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こんにちは!こうの史代です。今日、珍しく新聞を読んでいたら、こんな言葉が載っていましたよ。確かに。わたしはお涙頂戴が嫌いで、悲しいことは世の中にいっぱいあるのに、何でお話の世界でまで悲しまねばならんのだ、とつねづね思っているのです。だから、お涙頂戴が好きな大人は、悲しいことが少ない幸せな人なんだろうな…と思うのです。しかし。そんなわたしでも、小さい頃にはテレビアニメ「ワンサくん」の終わり何話かは、確か毎回めそめそ泣きながらも楽しみに見ていた気がするのです。毎日夕方見ていた
先日、この拙ブログがレギュラーで紹介している朝日新聞の鷲田清一「折々のことば」に素敵な随筆が紹介されていた。いわゆる銭湯、街のお風呂屋さんで、見知らぬ若い女性から「衿を剃ってください」と声をかけられる。その若い女性は明日お嫁に行くという。結婚前夜に街のお風呂屋さんで見知らぬ人に声をかけ、「衿を剃ってください」と言わねばならないその若い女性のいる環境、経済的状況………なんとも言えないものがこのお風呂屋さんのやりとりから読み手のこちら側に伝わっ
最近、手紙を書いたことはありますか?私が最近、手書きの手紙を出したのは、1月に急逝した親友の奥様あての、お悔やみの手紙だった。今日のテーマは、年老いた母親から子供たちへの手紙だ。(私が時々使う写真の万年筆は、銀行を退職した時に娘たちから贈られたものだ。)私は還暦を迎える直前に、高齢者福祉に特化した社会福祉法人に縁あって転職した。千葉県市川市とその周辺の鎌ヶ谷市や習志野市で、特別養護老人ホームやデイサービスセンター等を運営する法人