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ベルリン・フィルハーモニー来日公演(サントリーホール)指揮:キリル・ペトレンコベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ヤナーチェク:ラシュスコ舞曲バルトーク:『中国の不思議な役人』組曲ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年改訂版)今年11月の東京は世界三大オーケストラであるウィーン・フィル、コンセルトヘボウ管、そしてベルリン・フィルが相次いで来日するという音楽祭のような事態になっている。前日にコンセルトヘボウ管を聴いたその同じホールでこの日はベルリン・フィルを
ロイヤル・コンセルトヘボウ管を聴いた直後に、ベルリン・フィルを聴くと、2つの名オーケストラの個性がよく比較できる。プログラム最初の2曲、シューマン《マンフレッド》序曲とワーグナー《ジークフリート牧歌》を聴いた印象は、例えてみればアナログの良さとデジタルの良さをミックスしたような音と言えるだろう。柔らかなアナログの音を、最新のデジタルでさらに細部まで徹底的に磨き上げたような音が感じられる。シューマン《マンフレッド》序曲で驚いたことは、演奏の途中で3人のトランペット奏者が上手(かみて)袖に下