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前々回、吉野の桜を詠んだ歌を取り上げた際、実を言えば、式子内親王の歌も扱うはずでしたが、それほど印象に残るような和歌もなかったように以前は思えたので、省きました。しかし、今回、実際に吉野を訪れて、内親王が吉野に対してどういう思いやイメージを抱いていたか、和歌を通して吟味したくなりました。吉野を詠った和歌は六首あり、四首が桜の名所としての吉野を詠み、もう二首は、桜の名所としてよりも隠遁の地として詠んでいます。まずは、前者の四首から。誰もみよ吉野の山の峰つづき雲ぞ桜よ花ぞ白雪A
僕の住む地域でも、桜の花が散り始めています。桜の花が開いているときは、何故か雨だったり、風が強かったりして、開花中ずっと晴れていることは稀のようですね。散りやすいからこそ、余計に、桜花を愛でる気持ちが強くなるのでしょう。再来週、念願だった、吉野の桜を観に行きます。和歌にも数多く詠まれた吉野の山桜は一か月以上楽しめるということです。和歌を学ぶようにならなかったら、吉野に行きたいという気持ちも生まれなかったでしょう。当日、嵐のような悪天候にならなければよいのですが。