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七之助の仇吉時蔵の米八隼人の丹次郎七之助も時蔵も仇吉の人だと思っていたが、時蔵の米吉も楽しめた。梅ごよみといえば玉三郎の仇吉勘三郎の米八を思い出す人が多いと思うから。対照的な容姿の二人のほうがわかりやすい気がしたが、時蔵の米八が一途でなかなかよかった。普段着の米八が、ちゃんと芸者になっていた。辰巳芸者の意地の張り合いがとっても楽しい。冷静に考えるとひどい男の丹次郎も隼人が演じると憎めない。仁左衛門、染五郎(幸四郎)と続く系譜に隼人もくわわったように思えた。油地獄、綱豊
歌舞伎座での猿若祭二月大歌舞伎は、夜の部の「梅ごよみ」でキリ。江戸後期の為永春永の人情本が原作で、深川あたりを舞台に、深川芸者と色男の恋の鞘当。序幕の向島三囲堤と隅田川で、さっそく争いが勃発。勘当中の丹次郎と許婚のお蝶が、久しぶりに出会う。丹次郎は深川芸者の米八の、ひも同然。そこに米八が現れて、恋の玄人とおぼこ娘の、微妙な駆け引き。歌舞伎座の広い舞台一面が、隅田川に転換する爽快さ。そこに、丹次郎とお蝶が乗った舟が屋形船と行き交う。屋形船には、これも深川芸者で、仇吉と政
今回のブログは、先日観てまいりました歌舞伎座夜の部の感想です。『猿若祭二月大歌舞伎』夜の部二月の歌舞伎座は「猿若祭」。寛永元(1624)年に江戸で初めて幕府公認の芝居小屋「猿若座(のちの中村座)」を初代猿若(中村)勘三郎が建てたことが江戸歌舞伎の発祥とされることから、昭和51(1976)年に十七世中村勘三郎丈を中心に歌舞伎座で公演が始まりました。今年の「猿若祭」は50周年の記念の年、ということもあり、おめでたい空気の演目が並びます。
今月は夜の部も見ます!この前は雪で着られなかったので今回は着物で。暖かくなってきたので明るい色の紬にしました。一谷嫩軍記熊谷陣屋が有名なこのお芝居陣門・組打はめずらしい・・・大昔、見たはずなんですが(遠見の演出が面白かったのは覚えている)あまり記憶にないかもこのあとに熊谷陣屋が続くのですがあの熊谷の深い深い無常感はここから来ていたのか、と話がつながりました。寝ちゃうかと思ってコーヒー飲んで備えていたけど(こらこら)一睡もせず勘九郎丈の骨太な演技にく