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こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第63回試験・実技試験1・問2まず、初期時刻の、「4月30日21時に東シナ海にある地上低気圧は12時間後から24時間後にかけて日本海で発達すると予想されている。」という部分について考えてみます。一般的に、発達中の温帯低気圧は地上低気圧の西側に500hPa面トラフなどの上層トラフが位置しており、低気圧中心は高度が増すとともに西側に傾いているという特徴が見られます。これを、等圧面について断面で見るとどうなっているのか、500hPa、7
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問1問1(2)①では、図3より初期時刻の九州付近の低気圧に伴う850hPa面の前線について、低気圧中心付近において対応する気温が6℃であることがわかりました。そこで、図5(下)から地上低気圧の中心を写し図7(下)の温度場と重ねてみますと、依然として6℃の等温線(青線)に対応する予想であることがわかります。また、24時間後の低気圧中心のの南側を寒気や乾燥域が回り込みながら流れ込んでいる様子が見ら
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第63回試験・実技試験1・問2(6)前回の問2(6)②で求めた地上低気圧の移動の速さが、12時間後から24時間後にかけての移動の速さに比べて{速い、遅い、変わらない}のいずれかを知るには、12時間後から24時間後の移動の速さを求めるしかありませんので求めてみます。図4(右下)より12時間後に予想されている地上低気圧の中心位置を図5(右下)に転写して図上の距離を測りますと20mmとなります。緯度10°(=600海里)の図上の距離が4