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今日は歌舞伎の夜の部と、それまでの時間つぶしもかねて、一幕見の團十郎の幡随長兵衛チケットを取った。一幕見は2回目で、前の日のお昼に売り出す。1時半近くから、夜の部が終わる8時半まで七時間近く歌舞伎座で流石に疲れた。昨日はナベサダコンサートで、家についたのが十一時過ぎ。朝5時半に家を出る身には過酷だった。だから面白そうな演目なのに、最後の方はこっくりこっくりなってしまった。昼の部の最後の「幡髄長兵衛」一幕見。一幕見の四階席はこんなかんじ團十郎は前か
1部お芝居幡随院長兵衛*配役*町奴幡随院一家元締幡随院長兵衛(バンズイインチョウベエ)*椿裕二座長女房お時(オトキ)*美穂裕子リーダー子分唐犬権兵衛(トウケンゴンベエ)*劇団美山里美京馬副座長子分夢市郎兵衛(ユメノイチロベエ)*大川礼花花形子分五郎蔵(ゴロゾウ)*椿キラさん旗本奴白柄組(シラツカグミ)頭領水野十郎左衛門(ミズノジュウロウザエモン)*大川忍副座長子分金時金兵衛(キントキキンベエ)*椿孝也花形子分坂部(サカ
1月の楽しかったお芝居を振り返っています。頭に録画機能がついているといいのだけれどと思いつつ、演舞場でみた極付幡随長兵衛から。海老蔵の長兵衛、雰囲気、名台詞は丁寧に語られ、心にまっすぐ強く届いてきました。家族、子分、広くは江戸への深い愛を感じ、極付幡随長兵衛にハマった。序幕つづき。芝居の最中、酒に酔った白柄組の中間・片岡孝志が乱入。火縄売・升三郎、舞台番新吉・新十郎がなだめる、入れ替わりに水野に仕える坂田金左衛門・左升が乱入、新吉に馬乗りになり芝居の邪魔をする。幡随院長兵衛=市川海老
演劇界2月号が届き3月号を予約。3月号の特集は初芝居。「初芝居を見ると一年間、無病息災で過ごせる」との言い伝えもあるそうな。特に毎年海老蔵座頭の演舞場に行くと強くそう感じます。実際にらんでいただけることもありますし、海老蔵のスーパーオーラとパワーは半端ないですから。このひとつ前のblog昨日は演舞場の千穐楽1月にみた歌舞技に書きましたように4座でいったいいくつお芝居をみたことでしょう。素晴らしい作品が多かったなか、新橋演舞場昼の部の「極付幡随長兵衛」で頭がいっぱい。俊寛も、春興鏡獅子への
極付幡随長兵衛は、秀逸な黙阿弥の台詞により、場面場面、ひとりひとりの心情が心に沁みる。1600年関ヶ原の戦いに勝利した家康は、1603年江戸幕府を開き、1605年から江戸城の大改修が始まる。1615年大阪夏の陣で豊臣氏は滅亡。1616年家康死去。秀忠、家光により江戸幕府の幕藩体制がしかれ、江戸の町も急速に整えられていく。土木、建築、あらゆる分野に人手が多量に必要になり、労働力を差配したのが「口入れ屋」。一方、多量の武士が浪人となった。また戦に備えて武芸頼みで生きてきた武士たちの不満も募り、
序幕では揉め事あらば長兵衛がでて収める、その頼もしさが描かれる。旗本奴との確執は長兵衛殺害のきっかけとなる。二幕目は三社祭の花川戸長兵衛内。可愛い盛りの長松としっかりものの女房お時。長兵衛を慕う子分たち。名は末代と水野に殺されると承知のうえで水野の招きに応じる長兵衛。女房と倅長松との別れの場面、海老蔵、勸玄の長兵衛、長松に泣きました。一気に最後まで行きます。また長いです🙇🙇♀️🙏😞三幕目第一場水野邸座敷の場水野家諸士が座敷下手奥に並ぶ。右左次、獅一、松四郎、新次。右團次さん、獅
一人善がりの楽しみにお付き合いくださってありがとうございます。長いでしょ^_^ごめんなさい。二幕目花川戸長兵衛内の場つづき、兄弟分の唐犬権兵衛・右團次が駆けつけ、代わりに自分を行かせてくれと長兵衛を説得する。子分らも奥からでてきて、自分も行く、行かせてくれと、神田弥助・男寅に手を引かれでてきた長松までもが、「この春年始におとっさんの代わりに出たからお屋敷へも、おいらが代わりに行きましょう。」「みんながあんなに頼むから、聞いてやって下さいまし、おとっさんに別れるのは、誰よりわたしが悲
いよいよ明日5月4日(土)13時より相つとめさせていただく千駄ヶ谷・国立能楽堂での【貞鏡傳〜一龍斎貞鏡ひとり会〜】✨✨凜とした佇まいの国立能楽堂で独演会をさせていただけるなんて誠に夢のようです講談だけの会は史上初🇯🇵楽しみドキドキ怖い楽しみ演目は『那須与一扇の的』『幡随院長兵衛』そしてお家芸の『忠臣義士二度目の清書』に挑戦いたします演芸写真家の橘蓮二さんも『ぴあ〜水先案内人のおすすめ〜』でご紹介くださいましたhttps://lp.p.pia.jp/art