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ご訪問くださいまして、有り難うございます。れっつごうです(^^)今回紹介させていただく本は、2022年の本屋大賞受賞作!同志少女よ、敵を撃て著者は、逢坂冬馬さん。第二次世界大戦の独ソ戦、ソ連軍の女性の狙撃手とその部隊を描いた小説ですが、いやあ、特に中盤以降は、息もつかせぬ展開で、途中で本を閉じることができなくなりました!読了後も、何だか気分が高揚して、なかなか寝付けず、翌日、寝不足で出勤する羽目になりましたが(^^;20年
ライオンのおやつAmazon(アマゾン)1,485円(あらすじ)※Amazonより人生の最後に食べたいおやつは何ですか―若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。―食べて、生きて、この世から旅立つ。すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。
発売当初、旋風を巻き起こした一冊。発売直後にロシアのウクライナ侵攻が始まり、たぶん作者が意図しない方向でも話題となった。早川書房のアガサ・クリスティー賞大賞を受賞してデビュー、次いで本屋大賞と高校生直木賞の獲得は実力の証であろう。問答無用に鮮やかなデビューであった。同志少女よ、敵を撃て逢坂冬馬早川書房モスクワ近郊の長閑な村で母と一緒に猟をして暮らしていた18歳のセラフィマは、突如としてソビエトに侵攻してきたドイツ兵に母を殺され村人の虐殺を目の当たりにする。セラフィマも殺されそうに