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さよならを決めた日。すっきりしつつも、落ち込んだ。久しぶりに、お酒を飲んだ。どうすれば良かったのかな?わからない。酔った勢いで、久しぶりにある人に連絡をする。連絡することですっかり満足していたのに、予想外に返信が来た。(こちらはお互いにブロックしていなかったみたい)長文のその返信を読むと、少し前に背負った引っかかりが、かなり綺麗に解消した。また会いたいとしきりに誘ってくるその人に、応じるかどうかはまた別の話。1度だめだった関係は、やっぱり無理だと手放したばか
金子雅和監督による日本のドラマ映画。出演は小谷建仁、山田キヌヲ、松岡龍平。<あらすじ>ある地方都市の寂れた寄席で、夜な夜な奇妙な腹話術人形劇を演じる男がいる。男の名は文月、少女のような声で「すみれ」と名づけた人形の言葉をしゃべる。すみれは5年前に右腕だけを残し失踪した、文月の妹だ。腹話術師のかたわら妹を探し続ける文月は、ある日偶然訪れたストリップ小屋で、すみれの面影を強く感じさせる美しい女、蜜子を見かける。その女を追い求めていくうち暗い森へと足を踏み入れてしまった文月は、すみれが失
桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿このことわざは、あまりにも有名で、この言葉で左右されている方も多いと思います。桜を切るヤツは馬鹿だから切らない。桜を切らない理由は、このことわざです。でも私は、馬鹿になりきって桜をどんどん切っています。馬鹿だといわれても構いません。なぜこんなことわざがあるのか?いつできたのか?辞書で調べたら、「庭木の剪定法をいったことばで、桜の枝は切らずにおくのがよく、梅の枝は切るのがよいということ。」・・・そのままです。なぜこんな言葉ができたのか少し考えましょう
「松が段々黄色くなってきた・・・。」などと松が少しずつ枯れていくとうい相談を受けることがあります。相談のうち松が枯れていく原因に除草剤というのが最近ふえてきました。「除草剤で気が枯れるのか?」と不思議に思う方も多いですが、除草剤で松は枯れます。草は小さくて、松は大きいのにちょっと想像しにくいのですが、草の根も松の根も土の水分や養分を吸う根っこはほぼ同じ場所にいて、根っこもそんなに形は変わりません。(もちろん地上部はそれぞれの植物は個性豊かで、松と草では全然違います。)松など大きな木
先日、サクランボ(セイヨウミザクラ)の実が鳥に狙われて困ります、ということでサクランボの木に防鳥ネットをしてきました。サクランボの実は緑から赤に変わります。赤くなったら鳥に狙われます。これはサクランボの作戦なんですね。実の中には種がありますが、サクランボはこの種を鳥に遠くに、いろんなところに運んでもらいたいと思っています。ところが種の機能がまだ十分でない時に、鳥に食べられたらたら意味がない。苦労して作った種や実がもったいないですね。だから目立たないようにはじめは緑色。実を食べても
桜の幹や枝から木くずが出る!桜の根元に木くずがある!近頃、お問い合わせがあるのが、桜から木くずが出るので心配。桜の根元に木くずが落ちている??ということです。桜の幹や枝から木くずが出るのは、桜の中に潜り込む害虫=穿孔性害虫と考えてもいいと思います。穿孔性害虫の中でも最近広がっていて、要注意なのはクビアカツヤカミキリです。クビアカツヤカミキリの被害クビアカツヤカミキリは大陸や台湾などから来たといわれる外来のカミキリムシです。桜や梅の幹や枝を食い荒らしてやがては枯らします。荒らした穴からは、
先日ボックスウッドがぼろぼろの裸のようになって枯れたようになっている、と聞いて見に行きました。ツゲノメイガの被害です。本当にひどいことになっています。未だ枯れてはいません。しかし、場合によってはダメージが強いので枯れてしまうこともあります。対策は、殺虫剤でツゲノメイガを駆除することです。枯れてしまう心配のある時は、樹勢を維持・回復のための処置をしなければなりません。ツゲノメイガは、秋になると活動を止めますが、その時にまゆのようなものをつくりますが、それをキレイに掃除することも予
鉢植えのベンジャミンが昨年ぐらいから枯れてきた、ということで見に行ってきました。枝の芯が枯れて腐りが入り、枝先も多く枯れ、葉っぱの色も悪いです。聞くとこのベンジャミンは20年以上もこの植木鉢に植わっているそうです。植物にはある程度のストレスには耐えられます。しかし、ある時を境にガタッとみるみる調子が悪くなることがあります。このベンジャミンは体の小さい時期はこの植木鉢の土の量で満足できていたのかもしれません。やがて育って体が大きくなると養う部分が多くなります。したがって多くの土が必要に
京都市伏見区のシダレザクラです。この枝垂れ桜は、個人のお宅にあって春になるとキレイな花をいっぱい咲かせ、通勤、通学、近隣の方々を楽しませています。ところが、ブロック塀を押したり等の問題で伐採をしなければならない状況です。何とかこの桜を残しつつ問題の解決ができないか?「ひこばえ」を何とか生やし、育つのを確認してから伐採することになりました。「ひこばえ」というのは、樹木本体の周辺の土壌から新しく出てくる芽のことで、本体が枯れるリスクが高まると「ひこばえ」を出します。命をつなぐ樹木の作戦で
この木の根っこはどこまで伸びていますか?とよく聞かれます。「樹冠の範囲まで。」という答えが返ってくることが多いと思います。枝や葉が伸びている所までという答えです。どこかに書いてあるのでしょうか?その様に思っている人は多いです。実は私も造園の先輩にそのように習っていました。下の写真は、公園で作業をしていた時の写真です。驚くほど遠くまで根を張るヒマラヤスギ画面左側後ろにヒマラヤスギがあります。バックホウという掘削機械で土を掘っていますが、そこからヒマラヤスギの根っこが出て
葉っぱが出なくなった。梅が枯れてしまう!、というお家で梅の治療をしました。梅に限らず樹木は普通、伸びた枝の先に「頂芽」を付け、枝の脇あるいは葉っぱの根元付近に「腋芽(えきが)」を付けます。こういった芽を「定芽」といいます。「定芽」は普通のサイクルでできていく芽です。一方で木の下の方にある「腋芽(えきが)」などは、発芽を見合わせ休眠するものもあります。こういった芽を「潜伏芽」といいます。長い間休眠している場合、幹が太ってきて幹の中に埋もれてしまうものもありますが、「潜伏芽」であり続けま
香川県さぬき市です。この桜は御殿場桜と言います。御殿場桜は、静岡県御殿場市で栽培されていて、マメザクラと他のものの雑種と推定されています。挿し木が簡単で花付きが良いのが特徴です。その御殿場桜。ご覧の通り右半分がかれてきています。原因は、穿孔性害虫と言って幹を食い荒らす害虫の仕業です。気が付いたら急に枯れていきます。こういった場合、直接は穿孔性害虫が原因ですが、その前に樹勢が劣ってきている場合が多く、そのため害虫に狙われやすいということがあります。来る冬季には樹勢回復処置
松が急に茶色くなってきた!松が急に枯れてきた!この1か月ほど「松が急に茶色くなってきた!」とか「松が急に枯れてきた!」という連絡が数件立て続けに入ってきています。「徐々に」ではなく「急に」ということです。この場合「松くい虫」の被害の場合が先ず考えられます。松くい虫で「松が急に茶色くなる」松くい虫というのはマツ材線虫病のことで、マツノザイセンチュウという病原が松の中に入り、凄い勢いで増えていき松を枯らしてしまう松の病気です。この写真の松は「急に茶色くなってきた!」ということで見に行った松
先日、大阪府の東大阪に桜のメンテナンス作業にいってきました。里桜(サトザクラ)のメンテナンス作業里桜(サトザクラ)です。こじんまりと花がよく咲くようにというご要望です。この里桜の枝を見てみましょう。里桜(サトザクラ)のメンテナンス作業枝先の芽が枯れています。枝には白いものが着いています。もうすこし見てみましょう桜のカイガラムシカイガラムシです。早速、取り除くことにしました。害虫対策はいろいろ言われますが、捕殺が基本と思っています。桜のカイガラムシこれが
前回のブログの続きです。剪定する時の注意点や心に留めて欲しいことをお伝えしたいと思います。思いつくことをざっと箇条書きにします。①強剪定はしない方がよい②ましてや「断幹」といって電信棒のようにはしない方がよい。③徒長枝や胴吹き・ひこばえはむやみに切らない方がよい。④枝の切り口は癒合しやすいように切る等です。前回は、①②をご説明しましたが、今回は③をお伝えしようと思っています。わたしもそうでしたが、造園を習い始めると真っ先に切るのは・ひこばえ・胴吹き・徒長枝と習います。
千代田区のオフィスビルのハナミズキのうどんこ病対策当社で2017年から防除を行っているハナミズキのうどんこ病対策の様子をご紹介します。以前よりかなり改善してきています!まずは診断したときの様子はこちらです。2017葉の上に白い粉をまぶしたような様子がわかります。一部は褐色に枯れています。【うどん粉病とは】葉や茎がうどん粉をかけたように白くなる症状で一箇所から始まり、広がるとともに分生子(無性胞子)を形成して離れた所にも感染します。うどんこ病菌の分生子は他の糸状菌よ