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新年になって、ようやくこのブログを書く(気分になった)。でも、何を書こうか迷った。先日発表になったばかり、そして読んだばかりの芥川賞作品「叫び」ついて試みることにした。読書感想は久しぶり。小説は電子書籍で読む、としてから読後の感想を書くのが億劫になった。電子書籍は振り返ることが面倒だから、つい読みっぱなしになる(ようだ、ボクは)。同時に直木賞受賞の「カフェーの帰り道」(島津輝)もほぼ読み終えるのだが「叫び」は実はボクの住んでいる茨木市を舞台にした作品。だから、親しみ
なんとか賞受賞作だからという理由でその小説を読むことはない。だが、今回芥川賞受賞作となった畠山丑雄の『叫び』を取り上げた新聞記事の見出しに満州の罌粟(けし)がどうのこうのと書いてあるのを見て、私はこの小説を手にした。小説は大阪府茨木市を舞台と進行する。主人公・早野ひかるは酒場や風俗に通い自堕落な生活を送っていたのだが、ある夜、河原を歩いていて鐘を叩く音を耳にする。鐘は弥生時代の祭器である銅鐸を模してつくられたものだった。早野は鐘を叩いていた男を先生と呼び彼から銅鐸づくりを習い始める
『文藝春秋』の3月号が、一昨日(10日)発売になったので、(少し苦労して)『新百合ヶ丘』の書店で早速購入した。(01)文藝春秋3月号表紙というのは、この号に、第174回(令和7年下半期)芥川賞を受賞した二作品(『時の家』と『叫び』)が掲載されることを知っていたからだ。(02)同誌の目次から芥川賞は、前回、『該当作品なし』で終わり、同時に直木賞のほうも『該当作品なし』であったために、『書店業界』や『出版業界』から、『出版不況でもあり、書店もどんどん倒産していく時代に、何ということを