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君が池田と話してることが気になって思わず振り返って声を掛けたけど何を話してたかは教えてくれなかった(池田がとっさに答えて話は嘘だ)「櫻井・・・少しは・・・大野の気持ちを察してやれ」池田が隣に並んでぼそっと呟く「え?」ずっと考えてるつもりなのに?思わずムッとして池田の顔を睨みつけた「お前なぁ・・・年上だろ俺らが地元に帰るのとは訳が違う」池田は笑顔のまま下を向いてかなり真面目な声で叱責された「ごめん・・・もしかして・・
わん。わんっ。ぅぁぁぁぅ。ぐるるるるるるるる。まるで狂犬のように吠えながら、じりじりと、大野さんと俺に間合いを詰めるロボット犬。そして、「うわぁぁっ。」一気に俺らに飛び上がる。そして俺らに向かって噛みつこうとした時だった。🎵るるららるーるらりらら…🎵大野さんが美しい声で即興の歌を口ずさみながら、踊り出すように、飛びかかってくるロボット犬をかわす。いや、それは踊りというものではなく、舞。こんなさなかだというのに、嬉しそうに楽しそうに、優雅に鼻歌を歌いながら
底から⑥ヨンは俯いていた顔を上げ、立っている場所を理解すると身体を強ばらせた。自分は何時の間に湖の中に入っていたのか。魚釣りをする為に来た筈が無意識にここまで入ってしまったのだろうか?手を見ると竿も籠も持っていない。なのに、ここまで入ったというのか?「隊長ー!」声が聞こえ其方を見ると慌てているテマンが叫んでいた。「・・・参った」自分にか、弱くなってしまった精神にか。ヨンは身体半分ずぶ濡れになり微かに重くなった身体を動かし、バシャバシャと音をさせ湖から上がって
いつもご訪問いただきありがとうございます。今回は一人ずつ別々の登場で、5人揃うまでなんて思っていたら遅くなっちゃいました。今更感もありますが、簡単にご説明しておきますね。第2話でちょっと書きましたが、題名に使った「Winback」は、名詞じゃなくてwinbackという動詞で、奪還するとか取り戻すという意味です。名詞で奪還って検索してみたら、recaptureとなっていたんですが、winbackという響きが気に入ったのでこちらを無理矢理使っちゃいました(笑)。次の話
人は泡沫の時を生きる喜怒哀楽の中、精一杯誰かを愛し与えられた生を全うし未来に帰っていくお前も新しい生を生きているのだろうか?迷子になっても、迷いこむのはこの庭それだけは憶えてて欲しい「どうした、いつになく浮かない顔だな」同じ時を生きる同志が淹れたての珈琲と一緒に焼き菓子をテーブルに置いた「そうか?いつも通りだよ・・・ちょっと昔を思い出してた」庭先に視線を向けて迷子の影を探すけれど『だれもいないの』と寂しそうに呟く子妖の声が聴こえた
わっ。たっ。たぁぁっ。階段を2段飛ばし、いや、時には3段飛ばしぐらいで駆け降りる。いや飛んで降りてるって方が、正しいだろう。やばっ。やばぁっ。やばいっ。大体、6階のスポーツジム。もしくは、9階の大野さんのアトリエ。そこぐらいしか、電気が通ってない場所は考えつかなくて。特にさっきまでいた6階のスポーツジムは、プールもあって、そこで、保志たちを迎え撃つのが、ベストだったっていうのに、大野さんったら、自分だけさっさと上がってニノを助けにいきやがって。ああっ。も
うっわ。まじか。警棒を振り上げたロボットの警備員は、こちらに真っ直ぐに、向かってくる。向かうところ5.6人いや5台か。「よっ。」「はっ!」攻撃を次々避けている間に、ふと気がつく。こいつら、プログラム単純だ。警備だけだから、保志やMJみたいに自動学習システムや、高度な人工知能は組み入れてない。真っ直ぐな直線的な蹴りや突き。動きも、あそびがなくただ初動のままこっちに突っ込んでくるからわかりやすいんだ。「やっ!」多分、警戒していないだろう脇腹への蹴り。「と
「じゃ。これからどうする?大野さん。」今にも、ニノの指揮室に向かいそうな大野さんの上着の裾をひっばって、引き留めながら聞いてみる。このまま、真っ直ぐ階段を上がっても、保志と、MJに出くわすだけだ。当然エレベーターは使えないし、ガラスドアをぶち破っちゃったから、すでに警報はこのフロアに鳴り響いている。みんながここに集結するのは、目に見えている。「なにをって。ニノを、俺のニノに戻すだけじゃねえか。他に何があるっていうんだ?」「だって、やばいんだってば。このビルごと、
夕方の便で帰るから2時間くらい前には空港に着いてないといけない「大野、何時の便で帰るの?」朝食を食べるために移動してる廊下で池田君が僕の肩を叩いて二人に気づかれないように小さな声で聞いた「16時25分の便・・・」同じように小さい声で答えたまだこの雰囲気に浸っていたい気持ちと帰る時間を伝えないといけない気持ちがない交ぜになってたから池田君に聞いてもらって少しだけホッとした彼にははっきりとした時間を伝えていない・・・「・・・羽田だよな
翔父親の急死は俺達5人の人生を変えた。少なくとも俺を含めた下4人はそう思っているだろう。5人も兄弟がいれば性格も色々だけど、一つ年上の兄だけ異人種と言う感じが俺はずっとしていた。小学生の頃から誰の影響かファッションやメイクに興味を持ち、長期の休みの時には髪を染めたり、ネックレスをジャラジャラ付けたり、イアリングや指輪をしていた。ファッション雑誌もたくさん買ってモデルの真似をしたり、友達も似たような子達が集まってきて俺は兄の友達が来ている時は家にいないように
※これは妄想腐小説ですBL要素が含まれます~間違われた方、苦手な方はお戻り下さい~••✼••┈┈・•••❀•••・┈┈••✼••今まで櫻坂さんからご両親のお話は聞いた事はなかった…それなのに、初めて聞いたお話しが“縁を切った”なんて……『…あの……話したくない事なら__』《え?あ、いや隠してるとかじゃないから別に大丈夫だよ。それに、仕事ばかりで家に帰らず、自分の妻が体調を崩して入院しても1度も病院に来なかった…そんな奴をこっちが見限ったというだけの話しだから。》
メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話です。最初のお話はこちら⇒「Winback1」˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙「よっ!」現れたのは松本だ。「へ~、その格好似合ってるじゃない。」仕事中に抜け出してきたのか、コックコートにジャケットを羽織っている。「そっちこそその制服、さまになってるじゃないか。」「そう?俺も結構気に入ってんだよね。」相葉がベストの裾を引っ張ると背筋を伸ばしてポーズをとる。「
葬儀が終わると今度はこれからの俺達の生活の事で兄と揉めた。俺は何とかして5人で今まで通り暮らして行く事を考えていたのに、兄が勝手に下の弟3人を親戚に預ける事を決めた。「兄弟をバラバラにするの?」「仕方ないだろう。それともお前が育てて行かれるのか?」難しいのはわかっている。兄も社会人1年目だし俺はまだ大学生。でも生活保護とかそういうのを利用できれば、それと兄がもっと堅実な仕事に変えてくれれば俺も来年から働けるし何とかなるような気がした。でも兄は仕事を
電気が使用されていないところ。システムが蔓延っていないところはどこだ。階段をおりながら必死に頭を巡らせる。8階にある劇場のすぐ下の7階はカフェテリア。ここは、電気が使われてるだろう。たくさんの調理器具。照明。冷蔵庫など。ましてや明るい開放的な空間は隠れる場所もない。7階をスルーして6階にいくとそこはスポーツジム。あ、ここか。電気はついていても、PCに近づかなければ基本電子機器はない。それにここには電気を使うものが嫌うあれがある。しかし、どう戦うべきか。きょろきょ
※こちらのお話しは個人的な妄想を題材にした妄想恋愛小説です。ご理解頂ける方のみお進み下さい。…ふわっ………ちゅ。「!?…ふ…え…?」自分に何が起きたのか分からないぷっくりした頬を何かが触って、流れていた涙も引っ込んでしまう「なに…した…の…?」「お前が泣いてるから…ほっぺにキスした///」「き!?…き…す…」「パパはママにこうしてたって、そうすれば泣くのを止めるって言うから///」この頃から既に長かった睫毛をパチパチさせて、翔の顔を見るさっきと同じように唇を尖らせて顔を赤く
理佐📲「元気?」なんて連絡したらいいのか分からず、元気じゃないのを知っているのにこんなことを送ってしまった。由依📲「理佐から連絡くれるなんて珍しいね」「明日は嵐でもくるのかな笑...」理佐📲「うるさいなー」「それで?元気なの?」由依📲「急にどうしたの笑」由依がなかなか答えてくれないから私は電話をかけてしまった由依「も、もしもし...」まさか理佐から電話がかかってくるなんて。緊張しながら電話に出た
アイスクリームで盛り上がり記念のお土産で盛り上がり最後はハイボールで盛り上がって日付が変わる頃にはべろんべろんに出来上がった俺たちはそのままベッドに潜り込んだ既に何を話してたのかすら憶えていない楽しいまま眠りについたこのまま朝にならなければいいのに酔っぱらった頭でもその事だけは頭から離れなかった一番最初に寝たのは内田その次が君かな?池田がゴソゴソ動いてたけど直ぐに静かになって最後に寝たのは俺一番最後に寝たのだから起きるのは一番最後になる(変な理
..結婚生活のすすめ〜scene16〜..『新郎が入場します』..式の前のファーストミートを終えて、しっかり2人でメイクも直して。式の開始時刻の13時。...パイプオルガンの流れる厳かな雰囲気の中、開かれた大きな扉の向こうに、俺が大切に思う人達が、かけつけてくれてる。..緊張で前を向いて歩くしかできない俺。でも、視界の隅に入るメンバーの笑った顔に、少しそれが和らいで。..いつもそう。ここっていう時には、いつも一緒にいてくれる人が俺にはいる。..『堂
..結婚生活のすすめ〜lastscene〜...『皆様お待ちです』....「わかりました。いこっ、茜さん」.「ん」..『披露宴っていう形はいい…』っていう茜さんを何とか説得して、式の後、庭に出て少しだけどパーティー的なものをって。..手を繋いで、みんなが揃うその場に降りてくと、「おめでとう!」の声と指笛が響く。..RAMPAGEのメンバーが集まるその場所の前に2人で並んで。「ありがとうございます」そう頭を下げた。....「あれ?おらん…
※これは妄想腐小説ですBL要素が含まれます~間違われた方、苦手な方はお戻り下さい~••✼••┈┈・•••❀•••・┈┈••✼••コンコンコンッ__ガチャ『…お疲れ様で…す……』シーン………あれ?松丘社長がいない?仕事終わりに僕をここに呼んだ張本人なのに……『まさか忘れてたりして…?』スッ「誰が忘れるって?」『わぁぁ!?』「驚きすぎだろうがよ。」そりゃ驚くよ!『なんで扉の後ろに隠れてるんですか!』「そりゃ、俺が出るのとお前が開けるのが同時だったからぶつ
*嵐妄想小説*ダーク・ファンタジー*末ズ妄想*お山妄想*お話の全てはフィクションです。こちらは末ズ+お山(相葉君・中丸君・亀梨君+α)編です。大宮+潤翔編はpixivで掲載しています。#1(Another編)神さまのため息。『蝶の葬送』(0)「Beforethebeginn-pixivオリジナルファンタジー小説に、妄想のお名前を「夢小説」のようにお借りしています。(物語はブロマンスのダーク・ファンタジー。ミステリー風になります)全てフィクションです。お名前の方々等
アイスクリームでここまで盛り上がれる仲間ローダンセの会の居心地の良さを肌で感じて疎外感を感じてた自分が馬鹿だったなと思った「池田君、そろそろ持ってきてあげてよ」彼がさっきからソワソワしてるように見えた記念のお土産が気になってるのかな?すっかり忘れてそのままになりそうだから池田君の背中を叩いてお願いした「ああ、すっかり忘れてた」大笑いしながら頭を掻いて「ごめん!」って呟く「ほら、やっぱり忘れてた」苦笑いを浮かべる彼に内田が弁解をする「頭は
※これは妄想腐小説ですBL要素が含まれます~間違われた方、苦手な方はお戻り下さい~••✼••┈┈・•••❀•••・┈┈••✼••トトトッパッ!〔くましゃんみちぇ!〕『フフ。いいよ~。どれどれ?わぁ~♪とっても上手に描けたね♪』〔えへへ♪〕『ほら、この笑ってる口元とかお父さんそっくり♪』〔うん♪おとしゃんといっちょにあしょんだときのおかお~♪〕『うんうん。とってもいいお顔だね。潤己君達と遊べてお父さんも楽しかったんだろうね~♪』〔じゅんもたのちかっ
※これは妄想腐小説ですBL要素が含まれます~間違われた方、苦手な方はお戻り下さい~••✼••┈┈・•••❀•••・┈┈••✼••ガクッ…[…まさか……まさかそんな事になっていたなんて……]俺は貴雅に一先ず座ってもらってこれまでの事を話した。これまでといってもここ半年の事だけど…[結翔…そんな大変な事になっていたのに気づかなくてごめん……]《っ!いや貴雅は何も悪くないから。俺が…こんな事になって恥ずかしくて情けなくて言えなかっただけだから……》[情けないって…そ
※これは妄想腐小説ですBL要素が含まれます~間違われた方、苦手な方はお戻り下さい~••✼••┈┈・•••❀•••・┈┈••✼••ガチャ__…あ。今、玄関が__クルッ〈おとちたよね?〉〔おとちた!〕《ただいま。》シュタッ〈おとしゃん!〉〔おとしゃんだ!〕テテテッフフ。慌てて転ばないといいけど。僕もあとを追って玄関まで向かうと、櫻坂さんは玄関先で立ちんぼ…その理由はとっても可愛い2人のもじもじタイムが始まっていたから。お父さんが帰ってきたからとあんな
どれだけあなたのことを好きになってどれだけずっと一緒にいたくても時間というものは無情にも淡々と同じスピードで過ぎていく。毎日を噛みしめて大切に大切に生きていたはずなのに。理佐:「もう明日が卒業式かぁ」由依:「うん…」理佐:「由依、」「短い間だったけど、たくさんありがとう。」由依:「もうお別れみたいに言わないでよ、」理佐:「それもそうだね(笑)」
まるで隣りにいるような感覚とは言っても、触れられないから肌で温もりは感じられないけれど心の中にホワホワってした温もりを感じるから遠く離れた場所にいるような気はしないそう言えば・・・冬の寒い日貴方は里の山の中で俺は綾野君のお店で皆既月食を見たことを思い出した考えたらあれと同じあの時は見上げる空が同じ今日は頂くシャンパンが同じ綾野君と小栗君遠距離恋愛中の恋人たち向けの素敵な夜の過ごし方プランナーになれる気がして来た絶対に儲かると思うあの二人かなりのロマンチスト
※これは妄想腐小説ですBL要素が含まれます~間違われた方、苦手な方はお戻り下さい~〜№5〜海寧が受け持っている部費の配分は終わらない。『遠慮してるのか記載もれが多いんだも〜ん!困っちゃうよね〜』そう海寧は言いながら、部活を周るのを楽しんでいる所がある。本来なら海寧が部活を周る必要もないんだが、それには理由がある。“改革”俺達は海寧のする事をそう呼んでいる。部長と話しをする為に時間を費やすから忙しいはずの海寧だが、それを中断させてまでもしなきゃいけない事が今日はある。〈では、
あの人は秘密厳守が条件だと言った依頼主は誰なのか?ああでもない、こうでもないと考えを巡らせても答えなど見えない思い当たる人もいないからだ「ラーイ先輩!」渡り廊下を歩いてると聞き覚えのある声で呼び止められるそう言えばこの前もそうだった彼奴、余程暇なのか?「お前はいつも元気だな(笑)」此奴の顔を見てると深刻に悩んでいるのがばかばかしく思えたりする「それだけが取り柄なの!笑ってたら幸せが舞い込んでくるから元気で居ないとね」「元気が一番だけど
※これは妄想腐小説ですBL要素が含まれます~間違われた方、苦手な方はお戻り下さい~••✼••┈┈・•••❀•••・┈┈••✼••真っ赤になったオムライス。”ちょっと足りないので僕に分けてください“と言ってくれた大隈君の優しさがあっても、味はまんまトマトケチャップ。それでも美味しく頂き完食。『潤己君美味しい?』〔うん、おいち♪〕『良かった。ゆっくり食べてね。あ、和臣君お口拭きたいからこっち向いて?』〈んー。〉スッ『うん。キレイになったよ。』〈あじゃましゅ。