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サンボンヅノカブトDebeckiusbeccarii世界のカブトムシ小図鑑シリーズ。今回は、サンボンヅノカブトです。サンボンヅノカブトDebeckiusbeccariiは、ニューギニア島、アドミラルティ諸島・マヌス島、ビスマルク諸島・ニューブリテン島に分布します。和名の通り、頭角と2本の胸角、あわせて3本の角を持ちます。ここまで見て、お詳しい方は「あれ?」と思われたでしょう。そうです。この記事を書くにあたり下調べをしていたところ、新しい属名が提唱されていました。なんでも、絶
・第二章19mile戦争・二日目の今日はキャメロンハイランドから標高を少し下げて、「19マイル」と呼ばれる村へと向かう。この村は「オランアスリ」と呼ばれるマレーシアの原住民族が昔ながらの生活を営んでおり、海外から訪れる観光客に村で採集した昆虫を販売している。数ヶ月前にセルヴォランが1人でこの村を訪れた際に大量のクワガタを持つ村人に囲まれて振り切るのが大変であったという話を聞いて心を躍らせていたが、いざ到着すると村人たちは話に聞くほど寄ってこない。そう、売るような虫がいないのである。8
・プロローグ・「こちらは自己採集品です。山奥の街灯に飛来した所を採集しました。」標本即売会においてこういった台詞が言えてこそ販売者として次のステップに進んだと言えるのではないだろうか。そう思い立ち、我々はマレーシアに採集に行くこととなった。今回はその様子をお伝えしようと思う。・第一章、キャメロンの洗礼・季節は8月、日本では昆虫の層が少し寂しくなる時期であるがマレーシアはどうだろうか。ほとんど情報が無い中、インセクトポート主催兼、クワガタのブリーダー兼、通訳兼、ボディガードのセル
ネプチューンオオカブトDynastesneptunus世界のカブトムシ小図鑑シリーズ。今回はネプチューンオオカブトDynastesneptunusです。ヘラクレスより先に…ヘラクレスは亜種が多くて面倒くさいので、後回しです。ネプチューンオオカブトは、最大160mmを超す、世界のカブトムシの中でも2番手の大型種です。南米大陸のベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルーに分布します。ベネズエラ北西部の個体群は亜種ローチssp.roucheiとされていますが、懐疑的な見
5月31日(土)の夜、私はホテルで大きな決断を迫られていました。当初は、ニセコ一帯を活動拠点として、オオルリオサムシのニセコ型、支笏湖型を採集し、その後、道央のホテルへ移動し、最後にミヤマカラスアゲハ春型を採る計画でした。ところが、渡道して以来1週間、北海道は連日25℃を超える暑さです。まるでオオイチモンジの採集シーズンのようです・・・(^^;)SNSやツイッターを見ると、ミヤマカラスアゲハ春型は北海道各地で例年より早く発生、最盛期に入ったという投稿が続々と出始めました。