妻の不倫

翌日になり夫と娘は一言も口を開かず家を出て行った「さてと…」まず私がやらなきゃいけないことそれはパートを辞めて彼との関係を完全に切ることこのままだと彼はストーカーになりかねない夫と娘にまで迷惑がかかるかもしれなかった「あ、もしもし私ですけど…」「あれ私さん。今日お休みでしょ？どうしたの？」店長に連絡して大事な相談があると伝えたら察してくれたのか店から離れたファミレスで会ってくれた「お忙しいのにスミマセン…」「いやい

夫はまたスマホを手に取ると今度は動画を私に見せた「さっきの写真はこの動画のスクリーンショット。よく聞いてみろ。外まで響くお前の声を」するとスマホから私の乱れきった声が再生された「あ…あぁぁ…」目は画面にくぎ付けのまま思わず両手で耳をふさいで号泣したその様子を見た夫は再生を止めると号泣する私に吐き捨てた「何被害者みたいなツラしてんだ！ふざけんのもたいがいにしろ！」「ひっ…」夫の怒声に思わず固まる私私が静

私は正座したまま動けずただ呆然としていた頭の中は真っ白で何も考えられず涙すら出てこないやがて夫がお風呂から出る気配がして思わずそっちを見つめる夫はお風呂から出るといつものように冷蔵庫に向かい缶ビールを出しソファで飲み始めた当然のように正座したままの私を一切見ないいつもなら夫婦の会話をしている時間時には娘もソファにいて3人でTVを見ながらお話ししていたそんな家族の幸せな日常が頭に浮かんだ時そういえば…もう1か月

コンビニのパートは平日限定その平日も最初は週５で入ってたけど他にもパートさんが増えたので今は週４ペースになったその平日休みの日こそ私と彼が愛し合う日彼は単位をほとんど取っていたので私と会うのに何の支障も無いだから週に１回は愛し合っていた彼はもっと会いたいと言ってくれるけどこればっかりはしょうがない若い彼のことたぶん週１回では足りないんだろうけど現実的にこれ以上は無理だからなのか彼はいつも何度も私を求めてきたそんな彼

カバンの中の発信機のようなもの以外は何も見つからなかったけど不安で仕方が無かった私は目的地の駅前にあるデパートに直行しスーツケースやバッグに財布などの入れ物類を全部買い替えて元の物は購入したお店にお願いして引き取ってもらったそしてそのまままた長距離列車に乗って別の街に向かった最終的にたどり着いたのはいちおう都会ではあるけれど縁もゆかりもない遠く離れた街当たり前だけど知り合いなんか誰もいないしばらくネットカフェで過ごして住み込み可の仕事探し住

「なんか最近、お母さん機嫌が良いね」夕食で不意に夫が話し掛けてきた「あ、そう！私も思った。パートが楽しいの？」娘もそれに乗っかってきた「あ、あぁ…そう？だって久しぶりに働いたんだもん。なんか毎日新鮮でね♪」心臓がバクバクしながらも何とか平静を装って答える「悪いな…ホント」夫はバツが悪そうな顔をするけどそれも無理も無い夫の会社は業績が悪いらしく残業はさせて貰えないしボーナスも大幅に減ってしまったそれまでは比較的余裕の暮らしで

「…なんとか言ったらどうなんだ」あまりに衝撃が大きすぎて固まっていた私だけど夫の言葉で我に返った思わずリビングの床に土下座し「ご、ごめんなさい！私、どうかしてました！本当にごめんなさい！」無意識に大声で謝罪していた当たり前だけどそんなものが夫に届くはずが無い「何を今さら…そんな口先だけで謝ったところでお前のやったことが帳消しになるとでも思ってんのか？ふざけんじゃないぞ」その夫の声に私が顔を上げると今まで見たことの無

翌日の朝玄関の開く音がして驚いたえ…？なんで…？鍵を持ってるのは夫と子供たち夫がもう帰ってきたの…？すると玄関から声がする「オラ、さっさと入れもう逃げられねぇからな」「あ…はい…分かってます…」ん？夫が誰か連れてきた？ていうか…この声…！？慌てて玄関に行くと彼が夫に連れられうなだれて立っていた「おぉ早速お出迎えか（笑）愛しい彼氏連れてきてやったぞ」彼の後ろで半笑いの夫

続きです。妻が仕事から帰って来て、早速みんなでパーティー🎉料理も美味しく食べてくれました。そしてケーキ今年は妻の好きそうなクリームチーズとオレンジのケーキ甘すぎずさっぱりしてて、すごく美味しかったです。妻も満足してくれましたそして最後のプレゼントタイム🎁１つ目はまたまたHAREのスカート。ハイウエストだからすらっと見えるし、デザインもステキな感じです。２つ目はイヤーカフ。と言っても安めのやつです。スクエアのデザインがステキだなと思ってプレゼントしました３つ目は指輪。と

夫と出会ったのは私がシングルマザーになって8年目当時は出会い系アプリなど無いガラケー時代私はテレクラのバイト（サクラ）をしてた電話を掛けてきた男の人と適当に話して相手をするバイトそんな男の人の中でゆっくり喋る夫の声を聴いてなんとなく「いい声だなぁ」と思って初めてテレクラで「会いたい人」に出会った何度もテレクラでやり取りした後夫の「直接話したいな」にすぐ応じてケータイ番号を交換お互いのことを色々話した夫もバツ1で前妻の宗教問題が離婚原因出会いが無

「え…それってどういうこと…」「最後だからな、教えてやるよ。お前らがデキてんのはずいぶん前から分かってたんだよ」「そんな…」「お前がパートに行ってた喫茶店な、俺の部下も常連だったんだよ。お前が辞めた後に入ったヤツだから気付かなかったみたいだが部下は俺のヨメだってすぐ気付いた。で、俺に教えてくれたんだよ。”なんか怪しいですよ”ってな（笑）」え…そんな分かりやすかったんだ…「普通ならそんなの上司である

薄ら笑いで私を見るその目にまた恐怖心が込み上げてきた「な…んで…アンタが…」思わず心の声が漏れる「なんでって…（笑）俺をコケにしたお前がこっち側に落ちてきたんだ（笑）そりゃ見に来るに決まってんだろ」大笑いしながら私を嘲る元カレ最悪だ…元カレは私と別の学校だったけど私と別れてからしばらくして高校を中退し危ない仕事に手を染めたと聞いていただからここで再会したのも不思議じゃないえ…じゃぁ…今から元カ

浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。あなた（妻）のことは家族にしか見えない。そう言われましたと言う妻は多いのですが、不倫問題が起きた夫婦では珍しい言葉ではありません。この言葉の意味は（離婚まで言及する場合もありますが）、離婚したいのではなく、妻は家族、彼女（彼）は恋人ということです。何それっ！？と理解できない方もいるでしょう。でもこれを解決するには、妻は家族でもあり、恋人でもある。夫は家族でもあり、恋人でもある。という状態になればいいのです。

「はいオールOKで～す！お疲れさまでした～！」「お疲れさまでした～」「お疲れさまでした～」２本目の撮影は２時間以上かかりもう陽は落ちていたいったい何人に出されたんだろう…最初の撮影のように中からいっぱい溢れてくるこれ全部…本物…呆然としていると元カレと代表が寄ってきた「いや、お前最高だな（笑）思わずスタッフ全員参加させちゃったわ」「ですよね♪じゃぁこれ、今日の出演料。明細も入ってるから中を確認して」代表

「お待たせ♪」「いらっしゃい（笑）」今日もパートと偽って彼の部屋を訪ねる部屋に入るとすぐに抱き合いそのまま愛し合い始める崩れるようにベッドに入ると彼は若さそのままに私の身体を荒々しく貪る「もう…いつもいきなりなんだから♪」まるで荒馬を嗜めるように私はゆっくり彼に奉仕し始める「あぁ…私さん…」彼が喜びの声を漏らすとその反応が嬉しい私は一転して今度は激しく奉仕する「ダメだよ…そんなにしたら…」「んふふっ♪まだ

固まる私に元カレが優しい表情で笑った「返事は今すぐじゃなくていいって（笑）お前も今日まで色々あり過ぎてそんなこと考えられないだろうし」「あ…ゴメンね…すぐ答えられなくって…」「だからいいって（笑）」するとまるで聞いていたのかというようなこのタイミングでお寿司が運ばれてきた「さ、食べようぜ」なかなか豪華なお寿司で思わずドギマギしていると「ん？どうした？」「あ、いや…回ってないお寿司食べるのってなんか緊張しちゃって…

夫は懸命に働いた結婚した最初は仕事が忙しくても家族で食卓を囲める時間には帰ってこれただけど夫に役職がつくと家には寝に帰るだけの日が多くなった「家族の時間を作るため」の転職なのに…それだけでも「？」なんだけどさらに困ったのが夫の給料が安過ぎたこと再婚前と変わらない質素な生活家族のために働いてくれているのは当たり前のように理解しているしもちろん感謝もしてるけどだんだん不満を感じるようになっていった再婚の時に思い描いてた生

「ただいま～…」土曜日の夜大きなスーツケースを引き摺り夫が２週間の出張から帰ってきた「お帰りなさい…」私の出迎える声に反応することなく夫は自分の部屋へ入っていくとすぐに着替えを持ってお風呂へ直行それを気に留めることなく私は夕食の準備を始めるやがて風呂から出てきた夫は自分で冷蔵庫から缶ビールを出しテーブルの自分の位置に座ると夫の前にはもう食事の準備が整っているので缶ビールを一口飲んでから無言で食べ始めるそれに合わせて私も遅

何の話か分からず戸惑っていると不意に夫が私の方を向いた「よかったな。どこでもOKだってよ」「え…どこでもって…」頭の中に最悪の状況が浮かぶでも夫は非情にその事実を告げた「すぐ払えないんだろ？だったら前借りできる仕事を紹介してやったんだよ。後はゆっくり働いて頑張って借金を返すんだな」そ…んな…想像通りだったことに言葉が出ない自分の置かれた状況が分かって全身が震えてきたすると夫が追い打ちをかける「お前

翌日になり代表から連絡が来た”今日の午後に事務所まで来てください”撮影の話だろうな…嫌に決まってるけど…行かなきゃいけないんだよな…また突然知らない男に抱かれることを考えると憂鬱な気持ちになった午後になり事務所へ行くと意外と小綺麗なオフィスでたくさんの人が忙しなく動いていた「あ、来た来た（笑）さぁこちらへどうぞ♪」代表がいつもの軽薄な笑顔で私を出迎えると奥の扉を開けて案内した中に入ってみるとまるで女

彼は震える手でサインし拇印も押した「…ちゃんと全部読んだのか？」「あ、はい…」「じゃぁこの先どうすればいいかお前は分かるな？」「はい…分かりました…本当に…申し訳ございませんでした…」彼の謝罪を聞いた瞬間また夫が彼の顔面に拳を入れた「うっ…！」小さな呻き声とともに彼が倒れる「あのな…謝るぐらいなら最初っからすんな。人のヨメに手ぇ出しといて…その上、あんなナメた口をよくきけたな。

浮気、不倫問題専門カウンセラー河野です。結局、夫が浮気、不倫したのも、妻が浮気、不倫に走ったのも、彼、彼女が他の人に行ってしまったのも、自分は相手にとってどうでもいい存在なんだろう。僕（私）は愛されていないと強く感じていたことが大きな要因だと感じます。（相手に飽きた。他の人とも恋愛したい（〇ックスしたい）という人たちは除きます）自分のことを相手がどう感じるか、どう受け止めていたかは相手次第です。自分がそんなつもりがなくても、相手が自分と同じように思ってい

急に自分に振られて戸惑った「え…ケジメって…」「俺が出張だって言ったら速攻でケツ振って会いに行くぐらいコイツのことが好きなんだろ？離婚してやるからちゃんとケジメだけはつけろ」なんで…「ちょ、ちょっと待ってよ…なんで昨日会ったことまで知ってんのよ…」すると夫がまた高笑いしながら私を嘲るように続けた「てっきり連れ込むかと思ったら自転車で会いに行くから焦ったわ（笑）ホントは１回で終わらせたかったがしょうが

レスのきっかけとなったあの日のことは今でも鮮明に覚えているもともとSEXがそんなに好きじゃなかった私新婚の頃は何とか耐えていたけど二十歳そこそこのお盛んな夫は毎日のように求めてくるそれに応えるのが苦痛になって来てだんだん嫌気がさしてきた回数を減らそうと思った私は”生理が長引いてて…”とか”今日はちょっと体調が悪くて…”とかなんとか理由をつけて夫の誘いを躱し始めただけどそんな付け焼刃の理由なのに何度もそれで断られたら夫だって

夫は有名なヤンキーだった中学時代は私の学校にも名前が知れていてこの辺りでは有名人だった高校に入って丸くなったけどそれは夫がバイトを始めたから”バイト先に迷惑を掛けられない”と言って見た目は普通になったけど怒らせたら無敵なのは変わらず先輩でも夫には一目置いていた私が夫を好きになったのも遊びに行ってナンパ男に絡まれて困っていたところを夫がナンパ男を蹴散らしてくれたからその時の圧倒的な”俺様”感に私は一撃でやられてしまい

「…やっぱりダメか？」「うん…返事も来なくなった…」「そうか…まぁ受け入れるしかねぇけどな…」夫へ謝罪の言葉と直接会って謝りたいってメッセージしたけど”借金も返済できて反省したんならそれでいい。もうお前と会うつもりはない”と返事が来ただけでその後は既読スルーになった「まぁ…ケジメがついたって気持ちにはならねぇかもしんねぇけど…これで終わりにしたらどうだ？」「そう…だね…」「お前が決めることだけどな…」

そんな幸せな生活は唐突に終わりを告げたちょうど昼食を食べ終えたら昨夜は帰って来れなかったカレから”あと１時間くらいで帰れそう”と連絡が来たのでいつものように移動しようとしたら私のスマホに着信が来た知らない番号だったので放置してたら伝言が入っている誰？と思いつつ伝言を聞いたらそのまま固まった”姐さん大変です！カレさんが攫われました！お迎えに行きますのでマンションから出ないでください！”あ…ホントに来た…ちょっと前

浮気、不倫問題専門カウンセラー河野です。「妻は浮気しています。自分は家を出る決心をしました。証拠を掴んで欲しい」と私が調査員業務もしていた頃、５０代前半の男性からの相談でした。５０代前半の妻に大学を出た息子の３人暮らしだったそう。娘さんはすでに家を出ていて一人暮らししているとか。そもそも妻の浮気を知ったのは２年ほど前にさかのぼる。毎週月曜に休み（隔週で水曜日とかも）と決まっていた妻。夫は月曜が休みだったそう。しかし浮気妻は決まって月曜日、一日出かけていた。

彼と付き合い始めて分かったこと実はけっこうな”俺様”だった深い関係になってすぐ私を”お前”と呼ぶようにだけど私はそれが嬉しかったもともと”俺様”がタイプの私夫もそのタイプだったそのガッチリした体形に加えて彼は親会社の跡取り息子だから理想の相手と言ってもいいそしてもう一つ分かったこと彼は計算高かったウチの会社で最初に現場に入ったのもただの”アピール”だった「そうすりゃ現場の脳筋バカは”俺たちの目線に立ってくれる”って喜ぶ

言い淀んでいる私に取締役から厳しい声が飛んだ「聞かれたことに答えなさい」「あ…はい…」とりあえずケガの具合だけはちゃんと言おう…休まなきゃいけない理由がしょうがないって分かれば…「ひどいケガをしたのは事実です…」「それは、どんな具合に？」「全身にひどいケガで…ちょっと人前には出られないような感じで…」「…なんかよく分からんな。なぜそんなケガをしたんだ？」「ちょっとトラブルがあって…それで…そのトラブルは