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今日はずっと書こうと思っていた、私のPMDDの病気について連載でお届けしようと思います。これは私が自分の病気を忘れないためと、現在PMDDで苦しむ方とその家族のためでもあります。まずPMDD-月経前不快気分障害とは*この日本語の病名が誤解を呼びやすくて残念なのですが・・・月経のある女性の3-8%に起こる月経前に特化した精神疾患です。アメリカでは1993年ごろから精神医学会で更なる研究が求められ、2013年に正式に精神疾患と認められました。そう、とっても歴史の浅い、まだ
PMDDによるあまりの人格の豹変ぶりに霊媒師の元に連れて行かれた私。それでも症状は治るはずもなく、また自分を責めては悩む日々に戻りました。そんな中、新聞の書籍紹介欄に「月経前に豹変する女」というタイトルの本を偶然見つけました。「豹変」という言葉に反応したのです。そういえば私の変化は月経前に顕著に出ていたと私は気づきました。その本を取り寄せると無我夢中で読み、私は自分がPMDDだと確信しました。これまでの暴言やパニック症状、激しい悲しみや寂しさ、身体的症状、そし
自分がPMDDだと自覚し、私がカナダ・モントリオールに渡ったのは2008年9月。PMDDの不安はありましたが、現地に到着した時から人に恵まれ、すぐに住む家も見つかりました。しかし、しばらく症状は落ち着きませんでした。ルームメイトに病気のことを話すのに抵抗はあったけど隠すわけにいかなかった。現地では英訳した診断書でSSRIをさらに購入していました。あの時は本当に薬しか治らないと思っていました。ただ、そのころから、まず食生活が変化しはじめました。ルームメイト
私のPMDDの症状が顕著に出はじめたのは2006年ごろでした。当時の私は歯科衛生士としてキャリアを積んでいたころでしたが、同時に非常にストレスフルな毎日でした。前回のブログ~PMDDとは?~でも書きましたが、PMDDは月経周期の女性ホルモン値に伴うセロトニン量の変化自律神経の活動状態に異常があるエストロゲン受容体の変異通常ホルモン値に対する異常反応など、様々な因果関係が研究報告されています。ただ、ここで前置きしておきたいのが、不摂生、暴飲暴食、喫煙、飲酒、
姉が第1子を妊娠したころ、私のPMDDは爆発的に発症しました。そしてその矛先は姉と父に向けられていきました。妊婦の姉に対してはためらいがあり、かなり苦しい思いをしながら言わないように気を付けていました。でも姉が実家に帰ってくることにひどい嫌悪感、不快感がありました。特に父に対する叱責や怒りはひどく、感情を抑えきれず、何度も掴みかかりそうになったこともあります。なぜこんなにも妊娠中の姉や父に怒りがわいていたのか?その原因は幼少期の経験にありました。6歳まで