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二ヶ月ほど前、テレビに浅田美代子が出ていた。これまでの半生をふりかえる番組で、深い親交のあった樹木希林の話がメインだった。元夫である吉田拓郎についても語っていた。ふたりが別れてから、もう三十余年がたつ。吉田拓郎は、二回目の浅田を含め三回結婚をしている。デビュー前である大学生のころから、派手な恋愛をくりひろげてきたらしい。数多くの女性を泣かせてきたのかもしれない。いらぬお節介だが、彼の生い立ちから始まる、その女性遍歴をたどってみることにした。ブログ筆者はかつて、拓郎ファンだった
軒上泊原作東陽一監督カラーこの頃は、映画雑誌「ぴあ」に赤マル印を付けたりしてあちこちの二番館、三番館に洋画・邦画、いろんな映画を観に行ってました。ATGの凄い作品が次々登場してた頃。「肉弾」「竜馬暗殺」「家族ゲーム」・・・この『サード』もその頃観た作品でしたが今観ると、ずいぶん文学的な作品だったのね。軒上泊さんの『九月の町』の映画化。脚本が寺山修司さんで台詞や独白がとても詩的でいいんです。お話は関東朝日少年院の朝からはじまりま
「赤ちょうちん」の藤田敏八監督の1979年の日活作品です。GYAO!にあったので観ました。24歳の若さで妻に家出された勇一はカメラマンになる夢を捨て息子の大助を姉夫婦に預け、妻を捜すために運送屋で働いていた。ある日、ロックバンド追っかけ同士の喧嘩に遭遇した勇一はその喧嘩をしてう彩子を助ける。数日後、勇一のアパートに彩子がやってきて…主演は奥田瑛二でヒロインは森下愛子。森下愛子が父親に性的虐待を受けてリストカットしている16歳のバンギャで売春していて、すごく現代的なキャラです。当時の森下
いわゆるロマンポルノのシリーズの作品ではあるが、ロマンポルノの定義が男女の絡みを2回以上入れることであり、あまり製作上の制限はなかったようで、若手監督の登竜門的な姿勢も良く知られている。主演の森下愛子はのちの吉田拓郎夫人であるが、70年代当時はヌードも辞さぬ女優で出演作も多い。こちらは中上健次の『十八歳、海へ』の映画化である。僕は青春映画があまり得意ではなくこの作品も観ていなかった。心中詐欺という不思議な行為に取りつかれたかのカップルに永島敏行と森下愛子。主演の永島敏行は青春の