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休校がまだまだつづいています。この物理ネコ教室の講座公開は、作業的にけっこうたいへんですので(笑)、毎日更新というわけには行きませんが、できるだけがんばって更新していきます。今回から、いよいよ波です。2年生向けの内容ですね。冒頭のイラストはニュートンと光の正体について論争したオランダの物理学者クリスティアーン・ホイヘンス。物理学では波動論の基礎をきずいた人ですが、この頃の科学者はなんでもやっています。土星の衛星タイタンや土星の輪を発見し、オリオン大星雲をはじめてスケッチしています。
ミオくん「やほ!」とっぴ「やほっ。あれ?何、その長い棒は?」ミオ「なんだと思う?」ろだん「普通の木の棒だな。うん・・・途中に線が引いてある。刻み目みたいだな」あかね「なにかしら、この刻み目」むんく「・・・」とっぴ「わかんないよ。てんびんでもつくるの?」ミオ「これは、百科事典」あかね「え?」ろだん「はあ?」とっぴ「何をいってんの?」ミオ「へへ・・・わかるかな〜〜?」むんく「暗号?」ミオ「暗号じゃないけど、ちょっと、似てるかな。数学的な問題だから」とっぴ「数学?や
『源氏香』は誰がデザインしたのでしょうか?源氏香之図のデザインがあまりにもよくできているので、以前からとても気になっていました。いろんな文献を調べましたが、作者は不詳です。源氏香は、江戸時代初期、当代文化の指導者後水尾(ごみずのお)天皇の文学愛好の精神と香との結合から生まれた組香(二種以上の香を焚いて香の異同を判別するもの)の一種だと言われています。源氏香とは文字通り香道から来た言葉で、数や名前は源氏物語に由来しています。「源氏物語」は54帖あり、そのうち最初の「桐壺」と最後の