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※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください僕は暫く眠ったんだと思う健人のお陰で、テラスの椅子に座って外の空気に触れていたら少し頭が痛いのも落ち着いた屋根のあるテラスで、外は雨だったけどその雨の音が僕を落ち着かせてくれたからなのもあるだろう雨は気分が落ちるけど、シトシトと降る雨の音は嫌いじゃなかった今日は自分だけの香水も作れたし、ただユノとあまり話せなかったのが残念には思ったけど、
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいなんだかんだあった俺達が、付き合うようになって1ヶ月が経った。営業課では俺達は相変わらずライバル同士で、相変わらず仲が悪いと思われている。「おはよう。」チャンミンはやっぱり俺より早く出勤をし、オフィスのブラインドを開け、エアコンを付け、ポットの水を入れ替えスイッチを入れる。それには適わないが、それでも2本早
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください僕は、ワークショップの朝、髪を整え、気に入ってる服を選び準備を整える何となくお洒落に気を遣うのは、今日は他にも生徒さんもいるからだどんな人達が来るのかもわからないから、少し緊張をしていた顔が浮腫んでいないか、肌の調子はどうかを鏡に向かって顔をあっちこっち捻りながらチェックも怠たらないユノはそういう所で僕の体の調
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください「あの…………。辞めた方がいいですよ。」俺の背中から聞こえた声は酷く落ち着いていた。誰?俺は校舎の屋上で柵を乗り越えた幅の狭い際に立ってその声のする後方を振り返る。そこに立っていたのは俺と同じ学生。襟のピンバッチには「I」の文字が見えた。一年生か。俺は後輩のその男を確認だけして又視線を戻す。下から風が吹
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいユノと話す事はなかったけど、ワークショップは興味深くて僕は真剣に香水作りに挑んだ「香が選べた人から俺の所に持ってきてくれるかな」ユノがそう言うと皆がユノの所に香を書いた紙を持って行った僕は最後まで迷っていて柑橘系やウッド系、なんだか滅茶苦茶になってしまってユノの所に持って行くの躊躇う他の皆はいい香りを選んでるねとか言われてるの
大学生になるまでチケッティングなんてした事が無かったU-knowのファンになって、まだまだこの世に知らなかった事は沢山あるのだ、なんて思ったけど…同じくらいU-knowのファンである、SNSから繋がった女の子達曰く『一刻一秒を争う戦い』がU-knowの単独コンサートのチケッティングらしい初めてだったけど、ネットで『必勝方法』と書かれている記事を何度も読み込んだし、スマホゲームで指も鍛えているこれだけ、大袈裟では無く彼の存在が生き甲斐だと思う程にU-knowの事を好きだから、約二年ぶ
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください結局、最後は健人に起こされるくらい僕は爆睡してしまったみたいで、施術の90分はあっという間に終わってしまった「オイルは自然と体に馴染んで行きますが、もし気持ち悪い所がありましたらこちらで体を拭いて下さい。どうぞ。あちらでお待ちしております。ゆっくり着替えて下さい」そう言って僕にホッとタオルを渡すと、カーテンを閉め、出て行った健人僕はゆっ
休日の午後、ソファに座って膝を抱えて過ごす至福の時何が至福かって?テレビ画面のなかの、僕の自慢の推しを見つめているから画面越しでも分かるくらい、他の出演者の誰よりも輝いている…黒目がちな切れ長の瞳、シャンプーのCMに出ればたちまち商品がベストセラーになる綺麗な黒髪、シャープな頬や顎のラインはまるで神様によって造られたような芸術的な角度、声は甘いのに少しハスキーでまるで無限の魅力を持つ魔法のよう、笑う時に顔の前に持ち上がる手は大きいのに無骨では無くて長い指は男性的なのに美しくて…そう、そ
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいYうちの営業課はその月、過過去最高の営業成績を残した。朝の通勤ラッシュを避けるために、俺は2本早い電車に乗る。なぜなら、営業マンの俺はビシッとスーツを着て家を出る。それなのに朝からラッシュに巻き込まれ、スーツにシワができるのは避けたかったし、まだ誰もいない朝のオフィスは静かで気持ちが良かった。一番に踏
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいこんな辺鄙な場所にある焼肉屋なのに、一体どこから人が集まってるんだ?と言うくらい店内は賑わっていた。奥のテーブル席に案内されて、適当に肉と飲み物を頼んだ。烏龍茶を頼んだ俺に飲まないんですか?と聞いてくるチャンミン。「もしかしてお酒弱いんですか?そう言えば昨日も課長に勧められてもあまり飲んでいませんでしたよね?」チャンミンにそう
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください昨日は散々だった。課長をタクシーに載せるまでは地獄で、無茶に飲ませたチャンミンを本気で恨んだ。そしてさっさと帰ってしまったチャンミンに俺は文句の一つでも言ってやろうと、今日も2本早い電車に乗り込む。だって意味の分からない気持ちになったし、本当に訳わかんなくて、兎に角チャンミンに文句のひとつでも言わなきゃ気が収まらないと思った。チャンミ
「お疲れ、今日は一緒に帰らないか?」「お疲れ様です…どっち、にですか?」「昨日作ってもらったカルビチムが残ってるから…俺の家で良いだろ」事務所でのレッスンを終えて、たったひとりのメンバー、そして恋人、を誘った「はい…豚肉、まだ冷蔵庫に有りましたよね…」上目遣いで囁く顔はほんのりと赤い可愛い恋人の、OKの返事に俺もつられて頬が緩むそんな俺に、チャンミンもまた微笑んで…視線を合わせて笑い合った..........................................
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※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください気のせいだった。チャンミンが好きだなんて。付き合ってもいいなんて思ったのは間違いだった。チャンミンとだけは有り得ない。男だし。年下だし。そうだあんな可愛くない後輩元々嫌いだったんだ。好きだから虐めるとかガキだし。いっつも怒ってばっかで。ちょっと優しくされたから。ちょっと褒められたから。ちょっと……。居心地が
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいすっかり日が沈んで暗くなったオフィスで自分の一角だけの電気を付けて俺は1人で残業をしていた。出張では、変な夢は見たけど、チャンミンとの仕事は意外に上手くいったし、チャンミンと少し打ち解けられたんじゃないかも思えた。兎に角迷惑をかけない様に俺はいつになく頑張ろうって思って残業もしてた。「まだ居たんですか?」突然声をかけられて俺は顔を上げる。
*こちらで書いているお話はフィクションです。登場人物は実在の人物の名をお借りしていますが、ストーリーは作者の創作によるものです。《永い愛、弐》こうして、ユンシクとシンは互いの気持ちを確かめ合った。二人は友であり、恋人になった。使用人たちに囲まれ、一人で暮らすシンの屋敷で逢瀬を楽しんだ。許嫁はいても、婚姻まで指一本触れることが出来ないユンシクは、シンが肌を重ねた初めての相手だった。女人のそれを知らないユンシクは、シンの体に夢中になった。
三十歳にして生まれて初めて、のレコーディングを終えた終えた、とは言っても、一日分が終わっただけで、まだまだ僕は何も出来ていないに等しいユノが新作アルバムのレコーディングをしているスタジオに、何も知らないまま…自分の情けなさに打ちのめされた状態で、迎えに来てくれたユノと向かったら、僕の知らないところで信じられないような話が動き出していて、僕は彼の新作アルバムにコーラスとして参加する事になった何時も本番に弱くて上がってしまう声が殆ど出なくなってしまうそんな僕にユノが『俺だけを見て』と
少し間が空いてしまいましたその上朝更新、だけど成人指定です…大丈夫な方は本文こちらからお願い致します↓EenieMeenie!36EenieMeenie!36-hominismhominism.blog.fc2.comランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので、続きも読んでくださる方は足跡と応援のぽちっをお願いします↓にほんブログ村
僕の恋人は有名人ただの有名人では無くて、超、が付く程のひととても人気で、特に若い世代には百パーセントと言っても過言では無いくらい知られているだから、外で普通にデートなんて出来ないいや…僕の恋人が女性か、若しくは僕が女性なら外でのデートは困難だ、というのが正しい何故なら僕も、僕の恋人も男つまり、僕達が外で普通に並んで歩いていてもデートだなんて思われないそれどころか、並んでいたら多分、彼の追っかけだとかスタッフだとか、そんな風に思われるだろう間違っても恋人だとは思われないに違い
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*こちらで書いているお話はフィクションです。登場人物は実在の人物の名をお借りしていますが、ストーリーは作者の創作によるものです。《星月の涙》風に吹かれ、暗い夜の海を眺めていた。楼閣の上に昇る銀色の月も今夜は姿が見えない。「まるで…チャンミンを失った俺の心のように…暗くて、永久に朝の来ない夜のように…なんて黒々とした海だろう」楼閣の窓から入り込んでくる風も、心なしか今夜は格別に冷たく感じるユンホだった。逃れたくても、逃れられない現
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいチャンミンは驚いていた。俺がチャンミンを好きだって言った事。俺だって驚いているくらいだ。「ユノ、本当に?本当ですか?」そうだよな。本当に?って疑うよな。俺も自分が信じられない。今すごくドキドキしてる事だって異常だって思っている。「僕はあなたに優しくなんかなかったですし、好かれる要素があったとは思いません。」
*こちらで書いているお話はフィクションです。登場人物は実在の人物の名をお借りしていますが、ストーリーは作者の創作によるものです。《運命の歯車》「おい、大丈夫か?!」蹲っていたのはまだ年端もいかぬ少年だった。小さな顔に、大きな瞳をギラギラとさせて、目つきは鋭かった。イトゥクの顔を見ると安心したのか、ふっと表情が柔らかくなった。腕を押さえ、蹲る少年の指の隙間から血が滲んでいる。「大丈夫じゃないな。この傷はどうした?誰かに斬られたのか?
チョンチーフに抱かれたのは2度目だ1度目は、男を抱くのは初めてだというチーフをリードしたけれど、僕だって2年ぶりだったから身体は悲鳴を上げたそんな事は、気付かれないようにしたつもりだったんだけれど…そして、今さっきも身体を繋げたけれども、僕はもうチーフに翻弄されて、保とうと思った理性はどこかへ飛んで行ってしまって…浅ましく縋り付いてチーフの名前を何度も呼んで果てたんだ2度目なのに、もう僕の身体を翻弄した男がむくりと起き上がって、ベッドの下に置いてあったペットボトルを取って口に含んだ
心許なく僕の名を呟いて俯いてしまった。さっきまでの目力は今はない…「なに…?ね、ほら、服着て帰りましょう、」「ユノさん、ね?」ユノさんははっとした顔で顔を上げたけれど僕と目が合うとまた俯いて。「なに言ったんですか!ユノさんになにを!?」思わず彼の胸ぐらを掴んでしまう。『チャンミン!』ーーーふ…気をつけて?俺は今すぐにでも君をどうにでもできる。『おい!チャンミンには、』それで僕は気づい
叶わない恋をするだなんて柄じゃ無い僕を知る誰しもがきっと、そう思うだろう僕自身だってそう思うそもそも相手が悪かった…いや、僕が普通では無いから悪いのかこんな事を考えるのも柄じゃ無い幼馴染み腐れ縁悪友…いや、ここは親友にしておこうきっと、僕達を形容する言葉は色々有るだけど、僕がなりたいものにはなれないし、あいつだってそれに気付く事なんてこの先も無いのだろう「チャンミナ、たまには一緒に帰るか?」「ユノ…珍しいね、今日は誰にも構ってもらえなかったの?」午後最後の授業を終えて、
いっそこのまま意識を飛ばしていた方がファンとしては『あるべき姿』でいられたのかもしれないファン、なんて言葉では片付けられない程…ヒョンが生き甲斐ヒョン、つまりU-knowのコンサートに行ってサイン会に行って、新しい映像が見たら再生回数を伸ばしたりCDを買ったりテレビに出たら録画して繰り返し繰り返し視聴する認知されたくて出待ちをしている訳じゃ無いもっと近くで見たくて、ヒョンを知りたくてこんなに応援している、僕みたいな同性の男も居るんだって知って欲しくて…いや、知って欲しいって事は結局
昨日の夕方から僕の心はまるでジェットコースター上がって下がってまた上がって、『そんな訳無い』『あれは夢か幻』『でも写真に残っている』そんな事を繰り返し繰り返し考えては、その合間に僕の生き甲斐である推しの写真を見て呼吸を整えて…いや、むしろ光り輝く生き甲斐を拝む事で呼吸は整うどころか、なのだけど、これまでの推しとの接触を思い出したりしてファンとしての気持ちを強くしていたまあ、簡単に言うなら生き甲斐であるヒョン…つまり、アイドルのU-knowが僕に連絡先を渡してくれた、なんて僕の勘違
sideYチャンミンとの初めての遠出何処に行こうかと夏休みが始まってからふたりで相談して決めたのは、俺達が暮らす都会から電車で約一時間半掛かる距離にある、山に囲まれた地域の大きな公園だ新しい場所では無くて、広大な土地に自然公園や植物園、動物園だったりが集まっている場所周辺の遊園地や人気のある動物園と違って、どちらかと言うと目玉が無い…と言うと少し言葉が良くないけれども、つまりは昔懐かしの、と言った場所らしく、夏休みでも物凄く混雑しないであろうと予想されていた事つまり、その場所ならば