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「禍禍女」を観てきました。ストーリーは、美術大学に通う早苗は、上半身裸で煙草を吸う同級生の増村宏に一目惚れし、距離を縮める。しかし、その純粋な愛情は次第に歪み、狂気へと膨らんでいく。そんな中、「好きになられると死ぬまで逃れられない」と噂される謎の存在“禍禍女”の怪談が広まり、宏が犠牲となる。早苗はその正体へ迫り、やがて混沌とした妄想と狂気に飲み込まれていく。というお話です。俊介は学校で”禍禍女”という怖い話を友人に聞く。実は目の前に太った女が迫ってきていたのだ。助か
禍禍女(2026日本)監督:ゆりやんレトリィバァ脚本:内藤瑛亮製作:紀伊宗之企画:髙橋大典撮影:島秀樹美術:遠藤真樹子編集:安田多希音楽:yonkey出演:南沙良、前田旺志郎、アオイヤマダ、髙石あかり、九条ジョー、鈴木福、前原瑞樹、水島麻理奈、本島純政、平田敦子、平原テツ、斎藤工、田中麗奈①ホラー映画としての手堅さと、ゆりやんらしさと美大生の上原早苗(南沙良)は同級生の増村宏(前田旺志郎)が大好き。しかし宏は早苗を避け、望月瑠美(アオイヤマダ)と付き合ってしまう。そんな宏
年に1回くらいは訪れる「どんな映画を撮ったのか見せてもらおうじゃねえかよ!」っていう上から目線鑑賞映画として、ゆりあんが初監督した『禍禍女』を鑑賞。タイトルから想像するにホラー映画っぽいけど、ゆりあんが撮るということで、コメディ的な要素もあったりする映画なのかなぁ?なんて思ったんですが、結構ガッツリホラー映画でしたね。『リング』みたいなイメージさせるホラーではなく、『呪怨』的な見せちゃうホラー。禍禍女という幽霊が出てきますが、それ以上にホラーなのが「人間の偏
第28回松本清張賞を受賞した波木銅の同名青春小説を「猿楽町で会いましょう」の児山隆監督・脚本・編集を務めて映画化。未来が見えない町で暮らす高校生の朴秀美と矢口美流紅は、あるものを手に入れたことをきっかけに、一攫千金を狙って学校の屋上で禁断の課外活動を始める。ラッパーを夢見る朴秀美は、学校にも家にも居場所がなく鬱屈とした日常を送っていた。陸上部のエースの矢口美流紅は、社交的でスクールカースト上位に属しながらも家庭に問題を抱えている。地元のラッパー、佐藤の家で“あるもの”を手に入れたことをき
1出口夏希2桜田ひより3見上愛4畑芽育5原菜乃華6蒔田彩珠7山田杏奈8高橋ひかる9高石あかり10久間田琳加11飯沼愛12茅島みずき13永瀬莉子14南沙良15莉子
南沙良勝負事にやたらと強い女子校生・射守矢真兎いもりや・まとを主人公にした青崎有吾『地雷グリコ(2017-23)角川書店』短編連作・全5話。山本周五郎賞を含む8冠達成とのことで話題に。グリコ、神経衰弱、ジャンケン、だるまさんがころんだ、ポーカーといった古典(牧歌)的遊戯に付帯条件をつけ、金銭的ギャンブル性を加えたゲームの顛末を描いていく。最終話では射守矢のかつての(中学生のころの)級友・雨季田絵空と6000万円ほどのチップを賭けての最終ゲームが開始される。牧歌的な遊戯を現代的
「響け!ユーフォニアム」で知られる小説家・武田綾乃の同名小説を、「この子は邪悪」の南沙良主演で映画化。井樫彩が監督・脚本を手がけた。大学生の宮田陽彩(南沙良)は、浪費家の母親に代わって学費と家計を稼ぐため、学校以外のほとんどの時間をコンビニでのアルバイトに費やしている。母親からは暴力も暴言もないが「愛している」という言葉で縛られ、緩やかな絶望のなかで人生に期待することなく生きてきた。そんなある日、同じコンビニで働く派手な見た目の同級生・江永雅(馬場ふみか)の父親が殺人犯
ゆりやんレトリィバァ初監督作品。好きになった男の命に執着してやがて命を奪うという禍々女。次々に男たちの命が奪われていく中、そのうちのひとりに恋をする少女は禍々女について調べはじめる。禍々女の正体とは一体なんなのか……?オダギリジョーの映画くらい意味が分からない作品なのかと思って観に行ったが、予想外にプロットがハッキリしていた。ゆるくオムニバス形式で進んでいくジャパニーズホラーでありながら、途中から禍々女と対を成す実在女に物語の舵を取らせ、ちゃんとオチまで提示して終わる。説明がつか
"んなわけねーだろ、ばーか!"この一言で、映画のトーンはもう十分に伝わる。『万事快調〈オール・グリーンズ〉』2026|日本|119分@T-JOY京都|平日15:40〜|観客11人個人的に令和のマイベスト10のひとつ『猿楽町で会いましょう』の児山隆監督、7年ぶりの長編。結論から言えば、またしても最高だった。まあまあ最悪な環境を、犯罪に手を染めながら生きる高校生たちを描いているのに、驚くほど痛快で、爽快。『猿楽町』に続いて脚本も手がける児山隆の確かな腕による緊張感ある演出が心地よく、