ブログ記事702件
今日7月26日は吉行淳之介の命日です。享年70歳。吉行淳之介は女性の性を追求した作家です。性とは心と体で、体にはもちろん性器も含まれ、仕草も含まれます。私が読んだのは「砂の上の植物群」「原色の街」「驟雨」「薔薇販売人」「鳥獣虫魚」「娼婦の部屋」などです。どれも傑作です。私が高校2年のとき、受験勉強のふりをして、夜中にこっそりテレビをつけたら、仲谷昇主演の「砂の上の植物群」の映画をやっていました。内容はほとんど覚えていませんが、なにか変な内容でした。それから大学入試が終わった直後に、その
めちゃくちゃ、おもしろい価値観の映画だった。「楽して稼ぎたい」という楽観的な気持ちで金持ち相手の娼婦をしている若い女アルマ。アルマは、車を書くことを目標に、あっけらかんと体を売って稼いでいる。そんなアルマの前に、母だというシーラという中年女性が現れる。シーラも若いころは売春をしていて、その時にできた赤ん坊がアルマで、とてもじゃないが育てられないと判断してアルマを施設に預けたという。それまで、アルマに1回も会いたいと思わなかったが、若年性あるツハイマーを患ったから一緒にアルマの父をさがしに
2025年1月17日デジタルリマスター版劇場公開モルグ屍体消失1996年5月11日(土)公開病院の遺体安置所(モルグ)を舞台に、世間を騒がせる猟奇的な連続殺人事件の行く末を描いたデンマーク製ホラー。あらすじ法学生のマーティンの新しいアルバイトは、病院のモルグでの夜警の仕事だった。暗い病棟、死体とホルマリンの匂い、さらに前任者の老人から聞かされた死姦の噂に、彼の気持ちは次第に憂鬱になっていく。ある日、親友で変わり者のイェンスがマーティンをゲームに誘う。それは「互いが相手に命令を出
JKハル…の続編。著:平鳥コウジャンル:ラノベファンタジー■□■これは、「JKハルは異世界で娼婦になった」(←自己記事リンク)の完全続編で、1作目が娼婦でしか生きていけないと覚悟を決めたハルの物語だったが…。この「JKハルは異世界で娼婦になったsummer」は、ハル以外のキャラから語られる周囲の物語になっている。一作目はハル自身の物語だったので、娼館での生活や仕事についても描写があるが、この二作目にはそれは一切ない。早い話、エロ描写が皆無になった(笑)。