「巨人の星」と言えば、言わずと知れた野球マンガの名作である。(作・梶原一騎、画・川崎のぼる)原作マンガは1966年から1971年にかけて連載され、テレビアニメは1968年から1971年にかけて放映され、大人気を博した。いわゆるスポ根=スポーツ根性もののハシリとも言われる作品である。しかし、この「巨人の星」はその後不当に低い評価を受けているように私には思えてならない。風向きが変わったのは80年代頃から盛んに放送されるようになった「テレビ探偵団」などの「懐かし番組」の存在である。こういう番組は所詮バ