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こんにちはKinoshitaです。40代で体外受精をしている方々の内容を続けております。。始めたばかりの人も続けている人も、みんなが頑張っておられます!!一人でも多くの方が出産できますように当院セカンドオピニオンでの聞き取り詳細前医:AMH0.24前医採卵15回移植8回済・胚盤胞に育てるがなかなか育たない・育った胚盤胞のグレードが悪い・3日目からの発育が悪い・媒精(ふりかけ)での受精率が悪かった・移植8回は全て胚盤胞→凍結胚盤胞胚移植4回→新鮮D3初期胚移
こんにちは。Kinoshitaです。世界から始まり、日本でも多くの方が卵子凍結を希望される時代がきました。今年のカウンセリング学会で受賞させて頂いた当院のAMH女性の日を含めて『第22回日本不妊カウンセリング学会で当院が受賞されました!』こんにちはKinoshitaです。第22回日本不妊カウンセリング学会で当院のAMH女性の日の7年間の活動報告をしてきました。そして今回、学会奨励賞をいただ…ameblo.jp私は開業した2017年当初から不妊症になる前からの女性サポートを
こんにちは。Kinoshitaです。今回はAMHについてです。KInoshitaの治療の根幹となります。ぜひみなさんにも知ってほしい。それでは。AMHは妊娠率を評価するわけではありません。しかし、治療の選択肢や採卵数を予測する上ではとても大切な指標です。当院では必ず・ご自身の年齢・AMH・持病、手術歴からご夫婦の希望が叶う可能性が最も高くなるための治療プランを一緒に考えてから治療を開始していきます。最短、シンプルに結果を求めることがコンセプトです。ご夫婦と私達
こんにちはKinoshitaです。胚盤胞にならずに悩んでいる方は全国にたくさんおられると思います。私たち医療者の課題でもあります。卵子の成熟。人によっても、年齢によっても違います。私たちはそこを一緒に乗り越えたいと思います。ではご夫婦紹介します。41歳AMH1.77兵庫県で体外受精開始採卵3回、移植3回CC胚のみで移植へ。その後大阪へ転院される。大阪で再度治療開始採卵1回卵胞22個卵胞見えたが回収14個胚盤胞ならず移植なし当院で聞き取り採卵回収
こんにちは。Kinoshitaです。子宮の奇形を指摘され、手術もできず不安の方もおられると思います。今回は重複子宮をお持ちの方で不妊治療後に出産された方の流れをまとめます。33歳AMH5.18妊娠歴なし#重複子宮持病)1型糖尿病インスリン管理中近医で重複子宮指摘。タイミング、人工授精実施し妊娠歴なし体外受精希望で当院受診となる。保険診療が始める前(自費治療)採卵1アンタゴニスト注射:HMG採卵19個前核期2個凍結胚盤胞6個凍結
こんにちは。Kinoshitaです。40代の方々の妊娠が続々と出ていますので紹介していきます。初診前医治療歴採卵3回採卵1ショート法採卵数5顕微授精で4個受精胚盤胞2個採卵2ショート法採卵数7胚盤胞4個採卵3ショート法採卵数7胚盤胞5個移植9回全て胚盤胞移植一度も胎嚢見えず一度、HCG1600までいったが化学流産当院に受診となりました。初診での説明・採卵の時、違う刺激も検討していきましょう。・AMH0.8ならまだ数狙えるの
こんにちは。Kinoshitaです。日々、診療をしていて患者さんご夫婦に教えてもらうことがたくさんあります。最近、当院卒業されたご夫婦が突然、私に絵本をくれました。どういった本なのかを見てみると・子供を思う気持ちがどれほど強かったかということ・自分たちが頑張ってきこと・その気持ちを子供にまっすぐ、聞いて、感じて欲しいという体外受精を頑張ってこられたご夫婦だからこそ書ける子供への愛あふれる内容になっていました。●当院を卒業された後に、ご夫婦は子供にどんなお話をす
こんにちは。Kinoshitaです。胚盤胞になりにくい方に、フラグメンテーションで悩まれている人は多いんではないでしょうか。フラグメンテーションについての相談も多く頂くので、Kinoshitaまとめを作っておきます。頑張ってイラスト写真も作ってみました。この情報が少しでも皆様の理解に繋がれば嬉しいです。~まずは基礎知識から~初期胚の見た目の評価(Veeck分類)Grade1:細胞の形態が均等、フラグメンテーションがないGrade2:細胞の形態が均等、フラグメンテーションが
43歳AMH0.0PRP卵巣注入後に双子妊娠こんにちはKinoshitaです。こういった厳しい状況下での妊娠を、毎年自分の目の前で経験して思うことは妊娠について、治療についてどうするかは夫婦が納得して決めるべきたと思います医師にもう無理ですと言われたAMHが0だから無理だと言われた閉経が近いから無理だと言われた42歳超えたから無理だと言われた・・・・妊娠希望について治療開始について治療継続について治療終了について皆さんの人生の中でとても大きな決断だと
こんにちは。Kinoshitaです。京都IVFクリニックの開院もあり、全国から多嚢胞性卵巣症候群(以下PCOSといいます)の方の受診が続いております。PCOSといっても色々な背景の情報が当院にはありますので、少しずつご報告していければと思います。それでは。。20代、30代の方だけでなく昔からPCOSで悩みながら40代で不妊治療を開始される方もおられます。PCOSの成熟障害に加えて、年齢要因での卵子の老化へも配慮が必要となります。卵巣刺激の方法、採卵決定時期、排卵誘発がさらに
おはようございます。Kinoshitaです。今日は私にとって嬉しすぎるご報告がありまして。。。このブログでは控えてましたが、今回は少し私自身のことを語らせてもらいます。木下孝一臨床遺伝専門医に一発合格しました泣!!!実は今年の1月から遺伝子の専門医試験をずっと勉強してました。。日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医ってやつです。自分の科の専門医となった後に、さらに遺伝子の専門家としての勉強を進めていきます。全ての科目の医師が目指すことのできる試験なので医師にとってかなり
こんにちは。Kinoshitaです。胚盤胞って言われたけど、6日目、7日目です。自分で調べたけど、見た目のグレードに6日目、7日目なんて書いてなかった。どういう意味なんですか??培養の発展とともに、胚盤胞になる可能性が高くなった今だからこそ出てくる疑問です。もちろん私たちもこの疑問に答えるためにデータ解析を進めています。それでは6日目、7日目胚盤胞がどういった結果になっているのかまとめてみます。会話形式の方が読みやすいとのお声も頂いたので、しばらくは会話形式で
おはようございます。KInoshitaです。今回はかなり内容が濃いですよ。私が最も大切にするところなのでかなり熱が入っています。でも、でも、ぜひこの内容はPCOSでこれから・すでに体外受精をスタートする・した方には知っておいて欲しい!それでは頂いた質問に入ります!!Q#32歳AMH6#多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に近いと指摘#採卵結果ショート採卵数:2個1個異常受精1個胚盤胞発育(BC)2個空胞採卵結果が良くなく、今後どの様にPCOSの体外受精を進めてい
こんにちはKioshitaです。保険診療となり20代、30代で治療を始める方が当院でも増えていますが、当院には40代の方で今から始める、現在治療中の患者様も多くいらしゃいます。そんな方々とお会いすると40代から治療をはじめます。なんとしてでも、赤ちゃんがほしいのできました。保険治療が終わって、できること全てやりたくてきました。と最初にご意見をいただくことが多くあります。私が必ず伝えることは「私には直接、赤ちゃんを作り出すことはできません。どんな医師にもそ
こんにちは。KInoshitaです。コロナ1日でも早く皆さんが安心して治療を受けれる日が来ることを心から祈っています。こんな期間だがからこそ、皆さんが気になったり、質問があった内容についてアップしていきたいと思います。今回は顕微授精と学業の関係についてです。皆さんが今も将来も気になるところではないでしょうか。HumReprod,February2020,Pages340-354顕微授精と体外受精(ふりかけ法、媒精)で出産した子供は学校において同様な成績が得られている
こんにちは。Kinoshitaです。42歳AMH.1.16で当院初診。できれば子供が二人欲しい。という希望がある中で2019年に治療が開始されました。当院採卵1アンタゴニストHMG刺激日数15日間trigger:アゴニスト+HCG採卵個数16成熟卵13(変性3)split(ふりかけ+顕微授精)受精卵13前核期2個凍結11個培養⇨5個胚盤胞凍結移植1ホルモン補充周期黄体補充(内服+膣剤)胚盤胞1個移植(D5-4AA)移植後1週間HCG65妊娠
こんにちはKinoshitaです。久しぶりにPCOSの話に移ります。こういったPCOSの治療結果でよく相談されますトリガー(採卵2日前)アゴニストについてです。→1度目の採卵で低刺激で開始のはずが、思ったより卵胞が発育した。→首席卵胞は数個(16mm以上)、小卵胞の数(10mm程度)はかなり多い。→首席卵胞は少ないが、E2だけは異常に高い状況→OHSS回避のために急遽トリガーをアゴニストへ変更→採卵個数2個か3個→もしくは卵子は取れたが成熟卵がかなり少ない→あんなに小さ
おはようございます。Kinoshitaです。子宮鏡、内膜病理検査、EMMA/ALICE、ポリープ切除などで慢性子宮内膜炎を疑われた方も多くおられるかと思います。なんか、よくわからんけど担当の先生からそんな難しい名前言われたな・・治療した気がするな・・・という方も多いのでは??では、慢性子宮内膜炎の治療とその効果についてみていきましょう。#慢性子宮内膜炎の治療について・主に抗生剤治療が行われます。第一選択としてドキシサイクリン(200mg/日)の2週間投与よく使われるのは
こんにちは。Kinoshitaです。2021年4月京都/四条寺町(河原町・烏丸)KYOTOIVFCLINICを開業することをご報告致します。皆さまが期待されている国の方針である助成金が拡大される開始直後の開業予定となりました。関西の交通網の中心である烏丸駅、四条駅、河原町駅から徒歩で受診できる場所にあります。(藤井大丸さんの真横です)仕事をされている女性にも、より良い医療を受けて頂けるように予約は19時まで取ることができます。仕事帰りにも御受診
KInoshitaです。院内の業務が一気に増えた為、なかなかアップができずにおりました。ようやく時間が作れるようになりました。まだまだタイムマネージメントが甘いと自己反省しております泣では多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)のご質問を多く頂くのでPCOSについてお書きした内容を抜粋します。皆さんの中にも同じように悩まれている人がいらっしゃると思う内容です。PCOSで結果を出すために大切にしているポイントをお伝えできればと思います。Q現在、2人目不妊治療中36歳、PCOSと診断
こんばんは!KInoshitaです。不妊症の方にはあらゆる壁があります。その一つに受精という壁があります。採卵で卵子は取れる、ご主人様も精子を出すことができる。しかし、受精卵がなかなかできない・・・・しかも、顕微授精をしているのに異常受精と言われる・・・””受精障害””で悩まれている方もおられると思います。受精障害で悩まれる患者様が原因検索をされることで、最近わかってきたことがあります。それが、自己抗体(抗核抗体)と受精障害の関係についてです。当院では、体外受
こんにちは。Kinoshitaです。当院の患者様であればもうご理解いただいているかと思いますが、まだまだ知らない方も多くいらっしゃるので記載することにしました。”精子はためないで””射出する事”これをいうと大抵の旦那様はびっくりした顔をされます。これは専門的でない本やネットには禁欲期間は何日がオススメです!貯めれば精液量が増えますとだけ書いてあるからでしょう。確かにWHOのガイドラインでは精液検査に際しての禁欲期間を2~7日にするという記載がされています。これをその