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2025年度灘中学校入試資料より抜粋募集人員180名志願者数743名欠席者数9名受験者数734名合格者数252名出願倍率4.13倍(志願者数÷募集人員)実質倍率2.91倍(受験者数÷合格者数)入学者数183名入学辞退者=合格者数-入学者数=69名過去5年分のデータはこちら↓灘中学校入試資料(2021〜2025年度)www.nada.ac.jp手持ちの資料と合わせて、灘中学校の入試データを過去10年分まとめてみました。
過去問をやり始めた人の多くが最初にぶつかる壁があります。それが「合格最低点に届かない」という壁です。偏差値がA判定に届いているのに、合格最低点に届かないというのは良くある話です。というのも、偏差値は塾内での相対的な成績です。それに対して合格最低点はゴールラインでの全受験生の中での成績です。つまり、このままのペースいけば合格点でゴールできそうな順位の人でも、まだゴールには届いていないということなのです。塾の過去問対策講座で塾生の点数を集計すると、A判定偏差値はあるはずなのに合格
洛南高等学校附属中学校の出願者数が確定しました。余談ですが、洛南高校の近くに京都市立洛南中学校というのがあります。同じ学区内に同じ名称の中学校を作ることが出来ないため、洛南高等学校附属中学校という名称になったそうです。洛南小学校というのはなかったのですが、中学校と揃えたかったのでしょう。知らんけど。さて、出願者数です。学校は正式に発表していませんが、日能研の倍率速報に出ています。これは例年のことなので信頼度の高い情報です。洛南高等学校附属中学校出願者数男女
西大和の出願者数が発表されました。■1/18実施21世紀型特色入試196名(男子81名・女子115名)■1/19実施本校で実施する入学試験男子903名(1/11現在)女子255名(1/11現在)■本校以外の会場で実施する入学試験男子675名女子145名昨年は21世紀型特色入試が188名(男子87名・女子101名)で、受験者数181名、合格者数18名でした。今年は8名増えましたが、合格者数は同じくらいになると予想されます。本校実施分は昨年度が男子979
甲陽学院中学校の出願が締め切られました。学校発表の情報によれば、募集人数200名に対して335名の応募(1月6日17時現在)※調査書送付等のすべての手続きが終了した数です。※出願期間:2024年12月23日(月)午前9時~2025年1月6日(月)午後5時※調査書郵送期間:2024年12月23日(月)~2025年1月6日(月)消印有効ということなので、もしまだ調査書の確認が取れていない出願者がいれば、増える可能性もあるということです。参考までに、20
灘中学校の出願者数が更新されました。灘中学校によれば、1月8日午後3時現在の出願者数は743名※新規の出願は締め切りました。ということです。2日前の記事で、灘中の出願者数最新情報ということで載せた人数が745名でした。2日間で2名減少しているのです。こんなのは初めて見たのでびっくりしています。そこで、なぜ人数が減ったのか、その理由を考えてみましょう。1.単純に集計ミス2.出願書類(調査書)の郵送期限に間に合わなかった3.出願書類(調査書)の内容によ
大晦日となりました。近畿圏の統一入試日・解禁日まで残すところあと18日。受験学年以外でも新年度まで1ヶ月となりました。この冬休みにすべてが掛かっていると言っても過言ではありません。(※冬休みが終わるとまた言うことが変わります)というわけで、ここで「ギアを上げていきたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。「ギアを上げる」と言ってもこれはもちろん比喩ですから、人間の体に変速ギアがついているわけでもありませんし、どこを探してもやる気が出るスイッチなどありません。具体的
公開テストが終わったら気になるのが偏差値だと思います。偏差値表は4月に改訂される塾もあるかと思いますが、今年の入試結果を基に偏差値が見直されるわけですね。で、今の成績で志望校に行けるかどうかが気になるわけです。これはいわゆるA判定偏差値というもので、日能研だとR4偏差値といいます。その偏差値が合格可能性80%のラインということになります。A判定偏差値(R4偏差値)は志望校を選ぶ上で大きな判断材料となるかと思います。しかし、気をつけなければならないことがあります。それは、
「高校無償化」と言われていますが、正しくは「高校授業料無償化」ですね。現状の就学支援金・公立高校に通う子供がいる年収910万円未満の世帯に公立・私立を問わず年11万8800円を支給・私立高校(全日制)に通う子供がいる年収590万円未満の世帯には年39万6000円を上限として加算中学から私立に進学する家庭で年収590万円未満の世帯というのはかなり少数派だと思います。そこから健康保険、厚生年金、所得税、住民税などが引かれるので、手取りは450万円くらい。103万円の壁が178万円
成績(偏差値)を上げるにはどうすればいいですか?と、塾の先生に質問するとよく、「正答率の高い問題をしっかり正解できるようになりましょう」「正答率の低い問題は飛ばしましょう」という言葉が返ってきます。確かにそれがテストにおいて最も合理的かつ効果的な対処法だと思います。しかし、最大の問題点があって、それは「テスト中は正答率がわからない」ということなのです。というのも、正答率はテストの採点が終わって、全員の成績を集計してから算出されるからです。つまり、正答率がわかるのはテストの成績
復習テスト対策に関する補足です。なぜ復習テスト対策に力を入れるべきなのか?下位~中間クラス帯においてはクラス上げするために最も効率がいいのが復習テスト対策です。上位に行くほど差が出にくくなりますし、公開テストとの合計点が勝負なので、復習テストだけに力を入れている場合ではありません。特に下位クラス帯はみんな公開テストでなかなか点数が取れないので、復習テストの点数で大きな差がつきます。テストの出題範囲について下位クラス帯(偏差値50以下)はテキストの宿題範囲(
成績を上げる②偏差値を上げるクラスを上げるにも、コースや特訓講座を受講するにもそれなりの偏差値が必要です。塾に通う人の悩みの9割はこの「偏差値」に関する悩みと言っても過言ではありません。よく、「簡単に偏差値を上げる方法を教えて欲しい!」なんていう生徒がいます。私も長年塾講師をやっていますから、その要望にお応えしましょう。ただし、偏差値が簡単に上がらないことは皆さん当然のごとく理解はされていると思います。その上で上記のような質問をしてくるということは、つまり、”偏差
前回は偏差値50の壁の話をしました。ですが偏差値50の壁を超えるとその先には偏差値60の壁があります。これがなかなか超えられないと嘆く人も多いかと思います。偏差値60というのは統計学的には上位16%くらいの位置になります。つまり、塾生が1000人いたら160位くらいが偏差値60になると思っていいでしょう。塾によって母集団(その塾全体)の平均値が多少異なりますが、いわゆる最難関校に合格しようと思ったら偏差値60は超えなければならない壁となります。※最難関に分類されていても偏差値50
偏差値が安定しなくて困っている人や、目標の偏差値に届かなくて困っている人は多いと思います。なぜ偏差値は上下するのでしょうか?今回はその謎に迫ってみたいと思います。悩んでいる人の参考になれば幸いです。偏差値偏差値というのはつまり、塾内模試や公開学力テストの成績のことを言っているのだと思います。では、テストで何点取れば偏差値どれくらいになるかというのは、テストの度に異なります。これは平均点や得点分布が毎回微妙に異なるためです。原因としては、テストの出題分野や問題の
せっかくコメントを頂いたので、ちょっと考えてみましょう。今年の入試結果は灘中学校の令和7年度中学校入試資料を参照しました。カッコ内は前年度との差です。志願者数743名(-4名)受験者数734名(-2名)欠席者数9名(-2名)合格者数252名(-3名)実質倍率2.91倍(+0.13)でした。合格者の平均点を見ると、前年度と比べて、国語計が-9.8点、算数計が+1.4点、理科が+3.4点、総点で-4.9点の差がありました。単純に考えると「国語が難しかった」