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みなさんのバンドは、初見で合奏をしてみることはありますか。初見合奏って、どんな意味があるのでしょう。楽譜を読むってどういうこと?こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。初見合奏は何のため?こんな質問をいただいたいのです。初見合奏、つまり、その場で楽譜を配って、すぐに合奏する、そういう練習をしている吹奏楽部も、あるいはあると思います。また、遊び感覚でやってみることもあるかもしれませんね。さて、これ、なんの役に立つ?最初
トロンボーン、金管楽器のみなさん、アンブシュアで悩んだり、うまくいかなくなってしまったことってありませんか。きょうは、そんな時に、もしかしたら試してみるといいかもしれないことを書いてみたいと思います。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。前提まずはじめに書いておきます。アンブシュアって、どこかの筋肉を意識して働かせて理想の形にするものではないと思います。結果的に出来るもの、だと思うのです。だから、うまく行かない時に、『ここをもっとこ
みなさんは、絶対音感というものに対してどんなイメージを持っていますか。それはどんなものだと思っていますか。絶対音感に対して多くの人が誤解していること、けっこうあると思うのです。さて、それはどんなこと?こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。絶対音感のイメージ絶対音感とはなんでしょうか。それは、ひとつの音を聞いて、それがなんの音なのかをわかる能力ですよね。たとえば地図でいったら、その場所の緯度と経度が正確にわかるような感じなのでしょうね。
みなさんは、楽器別の性格の違いってあると思いますか。『この楽器をやっている人は、こんな人が多い』的なものって…こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。楽器別性格楽器別性格ってあると思いますか。ぼくは、あると思います。それぞれの楽器によって、演奏する人の性格の傾向が…。昔、そんなことを書いた本もあった気が…なにしろ、きょうは独断と偏見を駆使して書いてみたいと思います。管打楽器。あっ、あくまで、個人の感想です!木管楽器まずは木管楽器か
楽器をされているみなさん、きっと上手くなりたいと思っておられますよね。さて、そのためにはどうすればいいのでしょう。どうしたら、上手くなれるのでしょう。その方法、やり方、道筋、どうやって手に入れますか。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。先生の言うとおり?上手くなりたい…、そんなの、考えるまでもなく当たり前じゃん…そんな声が聞こえてきそうですね。では、それはどうすれば出来るのでしょうか。こんなふうに思っていませんか。思ったことはあり
今年も吹奏楽コンクールの課題曲が届きました。フルスコアと、参考演奏のCD。まだスコアを開いてはいないのですが、音源を聴いてみて、感じたことや思ったことなどを、なんとなく書いてみました。さて、どんな曲?こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。今年の課題曲今年も、課題曲は4曲。マーチが2曲(課題曲1と4)、それ以外が2曲です。委嘱作品は課題曲3。今年は酒井格さんですね。例年通り、スコアと参考演奏のCDを入手しました。あえてまだスコア
中学の吹奏楽部でぼくはテューバを吹いていたのですが、そのときの楽器は4本ピストンでした。さて、4つめのピストン、一体何のためにあるのだろう…、ついに3年間、謎のままだったのです。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。4番ピストンテューバにしてもユーフォニアムにしても、4つピストンがついた楽器ってありますよね。ユーフォは少し構造が違うものもあります(コンペ)。それに、ホルンにも親指にロータリーがあります。これ、何だと思いますか。
昨日は金管楽器のバルブの原理?のお話をいろいろ書いてみました。きょうは替え指のお話です。替え指、トロンボーンなら替えポジションって、どうしたらわかるでしょうか。そして、どう使うの?こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。自然倍音列まず、みなさん自然倍音列って知っていますか。あっ、釈迦に説法?まぁそう言わずに。金管楽器がおなじ運指でいくつもの音を出せるのは、これのおかげなのですよね。ちなみにたとえばトランペットの場合なら、こんな
「きょうのチューニングは442で」…、さて、この442って何でしょう。どういう意味なのでしょうか。何が『442』なのでしょうか。そして、温度によってチューニングが変わるのはなぜなのでしょう。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。周波数442とは、442Hzのこと。それはきっと、ほとんどの人が知っているでしょう。Hzは『ヘルツ』といって、周波数、振動数の単位。1秒間に何回振動するのかということですね。1秒間に1回振動すると1Hzです。1回(1周期
管楽器のみなさん、ロングトーンの練習ってしますか。どんなロングトーンをしていますか。学校指導に行くと、じつは出来ない人が多いロングトーン、あるのですよ。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。クレッシェンド、ディミヌエンドこれ、ある日の吹奏楽指導の坂書です。金管低音セクション。ハーモニーと、クレッシェンド、ディミヌエンドのロングトーンをしました。クレッシェンドとディミヌエンドをつけたロングトーン、学校指導に行くと、これ、満
金管楽器のみなさん、どんなサイズ(内径)のマウスピースを使っていますか。楽器によるサイズの違い、サイズの範囲など、ちょっと興味が湧いて調べてみました。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。マウスピースの内径知っているようで意外と知らない、各楽器ごとのマウスピースの内径、どれくらいなのでしょう。すべてのマウスピースメーカーのラインナップを調べるわけにもいかないので、比較的ラインナップの豊富なBachのマウスピースで調べてみました。トラン
管楽器のみなさん、練習で意識していること、意識を向けていることって何ですか。ときには陥りがちなこと、方向を間違ってしまうこと…。では一体何に意識を向けるべきなのでしょうか。自戒を込めて書いてみますね。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。意識を向けがちなこと管楽器、特に金管楽器吹きってそうなりがちなのではないかと思うのですが…意識を向けがちなことって、『口』ではないですか。つまり、アンブシュア。アンブシュアがいちばん大切だ、アンブシ
昨日は移調楽器の記譜について書きましたが,きょうは,ビギナーにもよく分かる,吹奏楽で使われる移調楽器のまとめです。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家,吹奏楽指導者の福見吉朗です。吹奏楽の楽器たち昨日のブログでも書きましたが,吹奏楽に使われる楽器,打楽器やハープは別として,移調楽器ではない楽器のほうが少ないんですね。フルート,オーボエ,ファゴット,トロンボーン,ユーフォニアム,テューバ,だけ。それ以外は,みんな移調楽器なんですね。その楽器の楽譜をそのままピ
トロンボーン吹きのみなさん,スライドはオイル派ですか?それともクリーム派ですか?また,どこのクリーム(オイル)を使っていますか?こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家,吹奏楽指導者の福見吉朗です。きょうの記事は,ちょっとマニアックです(・∀・)クリーム派とオイル派と…スライド,クリーム派とオイル派に分かれますよね。クリーム派の言い分『クリームのほうが保ちがいい』『シャカシャカいわない』『あの細かい泡がスライドの動きにいいんだ』オイル派の言い分
音楽の流れとかフレーズ感なんて言われることがありますよね。それって、どういうことなのでしょうか。どうしたらできるのでしょう。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。フレーズ感フレーズ…音楽においては、いくつかの音符から成る階層的なまとまりを表す単位のひとつである(ウイキペディアより)いくつかの音符のまとまりをあらわす単位が、フレーズなのですね。それらの音符がまとまって聞こえなかったらフレーズと感じられない、フレーズ感がない、なんてことに
管楽器のみなさん、自分の楽器を上手い人に吹いてもらったら、なんだかよく鳴るようになった、吹きやすくなった、まるで上手くなったような気がする、そんな経験ってありませんか。でもこれってなぜなのでしょうか。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。上手い人に吹いてもらうと…サックス奏者の奥野祐樹さんが、こんなツイートをされていました。めちゃくちゃ楽器が上手い人に自分の楽器を吹いてもらったあとまた自分で吹くと、なぜかとても吹きやすく、3分ぐらい
このまえ切れてしまったので,トロンボーンで使うひも(紐)を作りました。ついでなので,つくりかたを解説します♪まず,ひもを買ってきます。今,文房具屋さんに綴紐なんかないです(´・ω・`)手芸品屋さんとかに行くと,あります。丈夫で,手頃な太さで,あんまり伸びないものがいいです。。細すぎると指が痛いし,太すぎるとうっとうしいです…ほんとはアクリルとかが手になじんでいいんですけど,丈夫なのはナイロンみたいです。濡れても傷まないし…左のやつは簡単に1割くらい伸びたので,
トロンボーン吹きではない人がトロンボーンを吹いて、いや、トロンボーンを持って、まず驚かれること、それは、左手の大変さ…。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。左手の仕事トロンボーンを吹く時、左手ってどんな仕事をしているのでしょうか。まず、トロンボーンをかまえた時、楽器の重さのほとんとを支えているのは左手です。ちなみにトロンボーンってどのくらいの重さがあるのかというと…楽器によっても違いますが、たとえばぼくの楽器(YSL-882GOR)の場
以前、こんな記事を書きました。『1stを吹ける人が上手い人?』『上吹き』、『下吹き』なんていいますが、では、それぞれの適性ってなんでしょう。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。あるバンドで…ある高校吹奏楽部(コンクールの成績もいいバンドです)。コンクール前、トロンボーンのパート練習を見ていました。自由曲のある箇所で、どうももうひとつハーモニーがしっくり来ません。それを聴いて、ひとつの提案をしました。「この箇所、音を入れ替えてみよう
みなさん『4スタンス理論』ってご存知ですか。身体の使い方の理論のひとつなのです。これ、ネットなどで読んでももうひとつよくわからなかったのですが、講座があるということで、申し込んで受けに行ってみました。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。4スタンス理論じつは最初に書いてしまいますと…4月~5月くらいに4スタンス理論の体験講座を計画しているのです。興味があるという声をいただいていたし、自分自身興味があったので。でも、ネットで見ても
数日前のブログで、チューニングの基礎知識を書いたのですが、きょうはトロンボーンにまつわるチューニング話あれこれを書いてみますね。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。1ポジションってまず、とっても基本的なこと…1ポジションは、スライドをいちばん短くしたところではありません!スライドのロックをかける、ストップに当たるところではないのです。そこから1cmくらい離したところ、それが、基本的な1ポジションです。なぜなのか…いちばん短くしたとこ
トロンボーン吹きのみなさん、アルトトロンボーンって吹かれますか。持ち替えされる方もおられると思います。どんなふうに練習されていますか。アルトって出番が少ない楽器なので毎日練習するわけでもないですよね。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。アルトトロンボーンアルトって、オーケストラの古典派作品か、あるいはトロンボーンアンサンブルぐらいしか出番がない。なので、毎日吹く楽器ではないですよね。本番で使うしばらく前に出してきて、練習を始める、
金管楽器のみなさん、「吹く時に頬がふくらんではいけない」と言われたことはありませんか。頬がふくらむのは良くないことなのでしょうか。頬がふくらむのはなぜなのでしょうか。良くないとしたら、どうしたらいい?こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。頬がふくらむということ吹く時に頬がふくらむという人、どれくらいおられるでしょうか。ぼくは中学ではテューバを吹いていたのですが、けっこうふくらんでいたと思います。(じつはあまり気にしていませんでした)
みなさん、チューニングは何の音でしますか。Bですか。また、それはなぜでしょう。考えてみたことがありますか。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。オーケストラと吹奏楽普段、何の音でチューニングしているのかの話の前に、オーケストラと吹奏楽のチューニングのことを少し書いてみます。吹奏楽だと、合奏前の全体チューニングはBでやるところが多いかもしれません。でもなかには、Aでチューニングする団体もありますね。オーケストラでは、チューニン
管楽器には移調楽器が多くあります。また、記譜は実音でも管はCではない楽器もあります。さて、どんなふうに楽譜を捉え、読んでいるのでしょう。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。最初はテューバからまず、自分のことを書いてみますね。ぼくは中学校の吹奏楽部で管楽器に出会ったのですが、最初の楽器はテューバでした。テューバの楽譜はもちろん実音の低音部譜表ですが、楽器はB管なのです。まず先生が、音階をひとつ教えてくれました。変ロ長調。今思
金管楽器って、どれもオイルが必要ですよね。オイルって、どんな頻度でどれくらいの量をさしますか。オイルって、どんな目的でさすのでしょうか。動きを良くするためでしょうか。ほかにも大切な目的があるのですよ。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。オイルをさす目的って…金管楽器のバルブやロータリーにオイルをさす目的ってなんでしょうか。動きを良くするさびを防ぐ磨耗を防いで楽器の寿命を伸ばす鳴りを良くするおもに、この4つだと思います。1つ目
みなさんはドミナントってご存じですよね。ドミナントってなんでしょう。ビジネスの世界では『ドミナント戦略』なんて言葉もありますね。きょうは音楽のドミナントのお話です。ドミナントって、いろいろあるのです。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。ドミナントドミナントとは、その調の五度の音を根音としている和音、そして、五度の和音から一度の和音に行く(解決する)ことをドミナントモーションという…そんな説明もありますね。たしかに、属七の和音は、臨
吹奏楽指導、音の形の話で『アタック・コア・リリース』って聞いたことがありますか。きょうはこれを考えてみたいと思います。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。音程が…指導で、ロングトーンで音階を合わせていた時のこと、どうも合ってない。よく聴くと、ある子が音の吹き終わりでピッチが下がるのです。音の終わりでピッチがずれただけで、中も合っていないような印象になるんですよね。その子はテューバだったのですが、なぜ、音の終わりが下がるのか…
オーケストラの音楽、その中でのトロンボーンの役割や魅力、きょうはそういう話ではありません。トロンボーンの席から見えるオーケストラ、そんなお話です。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。オーケストラでのトロンボーンオーケストラ音楽の中でのトロンボーンの役割と魅力、そんなお話も、いつか書いてみたい…でも、残念ながらきょうはそういう話ではありません。オーケストラでのトロンボーン…たいてい、いちばんうしろに3人座っていて、たいてい、暇そうです。出番
管楽器のみなさん、みなさんは1番を吹くのと2番を吹くのとどちらが好きですか。どちらが向いていると思いますか。そしてそれはなぜですか。目立つか目立たないかですか。それとも、リードするか合わせるかですか。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。合わせるのが好き?ぼくは学生の頃は、2番を吹くのが好きでした。1番にきれいに合わせて同じ歌を奏でる、ひとつの響きになる、支える感じが好きだったから。で、あるとき、先生に言ったのです。「2番を吹くのが