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着物のお直しについて、あえて率直にお伝えします。お直しの内容によっては、何十万円という金額になるケースを耳にすることがあります。正直に言えば、その金額で新たに良いお着物が一枚求められることもあるでしょう。もちろん、どの専門店にもそれぞれの技術と考え方がありますので、一概に良し悪しを言うものではありません。ただ、そのお直し、本当にその方法でなければならないのでしょうか。和裁の視点から見ると、実はそこまで費用をかけなくても整えられる方法や、今の状態に合った現実的な選択肢がある場合も少
皆さんは、和裁士の存在やそのお仕事について、これまでどのように感じてこられたでしょうか?和裁士は、着物を縫う専門職です。国家資格を得るには、5年間の修行が必要です。そして5年目に、ようやく国家検定の受験資格が与えられます。決して簡単な道ではなく、長い時間をかけて技術を磨き、ようやく仕事ができるようになります。私が和裁士になったのは、いまから35年ほど前のことです。当時から既に、仕立て代にはある程度の「相場」が存在していました。きっとそれよりも前から、呉服店などとの関係のなかで、自然と形作られ
こんにちは〜。今日は私の半幅帯の作り方をご紹介します(*^^*)あくまで自己流ですので、ちゃんとしたやり方を知りたい人は本を読むなり、和裁の先生に聞いてくださいね〜。こちらは私が作ったウールの半幅帯です。帯芯は、綿の三河帯芯です。《材料》幅36cm〜40cmの反物4m程度帯芯4m程度縫い糸半幅帯の幅と長さはお好みでどうぞ。ちなみに私のこの帯は、幅16.5cm長さ380cmです。生地は反物に限らず、解き反でも、洋裁用の生地でもできます。解き反の場合は長さを継ぎ、洋裁用の
あなたの着物の困りごと解決します。伝統を重んじつつ、新しい着物文化の可能性を追求する老舗呉服店おおがや7代目がつづる着物文化コンテンツ元新聞記者、元経営コンサルタント。江戸創業の呉服屋の長男として生まれながら30半ばまで紆余曲折のサラリーマン生活を送った謎の商人。江戸からつづく呉服屋の長男として生まれながら長年、着物の世界を知ることなく過ごしてきました。本当に自信をもってお伝えできるようになったのは、つい最近のことです江戸商家の思いと着物初心者の気持ち。両方わかるか
一昨日完成した片身替わりの浴衣を着てみました。夕方撮ったせいか、幽霊のよう(笑)片身替わりとは言え、紺のコーマなのであまり奇抜には見えないですね。夏祭り会場ならむしろ地味かも。この片身替わりの浴衣は、2着の男物浴衣をパズルのように組み合わせて仕立てました。女物の身丈を確保するために身頃と袖を繋いだのですが、その際に元々の衿肩明きの位置から真一文字に切断する必要があって、その時は緊張で手が震えました。こんな荒技は安い浴衣だから素人の私でもチャレンジできることですが、和裁士さんはお客さん
こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。案外と花も残っていて、道すがら名残の桜を楽しめますよね。紅枝垂れはこれからですし。前回の続きです。茶屋辻の訪問着は縫い紋が入ってました。縫い紋は、気張らないから自分の紋ではなくてもあまり気にならないし、良いキモノ(前の持ち主にとって)ということですから歓迎です。襟に汚れがあるのは前もってわかっていました。そんな場合の対処法は、①丸洗いに出す、②かけ襟だけ外して洗ってまたつける(紬など)、③汚れはそのままにして外したかけ襟を180度回転さ
これからの暑さ対策は如何に〜先日Mさんからグッドなヒントを頂きまして・・・【このところの和工房】一つ目・・竹の帯板を作りました♪うふふっ、元は、何と!”竹のランチョンマット(30㎝✖️45㎝)”から♪😆2枚の帯板が出来ました1枚はMさんに差し上げましょう我ながらアッパレ上出来でしょ(自画自賛)(たかはし工房さんの”べっぴん帯板簾(すだれ)”もビックリかも。笑)続いて、二つ目・・ヘチマで角出し用の枕を
こんにちは。引き続き浴衣(単衣着物)の仕立て方を解説していきます。今日は仕立ての最難関《衿付け》です。これまでの記事はこちら↓『浴衣(単衣着物)を仕立て方《湯通し、地直し》』今日から数回に渡って浴衣(単衣着物)の仕立て方を解説します(*^^*)私は和裁教室に通ったことがなく、仕立て方は図書館で借りた昭和初期の和裁本を読みながら見様…ameblo.jp『浴衣(単衣着物)を仕立て方《採寸、裁断》』引き続き浴衣の仕立て方を解説します。前回の記事はこちら↓『浴衣(単衣着物)を仕立て方《湯
2級和裁技能士になりました!「おばあちゃんたちの着物を自分で直せるようになりたい」と思い、和裁教室に通い始めました。和裁教室で、一から着物を仕立てていくうちに「着物だけじゃなくて、半纏や袴も仕立てられるようになりたい」と思うようになりました。でも、仕事をしながら趣味として縫っているだけでは、技術も知識も全く身につきませんでした。「和裁士になりたい」そう思って退職し、和裁の勉強に専念することにしました。針の持ち方もちゃんとできていなかったものを、国家資格の技能検定に
和裁を学ぶなら独学?教室?それぞれのメリット・デメリットこんにちは。毎週水曜日に開催している新潟県長岡市の和裁教室です。和裁に興味を持ち始めたとき、「独学で始めようか、それとも教室に通おうか」と迷う方は多いのではないでしょうか?この記事では、両方の学び方について、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすく紹介します。自分に合ったスタイルを見つける参考にしてみてください独学で和裁を学ぶ場合メリット・自分のペースで学べる忙しい日常の合間に