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*:..。o○○o。..:*リーディング短歌書き下ろし『源氏物語』を使った心理学講座。次回講座は12月25日、弘徽殿女御の人生を題材にします。執筆、講義のご依頼はお気軽に・*:.。→★(執筆関係)→★(講義関係)*:..。o○○o。..:*冬歌中に冬の夜の長きを送る袖ぬれぬあかつきがたの四方(よも)のあらしに後鳥羽院新古今和歌集冬614【口語訳】冬の夜は長く、それもひとり寝の夜はひとしお長く感じられるもので、我が袖は涙に濡れ果ててしま
*:..。o○○o。..:*梶間和歌プロフィール小説梶間和歌YouTubeチャンネル歌集『生殖の海』のご購入はこちら歌をやり取りするfacebookグループ*:..。o○○o。..:*恋の御歌の中にながむらん人の心も知らなくに月をあはれと思ふ夜半かな遊義門院玉葉和歌集恋二、1364【現代語訳】私と同じように、いまごろこの月を眺めているだろうあの人。その心がどんなふうなのか本当のところは知りもしないくせに、私ときたら月を迎えて
*:..。o○○o。..:*梶間和歌プロフィール小説梶間和歌YouTubeチャンネル歌集『生殖の海』のご購入はこちら歌をやり取りするfacebookグループ*:..。o○○o。..:*一条院御時、皇后宮かくれたまひてのち、帳の帷(かたびら)の紐に結びつけられたる文を見つけたりければ、内にもご覧ぜさせよとおぼし顔に、歌三つ書き付けられたりける中に夜もすがら契りしことを忘れずは恋ひむ涙の色ぞゆかしき藤原定子後拾遺和歌集哀傷536【現代語
*:..。o○○o。..:*梶間和歌プロフィール小説梶間和歌YouTubeチャンネル歌集『生殖の海』のご購入はこちら歌をやり取りするfacebookグループ*:..。o○○o。..:*近日中にインスタグラムにて読者プレゼントを始めます*:..。o○○o。..:*秋の歌とて秋ふけぬ鳴けや霜夜のきりぎりすやや影さむしよもぎふの月後鳥羽院新古今和歌集秋下517【現代語訳】秋は更け、夜も更けた。鳴けよ、霧の降りた霜夜のきり
『和歌マニア』和歌のバースデーソング特集!?之巻和紙エンターテイナー、黒子の吉三(きちさ)です吉三のおすすめ和歌ラジオの時間です和歌マニアとは…【毎週水曜ごろ配信!】ええっ!?「百人一首」に「古今和歌集」、日本人なのに日本文化の王道「和歌」を知らない!?それは人生、損してますよ!春夏秋冬の「雪月花」や「恋」の話など、「古典和歌」を爆笑エンターテイメントとしてトコトン遊び倒していくラジオ番組です。ニンマリ笑って、けっこうタメになる!平成和歌所の“和歌マニア
《新古今和歌集・巻第八・哀傷歌》824題知らず大江匡衡(おほえのまさひら)朝臣夜(よ)もすがら昔のことを見つるかな語るやうつつありし世や夢☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆題知らず大江匡衡朝臣夜どおし、昔のことを夢に見ていたことよ。その夢の中で人と語り合っていたことが、現実であるのか、それとも、その人の生きていた世が夢であったのか。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《新古今和歌集・巻第八・哀傷歌》821後朱雀院かくれ給ひて、源三位(げんさんみ)がもとに遣はしける弁乳母(べんのめのと)あはれ君いかなる野べの煙(けぶり)にてむなしき空の雲となりけん☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆後朱雀院が亡くなられて、源三位のもとに詠み贈った歌弁乳母ああ、帝は、どういう野辺の火葬の煙で、虚空の雲となられたのでしょうか。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《新古今和歌集・巻第八・哀傷歌》816小式部内侍身まかりて後(のち)、常に持ちて侍りける手箱(てばこ)を誦経(ずきやう)にせさすとてよみ侍りける和泉式部恋ひわぶと聞きにだに聞け鐘(かね)の音(おと)にうち忘らるる時の間(ま)ぞなき☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆小式部内侍が亡くなってのち、いつも持っていました手箱を誦経の布施にさせるというので詠みました歌和泉式部恋い悩
題しらずよみ人しらず月夜よし夜よしと人につげやらば来てふに似たり待たずしもあらず〈古今和歌集巻第十四恋歌四692〉++++【古今和歌集(片桐洋一著、笠間文庫)の訳】++++「月も美しい…。夜もすばらしい…。」とあの方に告げやったならば、まさしく「おいでください」と言っているのと同じですよ。でも、じっさい待っていないわけではないのですが。+++++++++++++++++++++++++++++□□□□□□□【和歌コ
*:..。o○○o。..:*プロフィール小説リリースLINE@おみくじ、占い感覚でどうぞ生き様で語るプレゼン大会11月23日登壇無料和歌茶会、11月24日*:..。o○○o。..:*冬御歌の中に村雲のたえまの空に虹たちて時雨(しぐれ)過ぎぬるをちの山の端藤原定家玉葉和歌集冬847【口語訳】村雲と村雲の切れ目より覗く空に鮮やかに虹が立った。時雨の過ぎ去ったばかりのはるかかなたの山の端に。(訳:梶間和歌)【本
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《新古今和歌集・巻第八・哀傷歌》825俊頼(としより)朝臣身(み)まかりて後(のち)、常に見ける鏡を仏(ほとけ)に作らせ侍るとてよめる新少将(しんせうしやう)うつりけん昔の影や残るとて見るに思ひのます鏡かな☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆俊頼朝臣が亡くなってのち、常に見ていた鏡を、鋳直して、仏像に作らせますというので詠みました歌新少将映った生前の父の面影が残っているか
《新古今和歌集・巻第八・哀傷歌》794同行(どうぎやう)なりける人、うち続きはかなくなりにければ、思い出(い)でてよめる前大僧正慈円故郷(ふるさと)を恋ふる涙やひとりゆく友なき山の道芝(みちしば)の露☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆仏道修行の同行であった人が、続いて亡くなってしまったので、思い出して詠んだ歌前大僧正慈円故郷を恋しく思う涙が、一人行く、友のいない山の、
*:..。o○○o。..:*梶間和歌プロフィール小説歌集『生殖の海』その無料閲覧ページ歌をやり取りするfacebookグループオンライン講座「歌塾」*:..。o○○o。..:*現代短歌新聞2021年4月号に作品掲載note企画「源氏で紡ぐ和歌便り」。2021年4月分掲載*:..。o○○o。..:*(夏の歌の中に)雨はるる軒のしづくにかげみえてあやめにすがる夏の夜の月九条良経風雅和歌集夏381(371)【現代語訳】
12【本文】十四日。暁より雨降れば、同じところに泊まれり。船君、節忌す。精進物なければ、午時より後に、楫取の昨日釣りたりし鯛に、銭なければ、米をとりかけて、落ちられぬ。かかること、なほありぬ。楫取、また鯛持て来たり。米、酒、しばしばくる。楫取、気色悪しからず。十五日。今日、小豆粥煮ず。口惜しく、なほ日の悪しければ、ゐざるほどにぞ、今日、二十日あまり経ぬる。いたづらに日を経れば、人々、海を眺めつつぞある。女の童のいへる、立てば立つゐればまた
《新古今和歌集・巻第一・春歌上》96千五百番歌合に右衛門督通具(うゑもんのかみみちとも)石上布留野(いそのかみふるの)の桜たれ植ゑて春は忘れぬ形見なるらん☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆千五百番の歌合に右衛門督通具石上の布留野の桜は、昔、どういう人が植えて、春には花を咲かせ、その人を忘れないで思い出させる形見となっているのであろうか。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《新古今和歌集・巻第八・哀傷歌》775小式部内侍(こしきぶのないし)、露(つゆ)置きたる萩(はぎ)織りたる唐衣(からぎぬ)を着て侍りけるを、身まかりて後(のち)、上東門院より尋ねさせ給ひけるに奉るとて和泉式部置くと見し露もありけりはかなくて消えにし人をなににたとへん☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆小式部内侍が、露の置いた萩を織り出した唐衣を着ていましたが、それを、
14【本文】十八日。なほ、同じところにあり。海荒らければ、船出ださず。この泊、遠く見れども、近く見れども、いとおもしろし。かかれども、苦しければ、何事も思ほえず。男どちは、心やりにやあらむ、漢詩などいふべし。船も出ださで、いたづらなれば、ある人のよめる。磯ふりの寄する磯には年月をいつともわかぬ雪のみぞ降るこの歌は、常にせぬ人の言なり。また、人のよめる、風による波の磯には鶯も春もえ知らぬ花のみぞ咲くこの歌どもを、すこしよろし、と聞きて、船の長し
《新古今和歌集・巻第八・哀傷歌》813をさなかりける子の身まかりけるに源道済(みちなり)はかなしといふにもいとど涙のみかかるこの世を頼みけるかな☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆幼かった子が亡くなってしまったので源道済はかないというにつけても、いよいよ涙ばかりがこぼれかかる、こういう無常のこの世を頼みにしていたことよ。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《新古今和歌集・巻第三・夏歌》190題知らず柿本人丸鳴く声をえやは忍ばぬ郭公(ほととぎす)初卯(はつう)の花の陰に隠れて☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆題知らず柿本人丸鳴く声をがまんすることができないのか、早くも声をもらしているよ、ほととぎすは。初めて咲いた卯の花の陰に隠れて。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆✴︎✴︎✴︎
《新古今和歌集・巻第八・哀傷歌》823大江嘉言(おほえのよしとき)、対馬守(つしまのかみ)になりて下(くだ)るとて、「難波堀江(なにはほりえ)の蘆(あし)のうら葉に」とよみて下り侍りけるほどに、国にてなくなりにけりと聞きて能因法師あはれ人今日(けふ)の命(いのち)を知らませば難波の蘆(あし)に契(ちぎ)らざらまし☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆大江嘉言が対馬守になって下る
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《新古今和歌集・巻第七・賀歌》720貞信公(ていしんこう)家屏風に清原元輔神無月(かみなづき)紅葉(もみぢ)も知らぬ常盤木(ときはぎ)に万代(よろづよ)かかれ峰(みね)の白雲(しらくも)☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆貞信公の家の屏風に清原元輔初冬十月の今、紅葉することも知らない常盤木に、永久にかかっていよ。峰の白雲よ。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆