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卒業妻が亡くなって11年が過ぎた。その時は、これから自分は誰のために働くのかを見失いかけた時期が少しあった。ある人に、「だって、あなたには多くの教え子がいるでしょ。その子達のために頑張らないでどうするの」と言われた。失礼だが、月並みな慰めに聞こえた。僕には嫌な性格があって、誰もが言う台詞をしたり顔で言われると、しらけてしまうのである。たとえ、それが善意あふれる言葉であってとしても、そんなことは言われなくたってわかってる。だがら、そういう人の話を聞く時は、どうせ月並みだと以後
「赤い風船」という40分足らずのフランス映画がある。この映画には、セリフが3つぐらいしかない。僕の龍馬最期の卒業式に選んだ曲は、この映画と同名の「赤い風船」。昭和40年代に大ヒットした安井かずみ作詞、浅田美代子が歌った曲である。映画との関連は僕は知らない。あくまで自分が関連させてみただけの解釈である。映画の主人公は少年である。ある日、登校のために駅に向かう途中、木にひっかかっている赤い風船をみつける。それを持って電車に乗ろうとすると、駅員に危険だから、と止められる。迷った挙句、
天国と地獄(下)今回の話は、現在進行形の受験生の話を書いている。したがって、本人も読むことになるだろうことを承知で書く。面談から一ケ月と少し。彼を呼ぶ。僕はいないと安心していた彼は驚き、神妙な様子でやってくる。さすがに何故呼ばれたかはわかっている。わかるタイプは、少しの間神妙にしていれば、やがて嵐は過ぎ去るということもわかっている。詳しい内容は省くが、「約束を守れない者がここにいる必要はない。帰れ!」本人は、予想以上の言葉にやがて泣き始めるが、「泣いたら