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英国からやってきたシークレットガーデンが、異国の地で風を受けている-水戸市七ツ洞公園使用レンズのご紹介リンクMCROKKOR-PG1:1.4f=50mm(minolta)快晴だ、水戸市の七ツ洞公園に行った。七ツ洞公園は、英国人技師が設計した英国式庭園だ。開園が1999年だから比較的新しい庭園だと思うが、緑は急速に拡大し森は深まりつつある。”新しさ”は野生の中に飲み込まれつつあるのだ。七ツ洞公園は周囲を田畑で囲まれており、コンビニなどのショップも見当たらないほどに市
MCROKKOR-PG1:1.4f=50mm撮影はα7Rで行ったが、上の写真はミノルタX-1だ。「MCロッコール」はミノルタの第二世代一眼レフ用のレンズだ。このMCシリーズから、ミノルタ一眼レフの測光方式は開放測光となった。シリーズ名のMCは「MeterCoupled」の略だ。ご紹介するレンズは1973年にリリースされた。それまでミノルタのF1.4標準レンズの焦点距離は58mmだったから、50mmF1.4の標準レンズはミノルタとしては最初のものとなる。そうしてこの光学系
AIAFNikkor70-210mm1:4-5.6Dニコンから1993年に発売された望遠ズームレンズだ。70-210mmという焦点範囲は、望遠ズームのスタンダードと言えるほどしばしば見かける。サードパーティ製ズームまで含めると、ジャンク箱に必ず1本や2本、転がっているのがこの焦点域のレンズだ。あまりにもありふれていて、その価値がなかなか認められそうにもない不遇?の焦点域なのだ。しかし、望遠ズームをトリミングレンズと考えて、70mm中望遠域を基準とし
左へ90度回転してください広島県庄原市県民の森にある一本の樹…あきらかに周りの木とは違うこの森の主かのような存在感です
水辺の領域に、急速に拡大してゆくものの斉唱が響く-水戸市七ツ洞公園使用レンズのご紹介リンクMCROKKOR-PG1:1.4f=50mm(minolta)快晴だ、水戸市の七ツ洞公園に行った。行って仰天した。新緑は新緑なのだが、すでに猛烈に濃密になっていた。4月の変化が大きいのは知っているつもりなのだが、例年こんなだったかなと思う。寒い季節、いつもギャーギャー喚いていた水鳥はもういなかった。代りに蛙がギャーギャー喚いていた。七ツ洞公園にはときどき行くから、どの場
TAMRONSP[01A]1:2.8-3.835-80MM1980年に発売された、タムロンのアダプトール2標準ズームレンズだ。焦点距離が35-80mmのレンズは、このレンズ以前にはQZ-35Mがある。しかし光学系のスペックは、QZ-35Mが「13群13枚、F2.8-3.5」であるのに対し、01Aは「8群9枚、F2.8-3.8」だ。つまり01Aはまったくの新設計レンズなのだ。タムロンはユーザーによるマウント交換方式を、一眼レフ登場期から採用していた。マウント交換
あらたな緑が覆いつくしてゆく場に、姿を見せるエルフたち-水戸市七ツ洞公園使用レンズのご紹介リンクMCROKKOR-PG1:1.4f=50mm(minolta)快晴だ、水戸市の七ツ洞公園に行った。行って仰天した。新緑は新緑なのだが、すでに猛烈に濃密になっていた。4月の変化が大きいのは知っているつもりなのだが、例年こんなだったかなと思う。混沌とした領域は拡大してゆく。そこでこそ見いだせるものがあるだろう。そんな混沌にレンズを向ける。ファインダー像を上下左右+回転