ブログ記事66件
翁流の包丁を販売する堺の刃物屋さんこかじです。こんにちは。今日は包丁の霞(かすみ)仕上げとボカシ(ショットブラスト)仕上げの違いについてご説明します。そもそも霞、ボカシというのは、包丁の切刃(刃先からシノギまでの間)にある軟鉄部分のぼやかせ方です。ちなみに刃先ってどこ?シノギってどこ?という方はコチラで確認くださいね。https://ameblo.jp/sakai-hamono-kokaji/entry-12322379310.htmlで、こちらが霞仕上。
堺の刃物屋さん『こかじ』です。こんにちは。いきなりタイトルで、『包丁のアゴってどこ?』と聞きましたがが、どこか分かります?何となく雰囲気で分かるかもしれませんが、刃の一番下(ハンドル寄り)の角の部分の事を言います。『刃の一番下』と言っても良く分からないかもしれないので、包丁の部位名称の図を作ってみました。ご覧下さい。あご(Chin)と書いてある部分です。お分かりいただけましたか?アゴ以外にも包丁には細かく部分ごとに名前が付いています。ちなみ
堺の刃物屋さん「こかじ」です。こんにちは。刃物の街、堺には刀匠がいます。水野鍛錬所の水野淳(刀銘:範忠)さんです。工房は、大筒(鉄砲)製造で知られる芝辻理衛門の工場跡地。(ちなみに芝辻理衛門というのは、家康公の頃からの徳川幕府御用鉄砲鍛冶。)昔ながらの町屋作り、うなぎの寝床、中にお邪魔すると店舗があるのですが、その奥、土間をずーっと入っていくと、大きな鞴(ふいご)やら何やらがある工房があります。住吉大社の結界が張られた工場は一歩入ると妙な緊張感が漂う。秋の文