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2020年2月15日(土)名古屋にて月組『赤と黒』を観てきました。私は小中高生時代、粋がって小難しい小説を読んでいました。その反動か、現在はむしろ文芸大作は苦手傾向。アンナ・カレーニナ(2019年再演)も、赤と黒(2020年再演)もおそるおそる開演を待ちました。…観てみたら、めっちゃ面白いではないですか。世界観・キャスト・音楽・衣装・歌唱・セット・照明など、美しさの坩堝。『赤と黒』は故・柴田侑宏先生の脚本・演出。柴田作品らしく、大人の男女の心理と、濃厚な恋愛描写がみられま
1995年3月18日~3月27日劇場飛天(現梅田芸術劇場)・花組特別公演1995年1月17日に発生した阪神大震災で宝塚大劇場も被災。公演中の花組トップコンビ安寿ミラ・森奈みはるのサヨナラ公演も中止。とても中途半端な状態のサヨナラ公演になってしまいました。(大劇場公演の記事はこちらへ)幸い私は震災前日に観劇できましたが、17日以降のチケットも全て完売で見に行かれる予定だった方はさぞやショックだったことでしょう。でも震災でそれどころではなかったかもしれませんね。3月の劇場飛天では
2024年4月12日~5月6日雪組全国ツアー公演雪組トップスター彩風咲奈が退団発表しましたが、まだ次期雪組トップスターは発表されていません。夢白あやは続投しますので、この全ツがそのまま次期雪組トップコンビとしてなるように思いますが、昨今の宙組情勢もあってスムーズに行くのかどうか?それは置いといて、全ツは二作品とも再演ながらも、注目の演目でしたので結構なチケ難。運よく梅芸会員の先行で取れたものの、シフトの都合で夜勤明けの観劇となりました。梅田芸術劇場メインホール4月13日16時3
柴田先生のご逝去に伴い、特別番組として放送された「琥珀色の雨にぬれて」(84年花組)を見ました。この作品は、セリフとセリフとの間にみなぎる緊張感が、脚本から感じられるところが大好きな作品です。初演の放送を見ると、冒頭のシーンから、クロードとマオの緊張感あふれるやり取りが繰り広げられ、「これが見たかった琥珀!」といきなり感動。そして登場したシャロンは、まさに妄想どおりのシャロン!気ままに生きている様子は、ルイのいう「取り巻き連中に囲まれて女王のようにふるまっている」そのものなのに、たま
2024年3月5日(火)宙組『FINALFANTASYXVI』と『宝塚110年の恋のうた』は上演しない旨、発表されました。公演自体は中止せず、上演作を差し替えるとのこと。宙組公演『宝塚110年の恋のうた』『FINALFANTASYXVI』上演作品見合わせについて|ニュース|宝塚歌劇公式ホームページ以下の宙組公演につきまして、上演作品の見合わせをお知らせいたします。<宙組宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演>宝塚歌劇百十周年紀念奉舞『宝塚110年の恋のうた』ミュージカル『FI
1995年1月1日~2月13日宝塚大劇場・花組公演花組トップコンビ安寿ミラと森奈みはるのサヨナラ公演。前売り開始日で公演全日程完売!当時の宝塚はサヨナラ公演のチケットはプレミアチケットでした。1995年1月16日11時公演、1階11列目で観劇。ミュージカル・ロマン「哀しみのコルドバ」作・演出/柴田侑宏1985年に峰さを理主演で上演された作品の再演。安寿ミラがスペインもの希望で上演になったらしい。プロローグがらワクワクしました。安寿ミラのマタドールはかっ
2023年11月17日~12月12日花組全国ツアー公演今年最後の全国ツアー公演は花組で、二番手の永久輝せあが主演でその相手役を星空美咲が務め、専科の凪七瑠海が二番手格で出演という陣容。昨今色々世間を騒がせている宝塚ですが、とりあえず花組は予定通りの公演を開幕。富山オーバード・ホール11月29日13時30分公演、1階H列で観劇。※ネタバレ注意。●ミュージカル・プレイ「激情-ホセとカルメン-」脚本/柴田侑宏演出・振付/謝珠栄メリメ原作「カルメン」をモチーフに描かれ
みなさん、こんにちわ。なんかこんなけ友の会の申し込み期間がないと、若干不安になりますねwwとは言いつつも、プレイガイド系はどんどん来年の公演の抽選やら先着販売やらが始まっており、もうほんまに管理が難しい!!笑ほんで昨日名古屋のフィレンツェのチケットが手元に届いたんですが・・めっちゃ席が悪かった!!(ノД`)同行するズカ男にすまんな・・と謝ると、「えーでー(ひとこ風)!!それより柴田先生の作品は曲もええし、宝塚ってうつ病に効くと思うで!
花組「うたかたの恋」は、1993年星組「うたかたの恋」から30年ぶりの大劇場版として上演です。赤い大階段に白い軍服のルドルフ(柚香光)と白いドレスのマリー(星風まどか)が美しく、この並びを観たかったと思いました。柚香光のプリンスれいちゃん(柚香光)の金髪の皇太子ルドルフは、まるで“おとぎの国の王子様”のようです。17歳のマリーが皇太子に声をかけられて舞い上がる気持ちは、今なら普通の女の子がアイドルと知り合うようなもの、“恋に恋する年頃”のマリーなのでしょう。まどかちゃん(