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しかし、昨日書きました、「冬の運動会」に関するブログが、記事ランキング4位です。このブログの読者は、やはり変わっております。さて、改めて見直すことで、半世紀も昔、このドラマを初めて見た時、なぜ私が驚いたかを、少しづつ思い出しました。向田邦子といえば、当時はホームコメディのひとでした。「だいこんの花」、「寺内貫太郎一家」など、私は好んで見ておりました。だから、「冬の運動会」も、その延長だと思っていたのです。それが、家族というものの欺瞞とでもいいますか、表と裏をリアルに描くということに、衝撃を
「冬の運動会」、ご覧になりました?やはりこれは、向田邦子の傑作です。もう、面白いなんてものではありません。この、半世紀前のドラマに、今放送されているもので、勝っているものがあれば教えてほしい。それくらいの完成度です。まだ、四話ですが、早く続きが見たくて仕方ありません。もうね、志村喬が良くって良くって。藤田弓子扮する加代のアパートで、どてらを着て毛糸をほどくのに、両手を貸している謙吉が絶品です。根津甚八扮する菊男は、いしだあゆみ扮する日出子を、家族が留守のときに、自宅に連れていくのですが、
脚本家、作家、エッセイストとして活躍し、51年という短い人生を駆け抜け、去っていった向田邦子さん(1929年~1981年)が急逝して今年で44年になります。向田さんが残された作品は、小説にしてもエッセイにしても、今なお売れ続けています。出版社の担当者は「これだけ時間が経っても関連書籍が出て、雑誌で特集が組まれ、新しい読者をつかみ続ける…そんな作家はほとんどいない」と言っています。僕もそう思います。今年の1月、向田邦子さんの代表作『阿修羅のごとく』が、NHKのオリジナル版から50年
黒澤明「生きる」を観る。ちょうど今、BSTBSで志村喬の「冬の運動会」木下恵介・向田邦子脚本を放送中です。木村功が息子と、まるで黒澤映画みたい。若い藤田弓子が志村の愛人なのですが、これは「生きる」で退職する事務員の小田切みきのよう?そういえば雰囲気も似てるね「生きる」スタンダードサイズ145分この前放送のニューシネマパラダイスは短い版でした(インターナショナルサイズ123分)なんか短い気がした。ノーカットのほうが観たいね。日曜のハリーとトント(レターボックスサイズ117分)ト
先程、二番煎じさんから、貴重な情報を頂戴致しました。いま、朝の七時から、「時間ですよ」が再放送されているのですが、次は、「冬の運動会」なのだそうです。「冬の運動会」!!私が、見たくて見たくて仕方なかった、向田邦子さんの傑作で、私はリアルタイムで見て以来ですから、半世紀くらいぶりです。木村功と加藤治子の夫婦、その息子の菊男が根津甚八、恋人になるいしだあゆみ、菊男の祖父の志村喬、菊男が慕う、靴職人の夫婦が、大滝秀治と赤木春恵、このキャスティングだけで、わかるひとにはわかると思います。後に、
観たい映画が見つからなかったので昭和のテレビドラマを幾つか見てみました。向田邦子脚本『家族熱』1978年7月~10月までTBSテレビで放送されたドラマです。1978年というとジャスミンは13歳、じゃなくて31歳。もう立派にテキパキと主婦をこなしていた頃でよほど忙しかったのでしょうこのドラマは見ていなかった。違う番組を見てたのかな・・今回、配信で見ましたよ。47分×14回・・まあ何十時間になるので
今月初め、雨の月曜日に「向田邦子暮しの愉しみ」を読んだ後、「有吉佐和子の本棚」を読んだ。有吉さんの小説は「紀ノ川」「香華」など中学〜20代でかなり読んでいるのに書棚に一冊も残っていない。私にとって、再読したい作家にならなかったからだ。今回初めて有吉さんのエッセイを読んで、なんて気持ちのよい文章を書く作家なのかと思った。「有吉佐和子の本棚」では、生い立ちにまつわるエッセイと、小説や舞台脚本など作品が生まれた背景を描いたエッセイが興味深い。作家の立場で書いているからな
こんにちは。京都の朗読家馬場精子です。ブログにお越しくださいましてありがとうございます。家の近くで、今年初めてウグイスの声を聞きました。もしかしたらもっと前から鳴いていたのかもしれませんが…私は初めて聞きました🌸近畿地方の初音はだいたい今頃のようですが。ウグイスの囀りを聞くと、春の訪れを感じて嬉しくなります。こちらも家の近くですが…昼の月です。前にも書いていますが向田邦子さんの作品『大根の月』を思い出します。よく研いだ包丁を使っていた主人公の女性。あ
ハンディピックの魅力絶妙な大きさ丈夫な作り豊富なリフィルとアクセサリーなぜそれが重要か書くこと、読み返すこと、しっかり保管できること、どれも快適である。小さい綴じノートたちいわゆるミニ6やマイクロ5等のシステム手帳は今回取り上げない。小さい綴じノートが主役なのである。では「小さい」とは具体的にどの寸法なのか?この問いにははっきりと答えられない。縦横比、厚みによって、実物より小さくも大きくも感じるからだ。感覚的にはバイブルサイズ(170×95mm)を超えないもの
小林聖太郎監督による日本の文芸作品。出演は貫地谷しほり、吉沢悠、小澤征悦。<あらすじ>商船会社で働く巻子は、達夫との結婚を控えて幸せな日々を送っていた。ところがふたりの結婚を知った同じく同僚の波多野はなぜかふたりの結婚に反対してきた。巻子は波多野との付き合いは仕事上だけ。なぜ波多野が結婚に反対しておかしな行動を取るのかわからず困っていると、なんと波多野と達夫が男性同士で付き合っていたのだとわかり驚愕する。しかし最後は達夫の本当の気持ちを知って自分を納得させた。<雑感>これ
皆さんは「葉村彰子」(はむら・しょうこ)という脚本家をご存じだろうか。TBSのナショナル劇場枠の「水戸黄門」、「大岡越前」、「江戸を斬る」などで、原作・脚本などとクレジットされる事が多く、印象に残っている脚本家の名前である。母が時代劇が大好きで私もさんざん一緒に見たので、当然このお名前は子供の頃から頭に刷り込まれていた。ところが驚くべき事が起きる。1981年の薬師丸ひろ子主演の角川映画「ねらわれた学園」で葉村彰子は脚本としてクレジットされているのだ。「水戸黄門」と「ねらわれた学園」というあまり