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引作神社(引作の大クス)(ひきつくりじんじゃ)紀伊国牟婁郡三重県南牟婁郡御浜町引作宮本507(P有、通行困難な道無し)■祭神(不明)御浜海岸からわずか3~4kmほど、早くも「深熊野(みくまの)」とも言える熊野特有の深い山中に鎮座。なんと言っても当社の出色は「引作の大クス」であり御神体。◎幹回り15.7m、樹高31.4m、樹齢1500年ほど。その姿は神の依り代というよりも神そのもの。この御神木をもって当社すべてが語られるといっても過言ではないほど。◎当社は明治の合祀令により、阿
○「里村郷土誌」では、第二編里村の歴史、第一章郷土の概観、第二章郷土の成り立ちと先史時代を載せている。特に、編纂者である塩田甚志氏が考古学や史学に造詣が深いせいか、墓石や古石塔、遺跡、遺物等に膨大なページが割かれている。○第三章古墳時代、第四章奈良時代、第五章平安時代と続くのだが、そういう時代の史料は甑島にはほどんど残されていない。第六章鎌倉時代ころになって、ようやく様々な史料が残されてくる。今回は、その鎌倉時代から、『甑島と平家伝説』について、考えてみたい。「里村郷土誌」には次のように載せる
猫手――といっても、わたしはここで庖丁の使い方や猫の肉球について論じるつもりは毛頭なく、実は、先日訪れた茨城県筑西市猫島の小字猫手――これを「ちょっけ」と読む――という地名について考えを廻らしてみようと思うのである。小用で猫島近傍へ行くついでに、寺社巡りでも、と思い立ち、電子国土Webの地理院地図で一帯を調べていると、猫島に猫手という地名を見い出し、そこに「ちょっけ」とルビが振られているのを発見して、瞳孔がラグビーボールになった。それは小山市の神鳥谷(ひととのや)を知ったとき以上の衝撃であ