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『眠れない』というLINEのメッセージが届いた日、午後仕事から帰ってきてすぐに息子に電話をしました。勉強が追いつかなくて夜中まで続けているうちに、酷いときは明け方まで眠れなくなってしまって、当然、朝も起きられない。予備校の授業を受けられなくなっただけではなく、大切な模試も受けられなかったと。だから市販の睡眠薬を買いたい。そのお金が欲しい。そんな内容でした。驚いたのは、電話なんて面倒くさくていつも早く切りたがるのに、この時はいつまで経っても話をやめず、一時間以上話して
夏と言えば、現役時代のことですが、忘れられない出来事がありました。志望校別の冠模試、地元では受けられないことを知ったのです。それまでは漠然と、学校で希望者を集めて受けるとか、どこかの会場を借りて受けるとか、そんな感じだろうなと思っていました。○進主催の冠模試は○進の校舎で受けられたし、○進のセンター同日模試なども受けられたし、S台やK塾などの大手予備校模試も学校で受けていましたから。だから、高3になって、さあこれからは冠模試を!と思ったときに、地元では受けられないと知ってす
息子の二浪が決定した日、私はある方にメールを出しました。本能的に、もうこの方に頼るしかないと思ったのです。息子の不合格さえしばらく受け入れられなかったくらいですから、もし二浪したら…と以前から考えていたわけではありません。ただ、受験ブログのトップブロガーさんである、その方の息子さんが通われていた塾に、数年前から興味を持っていました。正確に言うとずっと憧れていました。予備校さえないような田舎に住んでいたので、せめて関東近郊にでも住んでいたら、遠くても無理をしてでも新幹線に
更新が遅くて本当に申し訳ありません。毎回三時間くらいかけて、当時のことを思い出しながら、ときどき涙が止らなくなってしまって書けなくなって、気を取り直してまた書くという流れで一生懸命書いています。暑い夏が終わり、8月に受けた冠模試の結果も返却された頃、次の受験はどうするのか?ということを家族で話し合う必要がありましたが、息子がやる気になっているのに水を差すようなことをしてはいけないし、どこまで待ったら良いのか迷っているうちに、秋の模試のことを考えなくてはいけなくなり
心の準備をする時間もなく、東京に行ったところで、必ず良い結果が得られるという保証があるわけでもなく、そうするしかなかったという状況で、知らない街に住み始めた私たち親子は、それぞれが少しずつここでの生活に慣れていきました。息子はイケメン塾での勉強をメインに、アルバイトとジム通いと散歩の日々。一浪目の予備校時代とはまったく正反対の、のんびりとしていて、誰と競うわけでもない毎日。それは息子の性格に合っていたようで、表情も明るくなり、トゲトゲした言動もなくなってきました。世間