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クラスの子に説明するときに、本人はその場にいてもいいの!?場面緘黙について周りの人に説明するシリーズです。基本的な考え方や伝えるべき内容については、こちらの記事をご覧下さい。今回は「伝えるときの方法」をお話しします。注意点言うまでもなく、すべて「ケースバイケース」です。ここに書いてあるやり方が「正解」ではありません。何も考えずにこの通りにやったら、多分失敗しますのでくれぐれも気をつけてください。また、どの方法を採るにしても、必ず本人の同意を得て行ってください
幼稚園から続いていた緘黙症状が、王道の練習方法ですぐに解消したケース【対象】ひろみさん(仮名)女性中学1年生【概要】幼稚園年中の頃から緘黙症状があり、小学校でもほとんど話せない状態でした。中学受験をして私立の中学に進学しましたが、そこでも緘黙症状は改善しませんでした。地域の総合病院の発達外来でのカウンセリングを4年ほど継続していますが、改善がみられないため「いちりづか」に相談がありました。保護者・本人とオンラインで面談し、練習の計画を一緒に考えました。中学の担任をターゲット
「場面緘黙が治ったきっかけ」これまで数多くの「緘黙症状が治った方」「話せるようになった方」に出会ってきました。場面緘黙の症状が人それぞれなように、緘黙症状が治ったきっかけも人それぞれです。このテーマではそんな、「話せるようになったきっかけ」を紹介していきます。【きっかけ】「友だちを家に呼んで「話す練習」」友だちとの関係から緘黙症状が改善していくケースはとても多いです。たぶん「場面緘黙が自然に治る」ケースの多くは、友だちからではないかと思っています。「友だちと遊ぶときに声を
「場面緘黙が治ったきっかけ」これまで数多くの「緘黙症状が治った方」「話せるようになった方」に出会ってきました。場面緘黙の症状が人それぞれなように、緘黙症状が治ったきっかけも人それぞれです。このテーマではそんな、「話せるようになったきっかけ」を紹介していきます。【きっかけ】「中学校への進学」これまで「学区外の中学校」「私立中学校」について述べてきました。もちろん地域の「公立中学校への進学」でも、緘黙症状を改善させることはできます。しっかり準備して、「中学校で話せるようになる」こ
「場面緘黙が治ったきっかけ」これまで数多くの「緘黙症状が治った方」「話せるようになった方」に出会ってきました。場面緘黙の症状が人それぞれなように、緘黙症状が治ったきっかけも人それぞれです。このテーマではそんな、「話せるようになったきっかけ」を紹介していきます。【きっかけ】「私立中学校への進学」「私立中学校への進学」も緘黙症状改善の方法としてよく使われます。これもしっかり計画して進めていけば、成功する可能性はかなり高い方法です。【事例】中学1年生の女の子です。保育園の頃
「話せるようになる」と本人に伝えたことで、短期間で緘黙症状が解消に向かったケース【対象】なぎささん(仮名)女性小学5年生【概要】保育園年中の頃から緘黙症状があり、小学校でも話せない状態が続いていました。オンラインの相談で保護者と話し、保護者から本人に「話せるようになるよ」と伝えてもらいました。その後は保護者と本人とで相談し、話す練習を始めることができました。その結果、学校で話せる場面が増えていき、相談開始から半年ほどで顕著な改善が見られました。【相談開始時の状態】
「場面緘黙が治ったきっかけ」これまで数多くの「緘黙症状が治った方」「話せるようになった方」に出会ってきました。場面緘黙の症状が人それぞれなように、緘黙症状が治ったきっかけも人それぞれです。このテーマではそんな、「話せるようになったきっかけ」を紹介していきます。【きっかけ】「転居と小学校への入学」このテーマで最初に紹介するのは、私が相談を受けたケースでも最も古い方の一人です。もう10年以上も前に出会った子で、当時彼は幼稚園の年長さんでした。今ではきっと高校生くらいでしょう。
「場面緘黙が治ったきっかけ」これまで数多くの「緘黙症状が治った方」「話せるようになった方」に出会ってきました。場面緘黙の症状が人それぞれなように、緘黙症状が治ったきっかけも人それぞれです。このテーマではそんな、「話せるようになったきっかけ」を紹介していきます。【きっかけ】「担任の先生との「話す練習」」これまで私が出会った緘黙症状のある方の「治ったきっかけ」で、最も多いのはこれです。思い出すだけでも何十人も浮かびます。ただこれは、一般的に場面緘黙の治るきっかけとしてこれが多
「場面緘黙が治ったきっかけ」これまで数多くの「緘黙症状が治った方」「話せるようになった方」に出会ってきました。場面緘黙の症状が人それぞれなように、緘黙症状が治ったきっかけも人それぞれです。このテーマではそんな、「話せるようになったきっかけ」を紹介していきます。【きっかけ】「学区外の中学校を選択」「学区外の中学校を選択」して緘黙症状が治る子は多いです。私がこれまで関わってきた子で、この方法で失敗したケースはほとんどないと思います。そのくらい強力な方法です。【事例】中学1
「困っているときに話せる」ことではなく、「困っていないときに話せる」ことを目指す。「困ったことがあったとき、自分で伝えられたら」緘黙症状のある子は、困ったことがあってもなかなか人に言えません。・怪我をしても誰にも言えず、血を流して帰ってきた・熱があるのに先生に伝えられず、帰ってから熱を測ったら38度あった・お箸を忘れたのに言えなくて、お弁当が食べられなかったこのような、困ったことがあっても言えずに我慢してしまう状況。これも「場面緘黙あるある」だと思います。「