから飛べるので読んでみてください!https://ameblo.jp/eg11/entry-12612283857.htmlでは、どうぞ!〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜できるだけ急いで帰ると、部屋の電気がついていなかった。でも靴はあるから帰ってはいるはず。
菅井が鶴見中継所に着くと、ベンチコートを着た小林と付き添いの森田と合流した。「由依、調子はどう?」菅井が聞くと、「絶好調です。」と小林が答えた。迷いは無さそうだ。小林が走る2区は、各大学のエースが集う区間だ。西野七瀬は白石麻衣と並ぶ乃木大の二代巨頭だし、小坂菜緒は日向大を引っ張る期待の新星だ。鳥居坂大の鈴本美愉も侮れない。さらに、留学生をエントリーしている大学もいくつかある。そんな強者揃いでも、小林は怯んでなかった。それどころか、期待に満ちた目をしている。「ぺーちゃんは多分最下位で来
不「おい、そろそろ起きないと学校遅刻するぞ。」私は聞き慣れない声で目を覚ました。ああ、そうか。昨日泊まったんだ。不「てか、名前なんて言うんだ?このままおまえって呼ぶのもなんだろ。」小「東欅坂学園1年の小林由依です。」不「うわ、マジか。理佐さんに殺される。」小「理佐さんのこと知ってるんですか?」不「知ってるもなにも、黒い羊のリーダーだぞ。俺もメンバーだけど、理佐さんから、小林由依って子には手だすなって言われてんだよ。
彼岸花と消えた親友22鈴本side正直生きた心地がしなかった。私達は泣くでもなく、ただひたすら時が流れるのを待った。こんなに長いと思ったことはない。理佐「……ごめん。遅くなって」あのあと急いで、理佐さんに連絡した。すぐに理佐さんはやってきた。顔は青ざめていた。けど私たちに不安を与えないようにするためか、理佐さんはできるだけ落ち着こうとしてるのがわかった。理佐「友梨奈ちゃんのお母さんは向かってるって?」小林「……はい。救急車に乗せられてる時に電話かけたので……」電話をかけた
あれから私の女の子の日が終わって、愛佳に戻れる日が来た、、。でも、、今日は女子体育、持久走だったなー、、。男子体育はバスケなのに、、。しょうがない!今日一日は愛貴で行こ!学校への坂道をのぼっていると、、、平「愛貴、おはよ!」愛貴「あ、てち!おはよ!」男1「それにしても、、風強くね??」男2「だよなー、、」ヒューー女子「キャッ」男3「そりゃ、スカートもめくれるよな、、。」男1「今なら見放題じゃね??」男2「だよな??」平「、、、。はぁ、、。」愛貴「、、、。ははっ、、
彼岸花と消えた親友4文章量短くしようとするんですけどつい書いちゃうんですよね。読んでくれてる方。申し訳ないです鈴本「……どうしよっかな」平手が失踪してから七日目。なんの手がかりもなく、平手の家に行ってから三日が経過した。四日目に理佐から渡された封筒から出てきた一軒家が描かれた絵。それは平手の実家という可能性が1番高いものの、場所を知らない以上たどり着くのは不可能だ。鈴本は学校の庭でため息をこぼしていた。「こんな良い天気なのにため息?美愉は疲れてるね」鈴本「あ、虹花」鈴本が抱
数分で病院に着き、受付で土生先輩の居場所を聞く。看護「土生さんは3階の302号室です。」私達はエレベーターを待つのももどかしく階段を駆け上がる。平手「頼むから無事でいて。」また私のせいで大切な人が傷つけられた。もうたくさんだ。これ以上迷惑をかけたくない。小林「てち。」平手「どうした?疲れた?」小林「私、……やっぱり帰る。」平手「えっ…。土生ちゃんは?」小林「私がいるとみんな不幸になる。だから帰るね。自分の家に。」平手「ちょっと待てよ。」私はてちに
由依side?「やっぱり...」誰かの声がした。声のするほうを見ると、、、由依「織田...?」?「あー、もう!!織田!置いてくな!!夜道は怖かったんだから!!」後に続けてふーちゃんがやって来たふーちゃん「ゆいぽん!?!?」ふーちゃんが駆け寄ってきた。由依「心配かけてごめん、、」織田「ほんとだよ、由依のためにどれだけみんなが探してくれてるんだと思ってんだよ!!」由依「ほんとに、、ごめんなさい!!」渡邉先生「まぁまぁ、大丈夫だよ織田さん。由依も反省してる事だし、」由依って呼
小林「美波ー写真撮ろー?」小池「いいでー!やっぱりゆいぽんはエセ関西弁使わないから好きやわ!」小林「また誰かにいじられたの?笑」小池「うん!ふーちゃんになー?」私の彼女の小林由依は今日もメンバーの小池美波とイチャイチャ中。由依にそんなにくっつかないでって最近言ったんだけど「理佐もおぜとかとくっついてるからいいじゃん」って言われて図星で何も反論出来なかった。確かに私も悪かったけどね?何で私には抱き着かないで美波には抱き着いてるんですか?私にしないくせに小池「ゆいぽん最近甘えん坊やない
午前7時45分復路のスタートが目前に迫っていた。6区を走る守屋は、黙々とウォーミングアップをする。そこへ付き添いの理佐がスマホを差し出した。「友香さんから電話です。」差し出されたスマホを受け取り、電話に出る。「もしもし」「茜?調子はどう?」「まぁまぁかな。友香の方こそどうなのよ。」「私もまぁまぁだな。」「2人してまぁまぁって…」守屋は思わず笑ってしまう。長かった陸上人生の集大成なのに、こんなに緩くて大丈夫なのだろうか。まぁ、これくらいの方が肩の力が抜けていいのかもしれな