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40歳代前半で術後内分泌療法を投与されている途中に多発肝転移してきた方が、セカンドオピニオン外来を受診されました。肝転移再発後、ファーストライン(第一選択)の治療として、SERD(フルベストラント)+CDK4/6阻害薬(アベマシクリブ)を投与され、肝転移巣は再発から1年1ヶ月間、非常に良くコントロールされていました。でもこの方が心から目指されているゴールは症状緩和、延命ではありませんでした。『乳がん肝転移に対する内分泌療法(±CDK4/6阻害薬)で起こること』「出来れば治りたい。
40歳代前半ルミナルタイプ肝・骨・内胸リンパ節転移再発の方が転院して来られました。それまでの内分泌療法は良く奏功していました。この方は延命ではなく、出来る事なら無病状態到達からの根治を望まれました。『向かいたいゴールへ向かう為にベストな治療を選択する事』40歳代前半、右乳がん術後の方がお越しになられました。30歳代半ばに根治手術を受けておられました。ルミナルタイプ乳がんで、術後補助内分泌療法としてタモキシフェ…ameblo.jp内胸リンパ節転移と骨転移は完全寛解に到達と判断しました。
進行乳がんの中には、「StageⅣ(ステージ4)乳がん」があります。その他に「再発乳がん」や「切除不能乳がん」があります。再発乳がんの中でも、「局所再発乳がん」と「遠隔転移再発乳がん」とがあります。今回はその中でも特に、「ステージ4乳がん」と、「遠隔転移再発乳がん」について、少し深く掘り下げたいと思います。時に乳がんの治療を受けられている方々のブログ等で、「初発ステージ2、手術から5年後に肝転移発覚。ステージ4になりました。」と言う記載や、それに似
こんにちは。ブログをご覧いただきありがとうございます。2024/10/15(火)にBPPVによる強烈な回転性めまいが発生してから、PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)を筆頭として、不安神経症や脳過敏症候群に類似した各種症状に苦しんできました。治療の過程をこちらのブログで長らく綴ってきましたが、発症から丸一年が経過した今、いよいよ完治(≠寛解)したという確信を持てましたので、本日はこちらの記事でそのご報告をしたいと思います。(※あえて寛解と言わないのは、もはや「落ち着いている」という状況
私はこのブログを通して、世の中に出ない、あるいは医師以外にはほとんど目にする事のない、進行乳がんの根治を目指した治療について書く事があります。(※もちろん個人が特定される事の無い範囲でです。)それには様々な理由があります。1つにはもちろん、「世の中で一般的に(ほとんど)治らないとされている、切除不能乳がん・転移乳がん・再発乳がんは、実は事の他とても多くの方々で長期無病状態に到達される可能性がある」と言う事を、患者さん方のみならず、医療に携わる方々にも知って欲しいと言う願いからです。「
40歳代ルミナルタイプ乳がん、肝転移再発の方が来院されました。fulvestrant+CDK4/6阻害薬が良く奏功していましたが、1年1ヶ月を経過した時点で完全寛解にまで到達していませんでした。現治療で完全寛解にまで到達する確率は2〜3%と考えられます。この方は肝転移との共存ではなく、根治を願われました。肝転移の状態は、無病状態に到達し得る可能性が充分にあると判断しました。しかし現治療での完全寛解到達は困難と判断しましたので、治療方針を大きく変えました。私が根治を目指して治療を行
50歳代半ば、両側乳がんの方が来院されました。胸部造影CT画像です。足の方から見た形になっています。向かって左上の赤い矢印が右乳房の局所進行・切除不能乳がんです。造影CT画像ですので、白い色のところが全てが乳がんです。皮膚に広範囲に浸潤し、皮膚の肥厚も見られます。下の赤い矢印は右肺の胸水貯留を示しています。向かって右のオレンジ色の矢印が左乳房の早期乳がんです。少し尾側のPET画像です。右乳房全体がオレンジ色から黄色、黄緑色に光っており、活発に活動している乳がんをしまいています。
またしてもウイルス性イボ…!おそらくプールや温泉などからイボウイルスをもらってきたのでしょう…2022年、手の親指の下にできたイボを自己治療で完治させてから約2年。「もう二度とできないはず!」と思っていたのに、2024年にまさかの再発…。しかも今度は足の親指に、じわじわと姿を現し始めました。2年前は何ヶ月もかけて自己治療して完治したのに、また戦う日がくるとは…イボがすくすく成長していくのを見て、「うわーーーーー最悪だ…」の一言。でも、落ち込んでばかりもいられません!今
30歳代前半で右乳がんと診断。T1N0M0StageⅠER+(70%),PgR+(25%),HER2+(3+),Ki6720%Luminal-HER2タイプ根治手術先行術後補助療法としてLH-RHアゴニスト+タモキシフェンを投与される。その2年半後のCTで内胸リンパ節転移が疑われる。治療をトラスツズマブ(ハーセプチン)+ペルツズマブ(パージェタ)+LH-RHアゴニスト+レトロゾールに変更その1年1ヶ月後のCTで骨転移の出現が疑われ、針生検施行。
私は、地球上の多くの方々を一度に救える治療法を発見するよりも、目の前の1人の患者さんと向き合い、かけがえのないその1つの命を救う医師である事を選びました。それでも私の恩師(当時の教授)はNCI(アメリカ国立がんセンター研究所)への留学の道を私に与えようとして下さいました。「今留学すれば、必ずネイチャーに論文を出す事が出来る。」とても有難いお言葉をいただきましたが、様々な事からその時には留学を断念しました。私の代わりに留学した後輩は、教授の言葉の通り見事にネイチャーに論文を掲載させました。
なぜだか良くわからないのですが私は、潰瘍性大腸炎が重症だった頃からずっといずれ完治する、と思っていました。多分、兄からの一言でそう思うようになったのだと思います。兄『お前の病気なんて、いつか痔になってそのうち、治るわ!』この『いつか痔になって』というフレーズが私にとって、とてもリアルで努力もしていないのに『いつかどうせ、治る』と思い込むようになったのです完治するために努力を、正直していませんで
おはようございます現在シカゴメッド視聴中です!はい、ここでも乳がんになるキャラが!マギーが乳がんになりましたねしかも描写がリアルで心に来ました誰にも言えず、体力は落ち、免疫が落ちて影響が出る私も親と戦友以外には言っていません心に来て少し泣いた今後マギーがどうなるかはわからないけど、他のドラマみたいにはい、完治!って感じではなくて、長い戦いだから根気がいるって話してて分かるーってなる今は副作用で体のあちこち痛くて泣き喚きたくなるので寝ますwでは👋
40歳代ルミナルタイプ左乳癌術後で局所再発と皮膚転移再発、対側リンパ節転移再発の方がセカンドオピニオン外来にお越しになられました。粘液がんでした。粘液がんは特殊型の1つですが、遠隔転移が無ければ比較的予後が良いとされています。ところが遠隔転移すると非常に予後が悪い組織型とされています。この方はタモキシフェンとリュープロレリンから治療を開始されておられました。再発時のCT画像です。赤い矢印は右(対側)腋窩リンパ節転移再発巣です。左側と比べてリンパ節が丸く腫れています。半年後の造
今回の最大の目的はこちらに来る事でした。「斎場御嶽(せーふぁうたき)」沖縄で最も神聖な場所とされています。爽やかな朝、マイナスイオンが辺りに満ち溢れ、静寂に包まれていました。この先に目的の場所が。三庫理(サングーイ)巨大な岩が寄り添って出来た三角形の隙間です。現生と神界(ニライカナイ)をつなぐ門、俗世から聖域へ移行する結界と考えられている様です。三角形は、子宮・誕生・再生の象徴とされ、今の私に必要な場所と思ってこちらに参りました。しばらくこちらに佇んでいました。これからの
60歳代後半、ルミナルタイプ乳がん術後、骨転移再発、急速に進行する肝転移再発の方の治療に当たらせていただきました。『急速に進行する肝転移を目の前にしての医師の治療方針の違い』60歳代後半、ルミナルタイプ乳がん術後、肝転移再発、骨転移再発の方が来院されました。骨転移は何とかまだおとなしそうでしたが、肝転移は肝生検を挟んで2ヶ月足らず…ameblo.jp幸いにもこれまでにあまり治療薬は使われておらず、戦う武器は揃っていました。再発時の骨盤のCT画像です。矢印の先に骨転移があります。反対側の
母親の以前見つかった間質性肺炎。それについて、完全に治ったので書きます❣️2年前、咳がすごくなり間質性肺炎とわかりました。そこで糖鎖を正常化するサプリメントを注文し毎日飲み続けた。これは体験談を聞いたら息もするのが苦しい外出不可だった人もどんどん良くなって治ったそう。ただうちの母親のほうが数値が低かったのでそれなら半年くらいで治りそう!と思って飲ませまた。飲んでから劇的に効果は現れた。咳き込みもなくったし食べれるようになって間質性肺炎のことを忘れるくらいただ毎月
「転移・再発乳がんは治らない」あるいは「転移・再発乳がんはほとんど治らない」は一般的には多くの方が同意されている考え方かと思います。だから転移・再発乳がんは根治を諦めなければならないのでしょうか。何事にも限界はあります。世界中の乳がん診療に携わる医師のほとんどが感じている事かもしれません。治療を受けている転移・再発乳がん患者さんのほとんどが感じている事かもしれません。「転移・再発乳がんは治らない」臨床試験の結果からも、転移・再発乳がんが完全寛解に一度でも到達する確率は1.5-6
今日は穏やかな1日だった😊日差しも春らしくあったかかった朝起きた時は気分悪かったけど昼頃から元気になってきた!すごくパワフルとかではなく緩やかな感じ。なんか今日の日差しに似てる❣️メンタル不調でしんどかったしもう一生しんどいままかなと泣いたこともあったけど希望が見えてきた!諦めずに治療に専念したら寛解じゃなく完治も夢じゃない‼️❣️諦めずにしっかり治療に専念するよ!
今日病院へ行ってきた。癌と診断されて泣いて泣いてなぜ私が癌になぜ死ぬのはイヤ嫌だ•••手術から5年4カ月。生きてます。今日正式に完治寛解となりました。『もう大丈夫ですよ』って。ただ『若くして癌になったから必ず内視鏡検査には行ってください。何かあったらすぐに連絡してください。』と先生。完治したのでもう入院手術をした病院では診てもらえません。なので近くの消化器内科の紹介状を書いて貰いました。その消化器内科は入院手術をした病院の消化器内科の先生でし
以前、40歳代前半の方の胸骨転移について書きました。『40歳代骨転移それから』あるルミナルタイプ乳がんの方が来院されました。初めてお越しになられたのは、まだ40歳になられたばかりの頃でした。自転車に乗って走っていた時に、たまたま私の居た…ameblo.jp浸潤性乳管癌、ER+(100%),PgR+(90%),HER2-(2+,FISH-),Ki6727.2%この方は出来れば根治を目指して治療をしてほしいと私のところにお越しになられました。治療開始から8ヶ月後のPET検査
私は根治を目指した進行乳がん診療において、造影CT画像をとても大切に考えています。その理由の1つが、単純CT画像では、①リンパ節と血管の見分けがつき難く、頚部や鎖骨上・下、縦隔、腹部リンパ節転移を見落とす可能性が高い。ためです。『進行乳がん治療における単純CT画像と造影CT画像』50歳代で、切除不能、縦隔リンパ節転移陽性の方が転院して来られました。「もう治ることはない、あとは延命治療、原発巣を切除することは出来ない」と主治医に伝えられ…ameblo.jpこれはあくまでも私自身の能力に当
※40歳代前半Bp+SNBpT1N0M0StageⅠIDC+DCIS,f,ly0,v0,NG2,切除断端不明瞭ER+(90%),PgR+(80%),HER2-(1+),Ki67の情報なし術後治療:TC(ドセタキセル+エンドキサン)療法×4→残存乳房に接線照射50Gy+断端不明瞭のためboost照射10Gy追加+TAM(タモキシフェン)私はこの様な場合、残存乳房への術後放射線照射は賛成しますが、TC療法を提案する事はあ
右乳房部分切除術及び腋窩リンパ節郭清術後に、20歳代後半で切除不能乳がん局所再発(二次性炎症性乳がん再発)、多発肝転移再発、LuminalHER2タイプの方が、出来れば根治を目指したいと来院されました。術後にEC×4サイクル→ドセタキセル×4サイクル施行されていましたが、術後1年1ヶ月後に患側乳房に、二次性炎症性乳がん再発しました。その時には遠隔転移は認められなかった様です。trastuzumab(TRA,トラスツズマブ、ハーセプチン)+pertuzumab(PER
私の発表を無事に終えました。事のほか、聴かれている方々も多く残って居られました。と言いますのは、以前なら自らの発表が終わると関係者らと共に、さっと帰られる方々をしばしば目にしていたからです。もしかしたら発表時間が短かったのが良かったのかもしれません。私の前に3人のご発表がありました。特に私の前の先生のご発表の際にはフロアから多くの質問がなされ、活発に議論されていました。ただポジティブなご質問だけでなく、「ここそれどうなの?」と言う様な厳しい欠点をご質問されている先生も居られました
皆さまのいいね👍と多くの方のお立ち寄りを大変嬉しく感謝でございます☺️ありがとうございます😊治療開始からしばらくして千羽鶴をいただいたことを以前ブログに書いた『千羽鶴をいただいちゃったよ‼️』治療開始から2か月経った頃友人看護師のいる10人ちょっとのグループが千羽鶴を持って前回来れなかったメンバーも含めて又会いに来てくれたよ〜友人たちが私の病気が治…ameblo.jpこの友人たちの“治って〜”の祈りの気持ちがこもりまくりの鶴さんたちを今後どうするのが良いのかと思っていたもうこ
30歳代半ば、右乳がん術後、縦隔リンパ節転移再発、骨転移再発の方が来院されました。初発は、T1N0M0StageⅠER+(70%),PgR+(25%),HER2+(3+),Ki6720%Luminal-HER2タイプ原発巣の根治手術から2年6ヶ月後に縦隔リンパ節転移再発。その1年1ヶ月後に多発骨転移再発。骨転移生検では、ER+(80%),PgR+(25%),HER2+(3+),Ki6740%縦隔リンパ節転移再発後から、trastuzumab(トラ
40歳代前半ルミナルタイプ肝・骨・内胸リンパ節転移再発の方が転院して来られました。『向かいたいゴールへ向かう為にベストな治療を選択する事』40歳代前半、右乳がん術後の方がお越しになられました。30歳代半ばに根治手術を受けておられました。ルミナルタイプ乳がんで、術後補助内分泌療法としてタモキシフェ…ameblo.jp「肝転移」と一口に言っても千差万別、治療が入れば刻々と状況は変わっていきます。「骨転移」も「内胸リンパ節転移」も同様です。全て刻一刻と状況は変わり続けます。その状況の正確