ブログ記事244件
ふくろうだけが知っている🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵(黄金バット風)本作は大御所新藤兼人監督作で脚本や美術も担当しています。新藤監督は90代になってもこうやって現場を監督したそうで、凄いバイタリティーですね。1980年頃のこと。東北地方の寒村にある希望ヶ丘開拓村。ここは全ての財産をなげうって満州に移住した人たちが敗戦後満州から引き揚げ、親方日の丸にそそのかされ夢よもう一度とばかりに最後の希望で入植した開拓村であった。しかしそこは土が死んでいる不毛の地であり、決して作物が実ることはなく、入植者た
狩場勉は就寝中、父の保三に絞殺された。母の良子は息子の首を絞める夫を見つめるだけだった。二人は一人息子を東大に入れるため、一流高校の学区まで転居してきた。勉は同級生の初子に恋をするが、彼女は実の母を亡くし義父に犯され続けていた。勉は初子から呼び出されて蓼科を訪れ、義父を刺し殺したという初子を抱いた。一人で自首するという初子と別れた勉は、その後のニュースで彼女が投身自殺したことを知る。それからというもの、勉は両親に暴力をふるうようになり、さらには母親を犯そうとするのだった。思いあまった保三は勉
鉄蔵と娘のお栄は左七の家の居候になっている鉄蔵は、貧しい百姓の生まれだが、幼時、御用鏡磨師、中島伊勢の養子となった巧みに絵を描くので、絵師の弟子となるが、尻が落ちつかず、幾人もの師から破門された一方、左七は侍の生まれたが、読本作家になりたいと志し、下駄屋の養子に入り込んだ左七の女房お百は、亭主が黄表紙本などを読むのを心よく思っておらず、さらに、朝から晩まで絵を描いている居候の父娘に我慢がならないそんなある日、鉄蔵ほお直という女に出会った。鉄蔵は一目でお直にのめり込み、彼女を描くこと
『危険な関係』(原作・ラクロ脚本・新藤兼人監督・藤田敏八1978年日活)出演・宇津宮雅代、三浦洋一、片桐夕子、野平ゆき、風戸祐介、南美江、根岸明美、高橋明他。蓼科山麓の伯母(南美江)の別荘で暮らすカメラマン・寒川雄二(三浦洋一)のもとに差出人不明の手紙が届いた。それは雄二の元愛人・渡瀬綾子(宇津宮雅代)からで、夫の死後1か月もたたない内に自分を手ごめにして逃げ去った夫の友人・北林(井上博一)への復讐に協力して欲しいという内容だった。二人の関係にはもう微熱すら残