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4年前に投稿した記事ですが,その後名前と顔が一致した俳優さんもいたので新たに付け加え、新版として再掲載致します。東映仁侠映画、実録作品に出演されている脇役俳優さんに興味がある映画ファンの方々に少しでも参考になれば幸いです。安部徹、内田朝雄、河津清三郎、天津敏、遠藤太津朗といった東映任侠映画でおなじみの俳優は映画ファンの認知度(顔と名前の一致)としてはかなり高いし、名和宏、山本麟一、今井健二、曽根晴美、室田日出男、小林稔侍、成田三樹夫、ピラニア軍団や悪役商会で知名度が高まった川谷拓三、
『仁義なき戦い代理戦争』映画102分トーキーフジカラー昭和四十八年(1973年)九月二十五日公開製作国日本制作東映京都企画日下部五朗原作飯干晃一脚本笠原和夫撮影吉田貞次照明中山治雄録音野津裕男美術雨森義允音楽津島利章編集堀池幸三助監督土橋亨記録田中美佐江装置稲田源兵衛装飾清水悦夫美粧結髪東和美粧スチール藤本武演技事務森村英次衣装豊中健擬斗
「極道の妻たち三代目姐」(ごくどうのおんなたちさんだいめあねご)極道の妻たち三代目姐予告編公開日:1989年4月8日極道とその妻たちとの愛や権力争いを描く。「極道の妻たち」シリーズの第3弾。脚本:高田宏治監督:降旗康男キャスト:坂西葉月演-三田佳子三代目坂西組組長坂西武雄の妻。赤松が子供の頃から自宅で一緒に暮らしてきたため夫妻にとっては実の子のように接している。宝塚歌劇団上がりの元女優で、武雄とは周りの反対を押し切って結婚しヤクザ組長
『極道の妻たち』1986年日本《スタッフ&キャスト》監督五社英雄原作家田荘子脚本高田宏治撮影森田富士郎音楽佐藤勝出演岩下志麻/かたせ梨乃/世良公則/佳那晃子/円浄順子/汀夏子/清水宏次朗/竹内力/明日香尚/八神康子/芹明香/春やすこ/内藤やす子/松尾和子/岩尾正隆/疋田泰盛/絵沢萠子/鹿内孝/佐藤慶/小松政夫/大坂志郎/成田三樹夫/藤間紫《解説》
こんならがなんならでどうならここは奈良ちゃう、広島じゃけんとか、書いてしまいましたが、いつもありがとうございます。今日も『仁義なき戦い』シリーズについて書きます。10月23日の夜、1作目の『仁義なき戦い』を観てすぐに続編、『広島死闘篇』を観ました・・・仁義なき戦い広島死闘篇解説“仁義なき戦い”シリーズ第二作。日本の社会を震感させた日本のヤクザ組織の代理戦争でもある“広島ヤクザ戦争”の実態を、組織に利用され裏切られる男を通して描く。原作は
●島耕二×成田三樹夫「怪談落とし穴」。雰囲気は完璧。生前も死後も素晴らしい熱演の渚まゆみ。不気味な船越(英二)はいつでも最高。貯水槽に閉じ込めて殺すアイデアを思いとどまったミッキーのナイス判断。上記文章は、ある大映映画に関する本の後書きに載っていた、遠藤倫子氏(音楽家・映画愛好家)の「大映映画某月某日鑑賞日記」からの抜粋です。44本の大映映画鑑賞日記が載っています。洒落た映画感想の語り口が気に入り、また、成田三樹夫、渚まゆみ。ファンだったので、早速、未見の映画「怪談落とし穴」のDVD
夏季休暇真最中。新宿&代々木近辺に「探偵物語」ロケ地巡りへ。まずセンチメンタルな第6話「失踪者の影」山梨から消えた恋人の調査に工藤探偵事務所を訪ねる木下礼子(亜湖)本当は事務所は神田に有るのだが、何故か代々木にある設定。礼子の恋人岡本(林ゆたか)を探す工藤ちゃん。恐らくこの道だと思うが・・・。第8話「暴走儀式」またも濡れ衣で「逮捕」された工藤ちゃんが例のパターンで・・・服部警部(成田三樹夫)と松本刑事(山西道弘)から逃げる。放映
五社英雄監督作品は学生時代に劇場でいくつか観たが、この作品もそう。『鬼龍院花子の生涯』で復活してからの五社監督は東映で傑作を次々と撮影しているが、北海道開拓期の樺戸集治監が舞台のこの作品も男女の情念を描いた壮絶な作品だ。北の螢Amazon(アマゾン)400円北の螢[DVD]Amazon(アマゾン)2,640〜8,619円あらすじ明治初期、北海道開拓のため屯田兵では間に合わず、樺戸集治監では囚人が道路を作る作業を行っていた。集治監では月形典獄(仲代達矢)が鬼
『人斬り与太狂犬三兄弟』でぐったり疲れたのでヤクザ映画はしばらく見ない予定でしたが懲りずに、またまた、思わず、観てしまいました。しかしこちらの作品は出演者が豪華です。鶴田浩二、菅原文太、千葉真一が出てます。中島貞夫監督は深作欣二監督と並んで、東映実録やくざ路線のメインを撮っているだけにまさに王道のど真ん中な映像でした。よく言えば予定調和。悪く言えばアクがない映像。しかしオールスター出演の大作を撮るのは上手い監督だ。『やくざ戦争日本の首領』シリーズを撮った監督と聞いて納得した
いつも、ありがとうございます(^-^)ノ前からでしたが、さらに、記事の更新とコメントへのお返事が遅くなってると思いますけど、よろしくお願いします、頑張ってます(≧o≦)まあ、記事を書くのは自分のペースでいいんですけど、コメントのお返事は・・・来年の豊富は「コメントのお返事はお早うに」ですね最近、YouTubeで聴いて感動してるのが笠置シズ子さんブギウギ伝説~笠置シヅ子の世界~Amazon(アマゾン)2,420〜3,608円今となってはなろうと思ってなれる
遠藤周作原作熊井啓監督昭和20年。F帝大医学部の研究生勝呂と戸田は器具、物資、薬品さえ、ろくに揃わぬ劣悪な状況下で虚無的な日々を送っていた。勝呂(奥田瑛二)戸田(渡辺謙)一方で大学では先ごろ死亡した医学部長の椅子を二人の所属している第一外科の橋本教授(田村高廣)と第二外科の権藤教授(神山繁)が争っていた。このタイミングで橋本教授は結核で入院している前医学部長の姪である田部夫人(黒木優美)のオペの時期を早めることする
昨年11月に帰省した娘夫婦。その折に「来年の手帳だけど使う?」と軽く渡されたのが、この「名画座手帳2019」です。1週間単位のスケジュール・ページが2頁で展開し、それぞれにフリーな記入スペースが2頁セットになっている構成の手帳。記入するスペースがしっかりありますから、年が明けてからは劇場で鑑賞した映画のことは逸早くこの手帳に記入しています。もちろんそのタイトル通り、東京の名画座の情報もしっかり掲載していますが、それは地方の住人にとってはあまり有用ではありません。映画ファンとして日々飽きない
実相寺監督の時代劇実相寺昭雄監督作品、日本、140分岸田森様、平幹二朗様、山城新伍様、三田和代様、緑魔子様、岸田今日子様、内田良平様、岡田英次様、成田三樹夫様、寺田農様中川梨絵様他映画の冒頭に、古今和歌集からの、「うたた寝に恋しき人を見てしより夢てふものは頼みそめてき」が出てきちゃうんですよ。それで、鈴木清順監督の『陽炎座』が頭にぼわんっと現れちゃった。実相寺監督と鈴木清順監督、まるで違う・・・が、微妙に似たカテゴリーにいらっしゃる???
「ある殺し屋」(1967)市川雷蔵がクールな殺し屋を演じるシリーズを動画サイトで久々に観た。昔VHSで観た時より、設定のヌルさやアバウトな描写が気になってしまいました。予告編はコチラ。ライバル勢力の親分の暗殺依頼をヤクザの組長(小池朝雄)から依頼された殺し屋が注文通りに殺しの仕事を遂行して、同じ人物から依頼された次の仕事もプロフェッショナルらしくクールにこなす姿を描いたプログラムピクチャー。表稼業は日本料理屋の板前、裏では完全無欠の殺し屋をしている男を市川雷蔵が渋く演じてい
新仁義なき戦い組長最後の日いつも読んでくださり、ありがとうございます(^-^)ノ今日は12月6日に観た『新仁義なき戦い組長最後の日』について書かせていただきます。『組長最後の日』は深作欣二監督による『仁義なき戦い』シリーズ全8作(1973~1976年)の最終作であり、また『新仁義なき戦い』シリーズ全3作(1974~1976年)の最終作でもありますね。ファンの皆様はご存知の通り、『新』シリーズですが、『新仁義なき戦い』(1974年)はともかく、『新仁
12月3日からこの作品の公開がスタートですSTEELRAINスティール・レイン映画『STEELRAIN』公式サイト-ハークNETFLIX配信の『鋼鉄の雨』(2018年)の「2」なんですけど、厳密な続編ではなく、「主演チョン・ウソンとクァク・ドウォンを再びキャストに迎え、世界観を広げた新たな内容で描く」作品だそうなので、この1作だけで楽しめる作品じゃないかと思います。全世界が注目する平和協定の締結に向け、韓国大統領ハン、北朝鮮委員長チョ、アメリカ大統領スム
■9人目:石川力夫■『仁義の墓場』より■渡哲也:1回目[9人目:石川力夫]日本映画学校に入学するまで、俺にとって「バイオレンスの限界」は『タクシードライバー』だった。「俺はこれ以上危ない映画を見たことがない」と信じてた。だが「トラビス」を超える“ヤバ男”「石川力夫」を観て、「カンヌ国際映画祭パルムドール」が「あてにならない」ことを知った。「賞」を受賞してない映画が「パルムドール」を超える衝撃をパンツにつくまで思い知らされる。「日本映画」を志す決定的な「洗礼」となった。「力夫の台詞」は
ただいま東京の神保町シアターでは、成田三樹夫の特集上映が行われています。タイトルは「没後30年異端の美学大映の成田三樹夫」。大映の出演作をフォーカスしての特集のようですが、何より主演の俳優でもないのに、没後30年を経てもこうした特集が組まれるというのは、俳優・成田三樹夫を愛してやまない映画ファンが、今もそれなりにいらっしゃるからでしょうね。私も東京近郊に住んでいれば、ぜひとも出かけたい企画上映ですが、残念ながら、それは叶いません。しかしながら、その企画上映をネットで検