ブログ記事32件
先日「先生、歯茎が腫れて痛みます。また膿が溜まっているのではないでしょうか?」と言って来院されました。その時の口腔内写真とレントゲン写真です。側切歯の根尖付近が赤く腫れて、中央部分が少し白くなっています。念の為レントゲン写真を撮ってみましたが、その部の歯根の周囲は白い状態で、透過像(黒くなっている状態)は見られませんでした。これはよく見られる「アフター性口内炎」と呼ばれるものでした。その証拠に、3日後に来院された時にはもうほぼ消失していました。根尖病巣であれば、こんなに早く消失す
色々治療していて、根尖病変や歯周病などで有れば多くのケースでなんとか出来ると思っていますが、この原因不明の分岐部病変は厄介です。腫脹がひどく、噛めない状態になったので患者さんと相談し、抜歯しインプラントを行うことにしました。抜歯し、骨を作る処置を行い、有る程度骨が石灰化するのを待ってインプラントを行いました。インプラントが骨にインテグレーション(結合)するのを待って上部構造を作成しました。分岐部病変を抱えたまま過ごすより、こちらの方が予後は安心では無いかと考えます。