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42歳AMH0.05です。刺激を開始する以前に卵胞が出てきません。採卵は昨年の11月以降できていません。45歳以上でも卵がある(出てくる)人は勝負できると思いますが、そもそも卵が出てこない(ない)私はスタートラインにも立てない、勝負するチャンスすらないと思ってしまい、不安な日々です。こんな私のような人でも効果的な刺激法、治療戦略はあるのでしょうか。オンラインセミナーでのご質問です。ご質問ありがとうございます。42歳でAMH0.05、刺激を開始しても卵胞が発育せず昨年11月以降採卵
コメントで質問をいただきました、ありがとうございます。まず「漿液性(しょうえきせい)」ってなに?から。卵巣には、たくさんの種類のがんがあります。「漿液性」というのは、卵管の細胞に似たタイプの腫瘍という意味です。卵管っていうのは、卵子をコロコロと運ぶ臓器です。実は多くの漿液性がんは、卵管の先(卵管采)から発生すると考えられています。漿液性腫瘍には3種類あります良性境界悪性悪性(がん)の3つに分かれます。イメージとしてはこんな感じです。良性漿液性腫瘍(漿液性囊胞)↓
本論文は、高度乏精子症における受精前卵子の画像評価による胚盤胞の予測に関する検討です。F&SSci2025;6:426(ブラジル)doi:10.1016/j.xfss.2025.07.003要約:2020〜2024年に、ひとつの施設で実施した採卵2,156周期で得られた14,602個の卵子を対象に、顕微授精実施前に卵子の画像を撮影し、AIツールマゼンタ(MAGENTA、FutureFertility社)を用いてスコアリングしました。高度乏精子症(精子数500万個未満、1,47
卵子はいつから老化する?最新論説が示した「ミトコンドリア老化」の新しい考え方「卵子は35歳を過ぎると急に老化する」このようなイメージを持たれている方は多いと思います。しかし、今回HumanReproductionに掲載された招待論説では、卵子の老化はもっとずっと早い時期から始まっている可能性があると紹介されています。この論説のもとになった2023年の研究では、人の卵巣組織を詳しく解析した結果、卵子が成熟する何十年も前の「原始卵胞」の段階から、酸化ストレスによるダメージとミトコンドリア機能
採卵前に打つ「トリガー注射」とても重要です体外受精(IVF)では、採卵の約34〜36時間前に卵子を最終成熟させる注射を行います。これを「排卵トリガー」と呼びます。この一回の注射が、きちんと成熟した卵子が取れるか空胞(卵子が入っていない)にならないかを大きく左右します。排卵トリガーには3つの方法があります現在、主に使われているのは次の3種類です。①hCGトリガー(従来法)最も長く使われてきた方法卵子成熟を安定して誘導黄体期も自然に支えられる👉標準的で信頼性が高い
体外受精を繰り返しても卵子が成熟しない、受精しない、分割しない、あるいは胚盤胞まで育たない患者さんがいます。これまでは「原因不明」とされることも少なくありませんでしたが、近年の遺伝学の進歩により、その一部は卵子側の遺伝子異常によって説明できることが分かってきました。その代表がOZEMA(Oocyte,ZygoteandEmbryoMaturationArrest)です。今回ご紹介する論文は、このOZEMAについて世界で初めて明確な診断基準を提案した非常に重要なレビュー論文です。OZE