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読んだことなかったかなと思ったけどあったみたい。でもいいや。もっかい読む。この方も、同じ北海道出身の女性の作家さん。ほかの作品も読もう。映画はまだ観ていないのであった。。道東、釧路あたりのラブホテルをめぐる連作短編集。最初の話は、もう潰れて廃墟になっているそこが舞台になってて、その話しか覚えてなかった。ので、新鮮に読めました。もう廃墟になってるじゃん、これからどうなるの?って思ったら、時間がどんどん遡っていく構成でした。そうか、作品の中では時間は自由なんだったな。常識に凝り固ま
30年近く前のあの事件、あの教団がモデルになってるのだろう、と思えます主人公の啓美は、ある宗教団体に、18歳で、入信し、5年間、富士山の麓の教団施設で暮らしてきたある日、何もわからないまま幹部の男に連れ回され、結果、その時、その男の起こした毒ガス散布事件の共謀者として指名手配されるそれからの17年の逃亡劇お話しの冒頭は、40歳になった啓美が、アパートの前で、警察官から声をかけられるシーンから始まります17年の逃亡の終わりの場面で、お話は始まります半分くらい
桜木紫乃の直木賞受賞作を「全裸監督」の武正晴監督が映画化した作品です。北海道の釧路湿原を背に建つ小さなラブホテル、ホテルローヤル。経営者家族の一人娘雅代は美大受験に失敗し、ホテルの仕事を手伝うことに。アダルトグッズ会社の営業マン宮川に淡い恋心を抱きながら何も言い出せず。ある日、ホテルで心中事件が起こり…波瑠がいきなり大学受験に失敗したばかりという設定でさすがに無理あると思いましたが、そんな無茶なキャスティングのわりに波瑠は脱ぐわけでもなく、ただただ嫌な感じなラブホテルなままでした。プロロ