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死して40年になろうとするが、今なお独特な光彩を放つ岸田森(1939~1982)59年法政大学文学部英文科に入学するも、「何もすることがなかった」ので、2年で中退。61年4月文学座演技研究所1期生となり、翌年文学座に入る。66年文学座を離れ、悠木千帆(後の樹木希林、一時期岸田と夫婦関係にあった)らと小演劇グループ・六月劇場を結成(松田優作が最初に入った劇団)映画、舞台、テレビに広く演劇活動を展開する。映画は東宝『斬る』(68)にてデビュー。その後は様々なジャンルの作品に出演
2020年8月7日記事あ、『動物のお医者さん』ふたつ、と思ったので、続きで纏めときます。目がとても大人になったみどりが初めに出た単行本から買い換えた、少しでも絵が大きいシリーズ。↓最近何故か瞬発的にアクセス頂く『イップ・マン』シリーズは来週に続く・・・決まって、時々、集中的にアクセス頂く過去記事ってあります。『陽暉楼』『鬼畜』『さまよえる脳髄』『花園の迷宮』など。あらら、こうして並べると、邦画ばかり。邦画って、少し過
遠藤周作原作熊井啓監督昭和20年。F帝大医学部の研究生勝呂と戸田は器具、物資、薬品さえ、ろくに揃わぬ劣悪な状況下で虚無的な日々を送っていた。勝呂(奥田瑛二)戸田(渡辺謙)一方で大学では先ごろ死亡した医学部長の椅子を二人の所属している第一外科の橋本教授(田村高廣)と第二外科の権藤教授(神山繁)が争っていた。このタイミングで橋本教授は結核で入院している前医学部長の姪である田部夫人(黒木優美)のオペの時期を早めることする
子供の頃から気にはなっていたけど機会がなくて未見のままだった作品。内容的にも特殊効果的にも期待薄だと考えていたからどうしても観たい!って訳でもありませんでしたがチャンネルNECOで放送されたのでこの機会に!と考えてチェックです。1960年版と1999年版もある様ですが今回観たのは1979年版でした。分家の嫁・ミホ(原田美枝子)は夫・雲平(田中邦衛)の目を盗み本家の旦那・竜造と不倫の末に身篭った。雲平にコトがバレ、二人は逃避するも山越えの途中で雲平に追いつかれた末竜造は射殺されミホは瀕死の状態で
「この子の七つのお祝いに」という映画をご存知ですか?1982年に公開された邦画です。今期間限定でYouTubeで無料で観られます。(18日まで)『この子の七つのお祝いに』【公式】Amazonプライムビデオ「プラス松竹」チャンネルで松竹の数多の名作が見放題配信中!詳しくはこちらhttps://amzn.to/3OV8GGt※ご視聴にはプライム会費に加え、月額330円(税込)の会員登録が必要です。登録時は14日分の無料体験付き!松竹作品の情報を得るなら▼松竹シネマPLUShttps://
円・こどもステージあらしのよるにーひみつのあいことばー2024年4月29日(月)~5月6日(月)岸田今日子さんが『あらしのよるに』作者きむらゆういちさんに脚本を依頼して作られた舞台版『あらしのよるに』。1997年初演、再演、再々演を経て絵本出版から30周年の今年、新たに書き下ろされた舞台です。*:・゜。*:・゜会場は両国にあるシアターχ(カイ)円・こどもステージではおなじみの場所。こどもたちの席は舞台の目の前、さじ
映画『①この子の七つのお祝いに』🔻今回は金田一映画から少し離れて最凶のトラウマ映画でございます。しかしこの原作は第1回『横溝正史賞』受賞作なので少なからず金田一に縁があります。小学生の時に父親がテレビで観ていたのを横で観てしまって眠れぬ夜が続きました。🔻もうおどろおどろしい雰囲気が………🔻市松人形が嫌いになります。🔻古ぼけた木造アパートから物語が始まります。🔻幼い女の子が雨戸の隙間から母の帰りを待っています。🔻火の気の無い寒そうな部屋に一人で留守番しています。🔻お母さんが帰って来
良く、竹内義和先生や縛りやトーマス氏がネタにされる角川映画『この子の七つのお祝いに』を観た!この子の七つのお祝いにAmazon(アマゾン)何でも、あのつかこうへいの代表作を深作欣二監督で映画化したご存じ、鎌田行進曲の同時上映として当時公開された代物!上記の予告編動画を観ると横溝正史チックなおどろおどろしい作品であります!映画パンフレット「この子の七つのお祝いに」監督増村保造出演岩下志麻/根津甚八/辺見マリ/畑中葉
「地獄」「地獄」予告編1979年6月3日公開。人の性と生死を描いた異色作。脚本:田中陽造監督:神代辰巳出演者:原田美枝子、岸田今日子、石橋蓮司、林隆三、栗田ひろみ、西田健、田中邦衛、加藤嘉、稲野和子、岡島艶子あらすじ:孤児院で育ったレーサーの水沼アキ(原田美枝子)は、事故を起こして休養の旅の途中、生形幸男(林隆三)と知り合い、彼の生家がある生形村を訪れる。そこにあった「金輪を回し、止まれば極楽、逆に戻れば地獄」と言
幼い頃、「ムーミン」が好きだった。岸田今日子がムーミン・トロール役を演じていた頃の、あの「ムーミン」。特に、スナフキンに憧れた。彼は穏やかで飄として、かつ、冷静で的確で、何よりも憧れの旅人だった。そんな事を思い出しながら、改めてムーミンを渉猟してみると、この齢だから故か、ムーミン・トロールやスナフキンとは違う、気になるキャラクターが二人いた。ご存知「ムーミンパパ」と、スナフキンの父親「ヨクサル」である。【ムーミンパパ】若い頃、仲間達と様々な冒険を体験する。大の冒険好きで、ムーミン