杉浦直樹

「網走番外地望郷篇」(1965)人気シリーズの第三弾をU-NEXTで久々に観ました。監督は石井輝男。予告編はコチラ。長崎の地に舞い降りた橘真一(高倉健)。死んだ母の墓参りで戻って来たようですが、旭組の若い衆だった頃に縄張りを荒らしていた安井組の組長(安部徹)を襲った過去があり、旭統一組長(嵐寛寿郎)にカタギになるまで戻ってくるなと言われて以来の帰郷であります。安井組に痛めつけられて入院中の組長の息子猛(中谷一郎)と再会して、ずっと安井組に支配されている現状を聞いた真一。か

主演の八千草薫さんの演じた則子は、原作では、「四十歳になるには、まだ三十九歳の一年と三十八歳の三ヵ月と十数日ある。まだそんなに中年というわけではない。」とあります。脚本（ドラマ）では、４２歳に直されています。そして、当時の八千草薫さんは、４６歳でした。八千草薫さんが、本当に魅力的な女性なんですよね。2019年に８８歳で亡くなられるまで、変わりませんでしたね。あらすじの続きをしますね。則子と北川（竹脇無我さん）は、喫茶店で何度か、会うようになります。なんでもない、趣味の話などです。

「二匹の牝犬」1964年3月12日公開。東映の「悪女」シリーズ第一作。R-18指定。脚本：下飯坂菊馬、渡邊祐介監督：渡邊祐介キャスト：並木朝子：小川真由美並木夏子：緑魔子関根啓三：杉浦直樹川辺テツ：沢村貞子きん子：若水ヤエ子トク子：本山可久子葉子：宮園純子みどり：新井茂子青山：北村和夫田坂刑事：宮口精二三木：三津田健津子：草野大悟あらすじ：名ばかりの売春婦だった朝子（小川真由美）は、禁止法施行後、風俗嬢になり体を元手に荒稼ぎをし、法