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マヤちゃんが椿姫を観劇しに大都劇場を訪れる場面、いいですよね。真澄さまや亜弓さんと初めて会い、あの舞台からマヤちゃんの運命が回りだします。なんといっても紫のバラのひと、真澄さまと初めて出会う場面!真澄様のあのポージングとバラ柄のネクタイ、胸にはバラが一輪。素敵すぎます、真澄さま。初めて観た舞台の椿姫の世界から抜け出せずいつもボーッとしては、お母さんやお店の人に怒られるマヤちゃんでしたが、私としては優しく紳士的だった美青年、真澄さまのことも思い出してほしい・・・という願望があります。椿
突然ですが、ここで質問です🤠歌劇「ラ・ボエーム」のミミとロドルフォ、二人はクリスマスに運命的な出会いを果たします。その出会いは〈偶然〉か〈打算的〉かどう思われますか?🤔引用:鹿島茂著書「職業別パリ風俗」オペラを見始めた頃の私は「なんたる奇跡✨きっと偶然に違いない🥰」と思っていました😌当時の私は恋に恋していたのですね💕何故、突然こんな話をお伝えしたかというと、ラ・ボエーム※1830年、椿姫※1848〜50年(二月革命付近)はそれぞれ近い時代設定となっています🤔パリ風俗を語る上で好都
もう一つ、作品をご紹介。「椿姫」です。めーっちゃくちゃ良かった!!「マノン」が好きだから、っていうのもあるかもしれない。逆に「マノン」知らずに見たら、意味分からないと思います。というわけで、椿姫の魅力をご紹介すべく、マノンとの比較をしながらあらすじを紹介!(間違ってるかもしれませんが)高級娼婦マルグリットは「マノン」を見て、自分と重ねます。マノンはお金持ちとの結婚を捨てデグリューと恋に落ちます。一方「椿姫」のマルグリットは高級娼婦でありなが
バレエ『椿姫』でも使われていたこの曲確かマルグリットとアルマンの恋が幸せな時間を迎えていた頃の曲だったような?あるいはその幸せな日々の回想だったかも・・・
クルティザンヌとは高級娼婦のことを指しますがいわゆる娼館や街の女たちとは全く違った存在でした。彼女たちは大金持ちや貴族に囲われ、豪邸に住み、上流婦人たちも真似できないほどの贅沢な日々を送っていました。屈指の人気を誇る珠玉のオペラ、椿姫は高級娼婦ヴィオレッタの愛と悲しい運命を描いた人気オペラです。このオペラのモデルとなった実在の人物がマリー・デュプレシーです。マリー・デュプレシーは貧しい生まれだったがその美貌に目を留めた男たちに拾われ、磨きをかけられ、みるみるトップクラスのクルティザンヌ
アリス・オジーの処世術。それは…王侯貴族とは、その羽飾りのため、銀行家とはその莫大な財産のため、芸術家とはその個性のためつきあうこと。(アリス・オジーの肖像画パリ3区の美術館)大好きな椿姫についてかかせてもらったのですが、同時代に活躍した女優、アリス・オジーについて書いてみました(この絵はパリ、カルナヴァレ美術館蔵であるアリス・オジー)本名はジュリジュスティーヌ・ピロイで1820年パリ生まれですアリスは割と裕福な宝石商の娘だったのですが、両親の中が悪く、乳母の娘と家出をして針で生
誰もが一度は聞いたことがあるような、特に有名なオペラの曲を紹介していきます。今回紹介するのは、イタリア出身の作曲家ジュゼッペ・ヴェルディの曲です。ジュゼッペ・ヴェルディヴェルディはオペラ王と呼ばれるほど、数多くの名作オペラを世に生み出してきました。しかし、そんな彼も日本での知名度はイマイチな気がしてなりません。偉大なクラシック作曲家ベスト20!みたいなくくりで日本のバラエティ番組や本で作曲家を紹介することがありますが、ヴェルディの名を聞くことは意外と多くはない印象です。やは
豪華絢爛なローマ歌劇場の内部コロナ前までは、ウィーン、ミラノ、バイエルンなどの超名門オペラが毎年来日していましたが、コロナの影響で2020年のミラノ・スカラ座と2021年のウィーン国立歌劇場の来日公演は中止、ウクライナ戦争後の飛行機代・運搬費などの仕入れ価格の高騰で、S席が85000円から90000円以上になってしまうので、日本の興行主としては大型のスポンサーがつかないと招聘できないと思います。2023年の来日オペラ公演はメインどころしては、6月のパレルモ劇場の「椿姫」と「ラ・ボエーム」、9
本日4月15日のグレタ・ガルボの没後34周年を記念して、ガルボの作品をご紹介します。(1905年9月18日生誕-1990年4月15日死没,84歳)■ガルボは、ディートリッヒと並ぶ、サイレント期~トーキー時代の北欧系美女です。映画史上最も造型的に完璧な女優は、おそらくガルボかと思います。そして、北欧系美女の系譜は、そのあと、ツァラー・レアンダー、イングリッド・バーグマン、アンナ・カリーナ、エヴァ・グリーンに引き継がれます。■ガルボは、1924年スウェーデンでサイレント映画
あたしだけの・・・ですが、最近某女性向け掲示板でガラスの仮面のトピックがあり、そちらにこんなラスト考えました!って、感じで投稿した文章をSSにしてみました。マスマヤの再会シーンはもうひとつ考えてあって、再会の場面は大都劇場ではなく横浜の山下公園です。お母さんの命日にお墓参りしたマヤちゃん。「家出して以来だな。横浜にくるのは」山下公園を歩きながら12歳の大みそかに椿姫のチケットのため真冬にこの海に飛び込んだあの夜を思い出す。あの椿姫の舞台からあたしの運命は変わりだした。あの劇場で演劇
岩崎邸に入ると花の世界です。その中から少しだけ。最近「白」が気になっていたのですが今回の作品では今までカラフルなオバケバナでも大活躍していたパームボートが「白」になっていました。そして岩崎邸でこその金唐紙の壁紙の客室マントルピースには白い椿が。ヴェルディのオペラ「椿姫」を思い出しました。2年前のオーチャードホールでは椿姫の舞台とロビーに假屋崎先生の椿が豪華に飾られていました。💐岩崎邸からほんの一部だけ私目線のご紹介でした。会期は5/6までなのでまたお花もどんどん変わ
ハンブルグバレエ団の椿姫AlessandroLuciaFrolaonInstagram:"“TheLadyofCamellias”withher@madoka.sugai💜InSingaporeatthe“MelissaHamilton’sInternationalBalletStarsGala”@hamiltonchristouproductions@esplanadesingaporeBeautifulpicturesby@crispi
チェレスタといえば、チャイコフスキーの《くるみ割り人形》。有名な〈金平糖の精の踊り〉で使われますが、第2幕のフィナーレでもちょっとだけ出てきます。そこではハープと絡んで本当に壮麗に響く。生の舞台で観ていると、ちょっと目頭を熱くさせるような音楽です。ちなみに、良く似た音色のグロッケンシュピール(鉄琴)も、《くるみ割り人形》の第1幕でよく聴こえてきます。このグロッケンシュピールは、マレットで叩く平面のものと、鍵盤がついたものがあります。モーツァルトのオペラ《魔笛》のパパゲーノ自殺の場で、それを
5月25日のNHK朝ドラ「エール」。帝国音楽学校で「椿姫」のヴィオレッタ役の第二次審査の場面で、ヒロインの古山音がアリア「花から花へ」(Semprelibera)を歌いました。そのとき、ライバル夏目千鶴子を含む4人の候補者は別のアリアを歌っていましたね。「花から花へ」の直前のアリア「ああ、そは彼の人か」です。ドラマではこの二つのアリアを続けて歌うことが共通の課題曲という設定だったのかもしれません。ドラマでも「椿姫」の悲しいストーリーが紹介されましたが、この一連のアリアはまさにヒロイン・ヴィ
次の朝、スーはそれまでと同じように僕を送り出してくれた。その日の夜、僕はスーに「今週末、豪華な食事を作ることはできますか?」と尋ねた。スーは少し不思議そうな顔をしながら「どのような食事を作ればよいですか?」と尋ねた。「レストランで出されているようなコース料理を作ってほしいです」と僕は言い、その日仕事帰りに書店で買ってきた「お家で贅沢、コース料理に挑戦」というサブタイトルのついた料理雑誌をカバンから取り出した。スーはぱっと顔を輝かせて雑誌を手に取り、1ページ1ページ丁寧に眺め始めた。
今日5月29日のNHK朝ドラ「エール」、感動しました。帝国音楽学校ではとうとうヒロイン古山音がオペラ「椿姫」のヴィオレッタ役の最終審査に臨むシーンがありました。その前のシーン。本当は今も鉄男を愛しながら本心を告げずに去ろうとする希穂子。二人の悲恋の理由を知ってしまった音は希穂子の代わりに号泣していましたね。最終審査で音が歌ったのはオペラ「椿姫」のクライマックス、既に重い肺結核のために余命わずかなヴィオレッタが病床で歌う悲しいアリア「さようなら過ぎ去った日よ」(AddiodelPasat
こんにちは。テノール歌手の西影星二です。ゴールデンウィークは、神奈川県川崎市の多摩区民館で歌わせて頂きます。私の師匠の小山陽二郎先生が率いるモンタニーニオペラが、オペラハイライトシリーズ『3つの悲劇』「カルメン」「椿姫」「荒城の月」の3演目をハイライトで上演します。僕は「椿姫」のアルフレード役と、「荒城の月」の鈴木役を歌わせて頂きます。関東方面の方、もしよければ是非お越しください。MONTANINIOPERAハイライトシリーズ3つの悲劇『荒城の月』『椿姫』『カルメン』【日時】