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酸素を供給する働きをもつ血液中の赤血球や、その中に含まれるヘモグロビンが減少し、体が酸素不足になるのが貧血です。血中のヘモグロビンの数値が男性は13.0g/dl以下、女性は12.0g/dl以下になると、貧血と診断されます。体が酸素不足になると、動悸、息切れ、倦怠感、頭痛、爪の異常などさまざまな症状が起こります。とくに女性に多く、10人に1人が貧血ともいわれています。日常生活から考えられる原因偏食やダイエットによる良質なたんぱく質、鉄、ビタミンC不足体中に酸素を運ぶヘモグロビンは、鉄を含
初めましての方へプロフィール中医学と予防医学に基づく「健康講座」を主宰しております。元薬剤師:中川理恵です✨実は今の日本の医療では、慢性的な不調に向き合ってもらえないことがほとんどです。これが根本治療ではなく、対症療法である怖さです。原因不明のなんとなく不調、、、その背景には食事の影響があるのは避ける事が出来ない事実だと考えています!これをたくさんの方に知って欲しくて、中医学と予防医学の観点から食から始める身
本日は『鉄欠乏性貧血の鑑別』についてです。http://www.aafp.org/afp/2007/0301/p671.html先日外来に紹介になった患者さん。小球性の貧血で血清鉄が低値。月経年齢の女性で起これば鉄欠乏性貧血がまず頭に浮かびますねでもいつでもこれが鉄欠乏性貧血(irondeficiencyanemia:IDA)とは限りません。小球性貧血の鑑別疾患には鉄欠乏性貧血、鉄芽球性貧血、サラセミア、鉛中毒、慢性疾患による貧血(2次性貧血)が挙がります。2次