日本人なら誰でもが学校で習う「フォッサマグナ」、糸魚川ー静岡構造線、という言葉を覚えている人もいると思うが、その生成の謎は日本列島生成の謎につながるというのが本書。日本列島の真ん中に南北に走る巨大な断層のような亀裂は、地上で暮らしていると、そんなには気になることはないが、高低差のわかる地図で見るとそれは一目瞭然。明治初期にナウマン象で有名なナウマンが発見した、日本列島を真っ二つに分断する「巨大な割れ目」である。成因、構造などは現在でも完全には解明されておらず諸説あるという状態で、一般読者向け解説