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林芙美子原作千葉泰樹監督私、千葉泰樹監督も好きなんです。原作は『放浪記』『晩菊』『浮雲』などの林芙美子さん林芙美子さんの短編には幼い頃、旅商人だった両親と歩いた行商のお話がたくさんありますがこの作品もその一つですねお話、完全ネタばれ終戦から四年後リヨ(山田五十鈴)は一人息子を育てながらシベリアからいつ帰るとも分からない夫を待ちつつ大きなリュックを背負いもんぺに運動靴でお茶の行商をしている「静岡のお茶はいかがですか」しかし、まだ
中村吉右衛門鬼平犯科帳原作池波正太郎企画市川久夫鈴木哲夫脚本安倍徹郎音楽津島利章監督小野田嘉幹ナレーター「何時の世にも悪は絶えない。その頃徳川幕府は火付盗賊改め方という特別警察を設けていた。凶悪な賊の群れを容赦なく取り締まる為独自の機動性を与えられた火付盗賊改め方の長官こそが長谷川平蔵。人呼んで鬼の平蔵で
「必殺シリーズ」第8弾「必殺からくり人」をレビューします。『必殺からくり人』(ひっさつからくりにん)必殺からくり人予告編1976年7月30日から10月22日まで、NETテレビ(現・テレビ朝日)系で毎週金曜日22:00-22:54に放送された。朝日放送と松竹(京都映画撮影所、現・松竹撮影所)の共同製作。必殺シリーズ初の1クール(全13回)物。藤田まことは出演していません。製作のいきさつ:当時NHKドラマで高い評価を受けていた早坂暁をメイン・ライターとして迎える。そして、
声の可愛い女優と言えばやはりパスカル・オジェかな37年前の今日、翌日の誕生日を目前にして25歳の若さで旅立った薬物の過剰摂取によるとも何度もリハビリ施設のお世話になっていたエリック・ロメール監督「満月の夜」モテる主人公役が似合ってた亡くなる直前のインタビューCinémaCinémas-PascaleOgier-1984CinémaCinémas-PascaleOgier-1984ParPierre-AndréBoutang&ClaudeVen
今回は嵯峨三智子さんという女優さんのお話。★★★★★またまた時代をワープすることになるのだが、時は1980年のお正月。オレは『週刊平凡』という、芸能週刊誌の特集記者である。この時代の雰囲気を思い出すと、百恵ちゃんが三浦友和と無事結婚して、やれやれみたいな意味不明の達成感が日本社会になんとなく漂っている時期だった。ヒデキと百恵ちゃん。『週刊平凡』1980年1月3日/7日合併号。定価230円、いま、古本屋さんでは3000円くらいで売っています。ヒデキは新婚早々のハズの百恵ちゃんとうれし
ひとつ前の当ブログで、『ゴンドラ』(1987伊藤智生監督)の劇中、孤独な少女と一緒にお風呂に入るシーンで佐々木すみ江さんがヌードになっていることに触れました。同じように、ベテラン女優さんの意外なヌードというと、まず「浪花千栄子」さん。大阪南河内出身で元々は松竹家庭劇で舞台を踏んでいましたが、映画に移り溝口健二さん、小津安二郎さんなど数々の名監督の作品に出演された名傍役です。朝ドラ『おちょやん』では、杉咲花さんが浪花さんをモデルにしたヒロインを演じていましたね。その浪花さんが『裸体』(196
「下町」1957年10月29日公開。林芙美子の同名小説の映画化。原作:林芙美子脚本:原良三、吉田精弥監督:千葉泰樹キャスト:山田五十鈴-矢沢りよ亀谷雅敬-矢沢留吉三船敏郎-鶴石芳雄田中春男-善助村田知英子-善助の妻きく多々良純-大西淡路恵子-中村玉枝馬野都留子-隣りのお内儀沢村いき雄-田中運転手鈴川二郎-自転車の男中野トシ子-揚げ物屋のお内儀土屋詩朗-玉枝の客広瀬正一-人夫A佐田豊
『必殺2ブラウン館の怪物たち』おりく演-山田五十鈴本編では、山田五十鈴演じるおりくは、猿谷町の元締に先手を打つために途中で江戸に戻り、終盤でワンシーンのみ登場でした。脚本の決定稿では、ブラウン館での死闘に参戦し最後まで出演している。このあたりはスケジュールの都合でしょうね。裏社会の知古も多く、主水をして元締と呼ばせた仕事人で、2人の相互信頼も厚いようです。温厚な人柄で弟子や取引先も多く、郭(くるわ)で女郎に三味線を教えることもある。せんとりつの小
『ある映画監督の生涯溝口健二の記録』スクリーン上映タイトル『ある映画監督の生涯私家版溝口健二の記録』(銀幕に二重鍵括弧無し)映画トーキー150分カラー・白黒昭和五十年(1975年)五月二十四日公開製作国日本製作言語日本語製作近代映画協会配給ATG資料キネマ旬報キネマ旬報社日本映画発達史田中純一郎著溝口健二というおのこ津村秀夫著溝口健二の人と芸術依田義賢著映画時代文芸春秋社映画脚本京屋襟店田中栄三著近代映画劇脚本選集聚芳
必殺からくり人とんぼ演-ジュディ・オング花乃屋仇吉の実の娘で、八丈島生まれ。表稼業は三味線弾きで、人形浄瑠璃も披露する。読心術が得意で、悪党たちの口が動くたびにとんぼが復唱し、それらの断片をつなぎ合わせ奸計の概要をつかむ。敵の行動をつかみ、裏稼業を成功に導くのですね。後ろ向きの人物には無効という点を除けば、天井裏に床下に潜んで直接見聞きするより、安全に情報を入手できる特技ですね。基本的に殺しは行わないが、最終回では花乃屋を襲ってきた敵を、仲間兵ヱか
芸能界に所属し、女優ながら、憧れる女優さんは、というと、頭にない✨確かに、演技が素晴らしいな、と思う方はいても、私生活や、演技以外をどうして晒すのかな、そんなに素晴らしくないのに。故に、そこに大抵がっかりして、いないのだ。と、シェイクスピア作品の演技の勉強に勧められた黒澤明監督『蜘蛛巣城🏯』✨白黒の時代の洋画も勧められたんだけど、全く面白くなくて。ところが、黒澤明作品は、物の怪から引き込まれ、山田五十鈴の存在感よ✨圧倒的✨立ち振る舞い、発する言葉✨目の動きで芝居する✨衣擦れの音
黒澤明監督観れば、観るほど、惹き込まれる。シェイクスピアの戯曲『マクベス』を戦国時代に置き換えた作品。能の様式美を取り入れ海外ではシェイクスピアの映画化作品では最も優れた作品として評価されています。お話。戦国時代。蜘蛛巣城の城内では北の館(きたのたち)の主・藤巻の謀反に合い打つ手なく籠城の覚悟を決めていた。そこへ早馬の使者が駆け込み鷲津武時(三船敏郎)と三木義明(千秋実)が藤巻を倒したと報告。喜んだ主君・都築国春(佐々木
皆様おはようございます昨日の朝刊記事のことで恐縮ですが「月36万円、帝国ホテル暮らし」と、載っていました。日本を代表する老舗の高級ホテル「帝国ホテル東京」の客室稼働率は、足元で約1割と低迷しているとのこと。30平方メートルに30泊36万で滞在できるらしい。価格は税込みで、朝食が付き、2人まで宿泊OK。対象期間は3月15日から7月15日まで。フィットネスルームなども無料で使えるって魅力です。月額6万円でルームサービスが頼める有料オプションも気になります。