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今回登場する魯仲連(ろちゅうれん)先生や、淮陰侯韓信(わいいんこうかんしん)、司馬季主(しばきしゅ)なんかが登場する「史記」が書かれたのは、紀元前91年ごろです。キリストの生誕よりも時代が古いんですね。ところが、そこに登場する人物たちの人間模様は、現代に生きる我々のものと何ら変わりなく、本当にたくさんの教訓を教えてくれます。史記の中でも、春秋戦国時代(しゅんじゅうせんごくじだい)あたりのお話は、すごく面白いです。春秋戦国時代は、やがて「万里の長城」で有名な秦の始皇帝が
【キングダム】史記「李将軍列伝」信とその子孫たち司馬遷の史記には、「李将軍列伝」というのがあり、「キングダム」主人公の信の子孫たちが登場します。おもに、取り扱われているのは、前漢時代の李広将軍と李陵将軍です。そしてその冒頭で信も登場します。李広将軍の祖先は李信という。李信は秦の時代に将軍に任じられ、燕国の太子・丹を追撃してその首を得たものである。信は、李広将軍・李陵将軍の先祖の紹介としての登場ですが、秦の有名な
「桃李もの言わざれども下自ずから蹊を成す」(桃李不言下自成蹊・とうりものいわざれどもしたおのずからみちをなす)ということわざが好きです。桃や李(スモモ)は言葉を発することはありませんが、美しい花と美味しい実の魅力にひかれて人々が集まり、その下に自然と道ができます。というわけで意味は「徳ある者の下には何ら特別なことをせずとも自然と人々が集まって服する」。孔子のストレートな言葉を借りると「剛毅木訥仁に近し」といったところでしょうか。これは『史記』の「李将軍列伝」を由来としています。前漢時
始皇帝と三国志!どっちが先?春秋戦国七雄、いつの時代?年表も解説有名な秦の始皇帝と人気の三国志の時代は、...history-ancient.com