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カブトムシ・クワガタムシ等の甲虫の昆虫標本の作製皆さんは、採集したり、ブリードして育てた昆虫が死亡してしまったら、どのようにされていますか?愛着を持って飼育されてきた愛虫たちですね。土に埋めてあげるのも一つの供養ですが、標本にしてあげて、夏も冬も、ず~と眺めてあげるのも一つの供養ではないでしょうか。しかし、標本を作るのは難しく、用具や薬を揃えるのも面倒だと思われている人も多いようですが、そのようなことはありません。カブトムシ・クワガタムシの標本は永井氏・水沼氏といわれる
タガメ拾い兵庫県宍粟市2023年7月11日今夜はライトトラップをしようと、荷物を車に積み込んで出かけたのですが、1時間ほど車を走らせたところで、車にポータブル電源を積むのを忘れた事に気がつきました。ライトトラップに電源が無ければどうしようもありませんね。本当に馬鹿です。1年ぶりのライトトラップでしたので忘れ物に気がつきませんでした。そんな訳で、夜の街灯巡りに切り替えて、山裾でアカアシクワガタを雄雌合わせて4匹ほど拾ってきましたが、そのまま帰るにはシャクに思い、田園地域の中の街灯巡りに
ヒル普及の途を模索する中で、巻貝専食性のウマビルをスネイル駆除に使えないかと考えました。スネイル(スネール、snail)とは、主に淡水水槽において、意図せず混入した巻貝のことです。魚やエビに直接害を為すものはいませんが、大量発生やフンによって美観を損ねたり、水草を食害したり(種類による)などが嫌われる要因です。代表的なスネイルのサカマキガイ。殻は左巻き。スネイル駆除法に、生体に捕食させるというものがありますが、この方法には水草やエビ、他の生体に悪影響を及ぼすものもあります(例:
国立科学博物館で開催中の「和食ー日本の自然、人々の知恵」展へ。東京オリンピックに合わせ開催予定だった展覧会。さすが科博!なレプリカの数々に標本や剥製。この海藻の標本、自宅に飾りたい…。様々な時代のお膳の再現。作りが精巧で見惚れてしまう。やっぱりこの辺りは人気で人だかりが出来ていた。卑弥呼の食卓、想像以上に豪華なんだが。織田信長の饗応膳。「信長のシェフ」を読み返したくなった。鰻のことを「宇治丸」と称すのは確かこの漫画で知ったんだよなー。江戸時代の屋台再現。相撲番付風の「日常の
12日、津久井城山を下山した後に向かったのは厚木市の七沢。東丹沢方面は、セラドン石(セラドナイト)という鉱物が採れるのである。これ、実は10年以上前に、丹沢の沢登りをした際にも拾っている。水色でちょっと珍しい感じだったので。そして、沢にはいっぱい転がっていた。ただ、その時は沢登りが主目的だったので、拾った石は1つ。その石は、何年間は熱帯魚の水槽のなかに入れていたのだが、いつの時期か無くなっていた。いや、勝手には無くならない。汚くなったので、多分私が捨てたのだと思う。しかし、コロ
さあ、魅惑の大型亜種のお話。まずは、個人的には宇宙一カッコ良いクワガタだと思っている、最大は100mmに届く、トルコからシリアに掛けて生息するヨーロッパミヤマの亜種アクベシアヌス(Lucanuscervusakbesianus)スマートな胴体に釣り合うように長く伸びた大顎と、ヨーロッパミヤマ亜種の中でも一際目を惹く外見でとにかくカッコ良い。もうこれだけでご飯三杯は食べれますよ!という素晴らしさ。この標本は、インセクトフェアに行き始めた初期に購入した個体なので思い入れがありまして
ヤフオクでニアス島のコーカサスとアトラスを買いました。コーカサスの雄は1頭のみ入荷、アトラスは9ペアのみ入荷とのこと珍しい産地の個体は、見かけたらとにかく買っておいた方がいいと考えています。もちろん後で手に入る可能性はありますが、その後何年探しても手に入らない可能性も高いです。コーカサスくんは脚がボロボロです。何かに襲われたのでしょうかアトラスは入荷した中で最大サイズのものを運良く落とせました。届くのが楽しみですあと全然関係ありませんが、今週は1週間休みをとって、宮城県に旅行
小田急線の六会日大前(むつあいにちだいまえ)駅から線路沿いに5分くらい歩くと日本大学生物資源科学部の広大なキャンパスがあります。その一角に日本大学生物資源科学部博物館通称(?)"骨の博物館"🦴があります。入口からカッコいい,本格的な博物館です。これで無料とはすばらしいです。入口はいるとすぐに整然と置かれた大量の骨格標本がお出迎えしてくれます。本日も相棒ロボホンと一緒に見学スタートです。丁寧な解説もあり,ポイントをおさえて見学できます。サイとゾウはいずれ
どうもみなさんこんにちは。そらみつです。前回、岐阜県博物館の標本作成グループでの活動で、交通事故死したタヌキの毛皮の皮むきを行ったところをご紹介しました。本日は、その一過程をご紹介します。ちなみに、交通事故死した野生動物は自治体によって回収されたり、自然史博物館などに持ち込まれて、スタッフの手により標本となったりします。概ね自然の標本を収集・保管・展示・研究する博物館などの施設には、こういった動物の死体を標本にするスタッフがおりまして、学芸員だけでは手に負えないので
科博(国立科学博物館)鳥展の続きです鳥展①はこちら↓『科博(国立科学博物館)鳥展①…600種の標本に会えてうれしい!』上野の国立科学博物館の特別展“鳥〜ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統〜”に行ってきました鳥好きとして行きたかった鳥展!もうすぐおわりになるので、その前に行…ameblo.jp鳥展②はこちら↓『科博(国立科学博物館)鳥展②…個性豊かな鳥たち』科博の鳥展の続きです①はこちら↓『科博(国立科学博物館)鳥展①…600種の標本に会えてうれしい!』上野の国立科学博物館の特別
『チョウ・ガの標本』と書きましたが、今回は蛾だけです!!甲虫と違って扱いがデリケート。翅の破れや鱗粉ハゲが、もう怖い怖い!鱗翅目、実はあんまり作りたくないっス(笑)回数を重ねるごとに上手になれたらなぁ。…と思う、今日この頃(´_ゝ`)1.【イボタガ】採集日:4月24日採集地:新潟県新発田市前翅長:57mm(開長:115mm)蛾の標本、制作第1弾は『イボタガ』。翅が多少ボロいのを除けば、問題無さげな出来に見えますが・・
作業日:2023年1月25日我が家の台所の冷凍庫です。隅っこに押しかためられた、スズメ・・・・スズメ・・バア(婆)?( ̄▽ ̄;)笑後日、書き足した『バチ』の文字。スズメって書いただけだと、鳥の雀と誤解されそうだから。…たしか、そんな理由だった覚えがある(笑)さて、内容物はこちら。オオスズメバチの…たぶん、女王蜂かと。違ってたらスマン(^^;採集したのは去年の5月中旬。自宅の軒先あたりを、ふわんふわ
夏が終わる前にクワガタの話!今まで時たま昆虫の話をしておりましたが、標本でもメイン収集の話をしていませんでしたのでそろそろその話でも。一応こちらのヨーロッパミヤマクワガタ(Lucanuscervus)とその近縁亜種の標本がメイン収集ですね。その一その二見ての通り全然整理できておりません(ほとんどが10年以上前に展脚した物ですのでお見苦しい所はご了承ください。)他にも、あちこち散らばっている標本を集めるともう一箱分くらい作れるのですが、標本移動すると箱のペフ板に針孔跡が残
天秤座1度〜5度(天秤座0度0分〜4度59分)(第1グループ)・・・個性を確立することで自動的に開かれる未来に自分を委ねるどのサインも、はじめの5度のグループは、そのサインの特徴を前面に押し出して、そのサイン特有の生き方の中に自分を深く同化させることになります。そこでこの段階では、サインの一番新鮮でピュアな部分が出てきます。この場合、サインそのものを端的に表すことになる、はじめの1度のシンボルが、そのプロセスを総合的に言い表しています。天秤座1度のシンボルの“突きとおす針により完璧にされた
標本商「サイズは12◯mm、何人か検討中だけどどうします?」そして買った個体が今回の記事でご紹介する個体。ジャワコーカサス第20弾です西ジャワ産サイズは驚きの125mm原名亜種は一般的に野外最大サイズが120mm程度とされるので、125mmというサイズは驚異的と言えます。販売元の標本商の売り文句は、スマトラ亜種の135mmクラスに匹敵するサイズとのことでした更にこの個体のすごいところは、前胸部が非常に太い点です。幅は37mmもあります。前胸部の幅は大型のゾウカブトで40mmほどで
癌で手術をすると、病理診断が行われます。そして、診断書が作成されます。そこには基本的に、T分類が記載されているはずです。そのT分類は、乳癌の場合、『浸潤癌の大きさ』で判定される話を前回行いました。今回はその続きです。浸潤径→15×10×5mm非浸潤癌を含めた全体径→35×20×10mm病理診断書に、こう書かれていると、浸潤癌のまわりに、ひとまわり大きく非浸潤癌(DCIS)が広がっていたと分かります。前回載せたこの絵みたいな感じ。また、浸潤径→15×10×5mm非浸
プラチナルチルの標本を作った♪\(^o^)/3点追加しました!(*^ω^*)よろしくです!
しまりすは、NHKの「100分で名著」が大好き。10月は、ロフティングの、ドリトル先生航海記。先週の放送で、虫の話が出てきたのが面白かった。伊集院光さんが聞いた養老孟司さんの話で、養老先生は、虫が大好きで、収集をしているんだけど、そうすると、この標本箱に、あとこんな虫が見つかると、いい標本が完成する!というときに、全然見つかって欲しくない、分類ができない虫が見つかることがある。そのとき、その虫をなかったことにしたい人がいるけど、自然とは、本来、あなたの標本箱の為にあるのではないので、この
シーの23周年のテーマが「海底二万マイル」ってことで、やって来たよ。何故か海底探査船のお尻を撮る変態オバハン(^^;)ん?こっちが先頭かな?スタンバイ列が大変空いていたので、キャストさんにお願いしてQライン「ネモ船長の研究施設」の撮影をさせていただきました。この場所は10~15分待ち以下の際には使用されない為、並ぶことが出来ないので「お願いすれば個別に案内され」見せていただけます。『未知への探求心』が底つくことの無いネモ船長のマニアックな研究を堪能できるんよ。ある意味彼は変態やね。
標本系にしようと思いこんなに感じに素敵になりました(*^ω^*)どう?
マレーコーカサス第22弾サイズは121mm全体的に太めかつ胸角の広がりとバランスも良い個体です。こちらは書籍で何度も紹介された個体で、私がイメージするスタンダードなマレーコーカサスに非常に近いフォルムをしています。以前紹介したNo.16の120mmの個体との比較。流石に胸角の広がりは劣りますが、全体的にはいい勝負か皆さんはどちらがお好きでしょうか。
標本の乾燥、もう済んでますが・・・『標本箱』の空きがな〜い!おまけに箱を買う金もな〜し!!汗うーん、どないしよう( ̄◇ ̄;)なんか安くて、代用になる物はないかな??ネットを徘徊してると・・・100均商品で作る代用品が、YouTubeにて紹介されておりました!!今回のは全部、100円ショップのSeriaで買い揃えたよ(・∀・)先に完成品を見せますと、こんな感じ。↓↓↓大きめのタッパーの中に、スポンジマットを
▲癒しの風景に身を置く遠征3日目、某道の駅で目を覚ます。今回の採集旅は車中4連泊(南会津1泊、新潟3泊)。車がフルフラットではないので、身体を伸ばせないのは辛いが、オオクワを採るためならば我慢出来る(苦笑)。本日昼間は時間があるので、環境を把握するために山間部を走り、時折樹液探しもする予定だ。しかし、何度も言うが、今日も今日とて、とんでもない暑さだ。山側に向かって30分ほど走ると車
昨日からの続き。血管肉腫とは血管系の《悪性》腫瘍です。ちなみに、癌は上皮系の《悪性》腫瘍。この前、お話しした、乳頭腫は上皮系の《良性》腫瘍です。肉腫には、いろんな種類があり、基本的に、予後が悪いです。最近、よく効く薬が出てきたので、予後の改善はされてるといわれてはいますが、予後が良いわけではない。この放射線照射後の血管肉腫、頻度は低いです。でも、全摘して、放射線照射がなければその可能性はゼロになる。再発のリスク&肉腫になるかもしれない可能性と、乳房を温存するメリットを
岩手ミネラルマルシェでは標本系で攻めて行こうと\(^o^)/(*^ω^*)どう?
GISTの話、3日目昨日からの続き。細胞診は組織診と違って、腫瘍に針をさせるので、粘膜下にある腫瘍にヒットする確率が高いです。ただ、細胞診で免疫染色をルーチンでできる施設は限られています。できないことはないのですが。なので基本的な染色の標本で細長い細胞がたくさん取れていたら、『Spindlecelltumorで、GISTの可能性はあるよ』とお返しします。臨床的には、おそらく、◯癌じゃない◯脂肪腫じゃない◯GISTかもしれないよだけでも、ほしい情報なのかな?と
巨大なモーレンカンプオオカブトが届きました。「ああ!?デカっ!!」開封している時、思わず声が出てしまいました。パック状態の上からでも明らかにデカいと感じましたので、期待してノギスを当てると…110.5mmしかも胸角が長くてかなりスタイルが良いです⭕️背中の隙間を詰めても109mmとれるかも。胸角の裏側を見ると謎の突起が…モーレンカンプにこんな突起あったかな?また手持ちの標本を確認してみます。先日の湾曲マレーコーカサスも良かったですが、2023年のNo.1個体はモーレンカンプ
以前のブログ記事でフォルスターフタマタ前亜種の比較記事書いたのですが、ほんともうしわけないぐらい適切なデータではなかったので、今回、再度作成しなおしました!是非ご覧ください‼️皆さんの手持ちのフォルスターフタマタは、純粋な個体ですか?市場をみると、特に原名亜種の本物の入手が難しいかも!?なんか、赤がどうだのこうだの言うより、もっと肝心なとこに目を向けて欲しいです!皆さんお手持ちの個体と見比べてみてください!偽物も出回ってますので、参考にしてみてくださいね‼️とりあえず、集めてきたコ
マレーコーカサス第16弾ですサイズは120mm胸角の張り出しが素晴らしい個体です。昨年、虫研さんより購入。裏側胸角の幅は59mmと中々のサイズです。
昨日からのつづき。浸潤癌の診断で、乳房全摘したのに非浸潤(DCIS)と、乳頭部(ニップル)への進展しかない場合。浸潤部を見つけるために、作っている標本を深切りしたり、裏面を作ったり作っていない部分を新たに作製したり。そしたら、もともとA領域と言われてたのに、B領域に3ミリの浸潤癌が出現したりする。↓こんな感じ。疑問①A領域と言ってたのにB領域から浸潤癌が出てきた疑問②25ミリの浸潤癌と言われてたのに、3ミリだった何がどうなったのか、、、原因を考えてみると、疑問①は