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【10】より続く。狂小屋散策の仕上げは、もちろん、橋。カラカン谷を再度渡渉し、橋に正対。航空写真でこの橋を見つけたことで、がぜんやる気が出た。そういう意味では、大きなモチベーションとなってくれたわけなので、とっても会うのを楽しみにしていた。前々回くらいに書いたとおり、たぶんそう面白くない橋なんだろうな、とは思っていたが、やはりその通り。ガードレール欄干のシンプルなコンクリート桁橋だった。こっからの四枚は実は帰り
【14】より続く。そろそろ…との予想通り、目前に橋が現れた。ついに、目指す三連廃橋、そのひとつ目がお出ましだ。時刻は9時34分。タキマタ谷出合を出て22分、廃道に入ってから1時間52分、進軍開始からは3時間10分が経過していた。ここで最後のスクショを貼っておく。三連廃橋とはまあ言いたいだけで(笑)、実際は「1+2」って感じで少し離れているんだけどね。さて、高欄はガードレールだが…おおっ!ありがたや、銘板がある!
【17】より続く。扇谷第4号橋の作六ツシ側より、扇谷へ降りた。これが、第4号橋下流側からのサイドアングル。そして、視線を左へ移せば、第3号橋、上流側のサイドアングル。デジカメよりも横長で撮れるスマホによる撮影だと、こんな感じだ。こんなとこまで、わざわざこのつまらん橋を撮りにくるバカもまずおらんだろう。ふと考えて、思わず会心のニヤニヤ(笑)。大いに自己満足に浸った。つまらん橋だった
【20】より続く。常世と現世の境を、探りにいかないと。そう、この「孤絶した廃道」、渡渉地点よりも下流側もチェックしないとイカンのだ。間もなく、こんな謎の遺構が現れた。これ…なんだ?扇谷川に、道とは別な…突堤みたいなものが築かれているんだが。なにこれ。謎。決して、路盤が抜けて石垣の裏側が見えてるんじゃないのだ。そういうのはここじゃなく、この先で拝めそうだ
【16】より続く。三連廃橋の後半ふたつ、「真の二連廃橋」のお出ましだ。これまたガードレール欄干のシンプルな橋。廃っぷりがイイね~。右側のガードレールが見えないが、それはちょっと置いといて、銘板チェック。お名前は、「扇谷第3号橋」。先ほどのが第2号橋、そしてこちら第3号橋。ならば、第1号橋がどれかというと。タキマタ谷出合の橋は、扇谷じゃなくタキマタ谷に架かってるので違うと思う。おそらくは、狂小屋にあっ
【15】より続く。扇谷第2号橋を撮影した後で、謎の平場を辿ってみた。あっ、再確認しておくと、この分岐(赤線)の延長方向のことね。辿りながら右上を見上げると、カーブミラーの支柱(の残骸)が見えた。やはり作六ツシへの道、本線は上の平場のようだ。ならばこの平場は?と進み続けたが…ぐわああああ。イヤ~(笑)。経験者はお分かりかと思うが、豪雪地帯特有?のこの横向きに生えた木
【1】より続く。探索開始から15分ほどで、無事、向山の吊橋に到着~。エキスパンドメタル床版の安心スペック、やはり新しそうな吊り橋だ。とはいえ、アンカーレイジの感じだと、ここ数年ってほどに新しいわけではなさそうな。15年ほどは経ってるのかな?さっそく渡ろう。取り付き側は、下からの木がエキスパンドメタルから突き出してたりして、ちょっと面白い。危ないけど。いや~、安心安心。何度も書
【2】より続く。赤錆びた、かなり背の高いダブルトラス主塔。その足元は、橋の状態を考えれば、いささか簡易すぎる通行止め措置(ほっそいトラロープのみ)がなされていた。そのトラロープの隙間から、改めて、旧・向山の吊り橋(と思われるので、以下旧橋と記す)と正対。そこから見た旧橋の姿に、わたくし心を奪われた。先ほど現橋から見えたとおり、大きく橋はねじれ、中央より向こうにかけては45~50度ほども傾いている。それなの
【23年12月23日探索・24年4月28日公開】現在地はこの辺埼玉県秩父市大滝国道140号線の川又バス停付近の欄干から荒川本流に架かる吊り橋を見ている。この橋、2008年には渡れた橋なんだが、2013年ごろに再訪した時にはけっこうヤバい感じになっていた。初訪問から15年以上経つが、今はどうなっているのかな?近くに下りていける階段がある。まあ橋があるんだからアクセス道があるのは当然か。しかしそのアクセス道も利用者が皆無のような・・・そして吊り橋の
探索日:2022年2月17日本レポートは【廃線探索】No3-1吾妻線旧線(川原湯温泉~長野原草津口)の続きです。先に前回のレポートを読んで頂くと、本レポートをより一層お楽しみ頂けます。ダムに沈んだ廃線跡へ再び挑戦前回、高すぎる水位に阻まれ撤退を余儀なくされた吾妻線の八ッ場ダム水没旧線『【廃線探索】No3-1吾妻線旧線(川原湯温泉~長野原草津口)』探索日:2021年11月28日ダムに沈んだ吾妻線旧線の現状を探る時刻は朝の9時近く。上野から始発電車を乗り継いで草津温泉の玄関口、
悪友のサイト「山さ行がねが」のこのレポートで存在を知った、落ちそうで落ちない旧稲又川橋。いつからこの落ちそうで落ちない姿になったかはわからないが、いまの稲又川橋が昭和59年に竣功しお役ごめんとなってから、いままで落ちずにいた。その橋が、なんと姿を消してしまった。わたしがその事を知ったのは、Twitter上でどなたかのRTだった。驚き、そして、なんとなく愛着を感じていた橋だったので、これはと思い現地に確かめに行ってきた。場所はここ。まずは在りし日の姿。これは2020年4
↑↑↑たくさんのクリックをいただきありがとうございます!(^^)!2021年4月11日(日)の記録です。多賀町内を通る林道で大杉林道というのがあります。これだけあちらこちらに行っているわたくしですが、大杉林道にはこれまで行ったことがなかったのですwなぜならば・・・ダートは苦手だから・・・かも知れませんw基本ダートはあまり好きではありませんので、近場ということもあり避けていたのでしょうね。では今回、3話に分けてお
探索日:2021年11月27日富士見で中央本線の旧線探索特急あずさの一部が停車する中央本線富士見駅。中央本線の沿線には複線化などの線路改良に伴って付け替えられた旧線の遺構が数多く存在する。ここ富士見駅と一つ手前の信濃境駅の間にもトンネル3本と橋梁1本を擁する旧線跡が残されており、中でも立場川に架かる旧立場川橋梁は中央本線屈指の旧線遺構で、今も現在線を走る列車からその姿を見ることができる。これが列車の車窓から捉えた旧立場川橋梁。今回の探索はこの巨大鉄橋の攻略を目標として、信濃境~富
↑↑↑どれかクリックしていただけると元気が出ますw!(^^)!2023年1月21日(土)の出動記録です。紀の川市に香ばしい廃橋があるというので行ってきた。現在の橋はこちら。歩道橋である側橋がついたごく普通の橋で「祝橋」というようです。その横にはかつて使われていたであろう旧橋が、藪に埋もれている。橋の両端の藪はひどく、近づくことはできないし、名前はもちろんわからないでは画像で見ていただきたい。継ぎ
探索日:2021年11月27日前回↓『【廃線探索】No2-1中央本線旧線(信濃境~富士見)・旧立場川橋梁』探索日:2021年11月27日富士見で中央本線の旧線探索特急あずさの一部が停車する中央本線富士見駅。中央本線の沿線には複線化などの線路改良に伴って付け替えら…ameblo.jp旧立場川橋梁に挑む!前回、富士見駅から旧線跡のトンネルを通って旧立場川橋梁の袂にたどり着いた。ついに目的の巨大鉄橋との対面である。3年前に乗った特急あずさの車窓から見つけて以来、ずっと訪れたかっ
国内最大級のダム事業として2000年に完成した宮ヶ瀬ダム。宮ヶ瀬ダムによってできたダム湖の下にも村が沈んでいる。補償が決まった時、その代償として多くの村人は〝家焼き〟を受け入れた。移転する厚木市中荻野の代替地に新築を建てながら、一方では長年住んだ宮ヶ瀬村の家を自ら壊し燃やさなければならなかった。柱や家財、畳を1週間かけて灰にしたと言う。行政は随分と残酷なことさせたもんだ…渇水時に時々顔を出す村の一部。道路や橋、標識・・・中でも珍しいのが、ダム湖に沈んだ滝だッッ!!!実際は村から
喜楽橋の左岸に続きまして、本当は左岸の前に訪ねた右岸のご紹介。なんだか写真が暗くてすみません、画面右端中央のサイクリングロードを走ってきまして、ここでUターン気味に河川敷に降りる道路で下っていくと、この先通行止めの看板と柵。ここで自転車を止めて、柵を跨いで徒歩で失礼して、河川敷に降りて、道なりに進むと、そこにあるのがこんな光景。う~ん、不思議ですね。何が不思議って、喜楽橋は対岸から、私のいる場所よりもずいぶん右手に向かって伸びています。赤い下矢印
【23】より続く…わけでもないんだけど。いろいろと調べる中で、今回辿った「町道扇谷奥山線」とその先の林道(作業道?)が現役だった時代の貴重な記録文を見つけた。日付は、平成10(1998)年4月5日。正確には山屋さんが山に登られる前のアプローチ部分の描写なのだが、これはぜひご紹介しておきたいと、こうして最後に番外篇仕立てとした。ただ、転載させていただくにあたって許可をいただこうとしたものの、サイトは更新が停まって久しいようで、管理人様の連絡先なども不明だったために、申し訳ない